屏風岩(銚子)
銚子の犬吠崎の南側の海岸は素敵な砂浜と奇妙な岩や断崖がある。
屏風岩という切り立った崖が10kmにもわたって続く。 高さは40~50mもある。

英仏海峡(ドーバー海峡)にある「白い壁」に匹敵するものだそうだ。このため「東洋のドーバー」と呼ばれると説明板に書かれていた。


東向きの海岸にもかかわらず、海に沈む夕日が見られるのだという。

この屏風のような崖は激しい波浪の作用で大地が削られて出来たのだそうです。
この銚子の台地は、約300万年前~30万年前までに沖合の深海で堆積したもので「犬吠層」と呼ばれ、調子半島の先端が隆起して出来たものだそうです。
この犬吠層群には多数の火山灰層が挟まれていて、日本列島の火山活動の歴史を知る上で重要なものだと言われています。

この手前の入江は綺麗な砂浜のビーチが広がっています。
「銚子マリーナ」です。
「海洋性レクリエーション拠点港湾」として、平成11年4月に開業しました。
ヨットが1000艘収容できる予定だという。

波が穏やかで、この屏風岩を眺めて、青い海と青い空。どこか日本離れしたような景色ですね。

ここは普通の海水浴場でもあります。

ほとんど足跡のない砂浜にそっと足跡を残してきました。
でもしばらくすれば消えてしまいますね。

こんなところでのんびりと波が寄せくるのを眺めていたいですね。
そうすると時間の経つのもどこかに忘れてきてしまいます。
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屏風岩という切り立った崖が10kmにもわたって続く。 高さは40~50mもある。

英仏海峡(ドーバー海峡)にある「白い壁」に匹敵するものだそうだ。このため「東洋のドーバー」と呼ばれると説明板に書かれていた。


東向きの海岸にもかかわらず、海に沈む夕日が見られるのだという。

この屏風のような崖は激しい波浪の作用で大地が削られて出来たのだそうです。
この銚子の台地は、約300万年前~30万年前までに沖合の深海で堆積したもので「犬吠層」と呼ばれ、調子半島の先端が隆起して出来たものだそうです。
この犬吠層群には多数の火山灰層が挟まれていて、日本列島の火山活動の歴史を知る上で重要なものだと言われています。

この手前の入江は綺麗な砂浜のビーチが広がっています。
「銚子マリーナ」です。
「海洋性レクリエーション拠点港湾」として、平成11年4月に開業しました。
ヨットが1000艘収容できる予定だという。

波が穏やかで、この屏風岩を眺めて、青い海と青い空。どこか日本離れしたような景色ですね。

ここは普通の海水浴場でもあります。

ほとんど足跡のない砂浜にそっと足跡を残してきました。
でもしばらくすれば消えてしまいますね。

こんなところでのんびりと波が寄せくるのを眺めていたいですね。
そうすると時間の経つのもどこかに忘れてきてしまいます。


地球の丸く見える丘(1)
千葉県銚子市の犬吠崎の近くの丘の上に「地球の丸く見える丘展望台」がある。
先日近くまで来たので立寄って見た。この場所はそれほど高い場所ではないが、愛宕山(73.6m)の上に建つ3階建ての展望台の屋上からはまさに360度の大パノラマを見ることができる。

展望台のエントランスには季節の花が多く植えられ展望台手前でもかなり眺望は良い。

建物の1階は土産物売り場であるが、ここからエレベータで上に行くには350円の入場料が必要である。

売店奥のチケットカンターで入場料を払い、左手のエレベータで屋上を目指します。
外階段もありますが、進入禁止です。でもエレバータは屋上には突起物を作らないためでしょうか、3階まで行ってから外階段で上がります。

3階は展望ラウンジ、喫茶・レストランとなっています。まだ午前中でしたので人も多くはなく、お客さんもあまりいません。

食事メニュー。名古屋名物「ひつまぶし」1200円はこの鰻高騰なのに安いでしょうか?
実はここを訪れたのは土用の丑の日(7/22の月曜日)です。

上にのぼると2~3組のお客さんがいました。
展望台の真ん中にデッキがあって、ここから360度景色を眺めることができます。

ここに一人立って遠く海の彼方から、後ろ側の筑波山まで見えるはずなのですが、少し曇っていましたので山などははっきり見えませんでした。
展望デッキからの眺めは明日に続きます。
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先日近くまで来たので立寄って見た。この場所はそれほど高い場所ではないが、愛宕山(73.6m)の上に建つ3階建ての展望台の屋上からはまさに360度の大パノラマを見ることができる。

展望台のエントランスには季節の花が多く植えられ展望台手前でもかなり眺望は良い。

建物の1階は土産物売り場であるが、ここからエレベータで上に行くには350円の入場料が必要である。

売店奥のチケットカンターで入場料を払い、左手のエレベータで屋上を目指します。
外階段もありますが、進入禁止です。でもエレバータは屋上には突起物を作らないためでしょうか、3階まで行ってから外階段で上がります。

3階は展望ラウンジ、喫茶・レストランとなっています。まだ午前中でしたので人も多くはなく、お客さんもあまりいません。

食事メニュー。名古屋名物「ひつまぶし」1200円はこの鰻高騰なのに安いでしょうか?
実はここを訪れたのは土用の丑の日(7/22の月曜日)です。

上にのぼると2~3組のお客さんがいました。
展望台の真ん中にデッキがあって、ここから360度景色を眺めることができます。

ここに一人立って遠く海の彼方から、後ろ側の筑波山まで見えるはずなのですが、少し曇っていましたので山などははっきり見えませんでした。
展望デッキからの眺めは明日に続きます。


地球の丸く見える丘(2)
銚子の犬吠崎灯台の近くにある「地球の丸く見える丘」展望台の続きです。
エレベータで上に登り360度のパノラマを眺めました。
私の普通のカメラレンズではあまり丸く見える様には撮れませんが・・・

それでも、四方をパシャパシャと撮ってみましたので、感じはわかって頂けるでしょうか。

360度を眺めると確かに地球の丸さを感じます。







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エレベータで上に登り360度のパノラマを眺めました。
私の普通のカメラレンズではあまり丸く見える様には撮れませんが・・・

それでも、四方をパシャパシャと撮ってみましたので、感じはわかって頂けるでしょうか。

360度を眺めると確かに地球の丸さを感じます。









君ヶ浜と犬吠崎
千葉県銚子は日本の東のどん詰まりにある。
ちょうど腕を伸ばして手をグーの形にしたゲンコツ部分に犬吠崎と君ヶ浜がある。
先日の台風一過の朝に家を出て銚子にやってきた。
台風後の海は荒れていた。
しかし台風が近づいてくる時のような緊張感は全くなく、空も青く晴れ渡っていた。
(写真はクリックすると拡大します)

ここ君ヶ浜は少し入り江状になっていて、砂浜が広がっていた。
横を通る街道の反対側に大きな駐車場がありそこに車を停めた。
大きな駐車場だが停まっている車はわずかに数台だった。
砂浜に出ると海岸沿いを散歩の人が数人歩いていたが、荒れた海に近づく者はいない。
湾曲になった砂浜の先端に白い灯台が見える。
あれが犬吠崎灯台だ。

少し近づきUPして写真に収めた。
荒れる海と灯台の構図を考えていたのだが、写真にしてみれば何の事は無い。
腕の拙さは歴然だ。
でも私はいつも自分にこう言い訳している。
「写真はうまい下手ではない。どのような思いで写真を撮ったのか、その思いがどれだけ伝えられるのかである」と・・・・

写真は勉強をしたことなどないし、写真教室などに通ったこともない。
しかしもう少し機能をうまく使うことくらいはマスターしなければならないのかもしれない。

しかし、今はどうしてもその地域の眠っているものの掘り起こしのようなことに気持ちが向いてしまう。
仕事の合間での趣味のブログも更新が毎日となると集中できなくなる時もある。
そんな私も昔は仕事人間であったのだから、老後の目標を立てて進むしかない。

これからまだ色々な事ができるはずだ。
きっとそうだと思いたい・・・・・・・・・・・。
荒波もまだ襲ってくるかもしれないし、まさかの坂が待っているかもしれない。

犬吠崎から銚子ドーバーラインを走った。
走り始めてすぐに地球がまるくみえる展望台を過ぎると坂を下るが目の前に日本のドーバーといわれる屏風岩(屏風ヶ浦)が広がる。
ほんのちょっとの寄り道だが心が広くなる気がする。
昼から夕方まで銚子での仕事で、家には7時半頃に戻りました。
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ちょうど腕を伸ばして手をグーの形にしたゲンコツ部分に犬吠崎と君ヶ浜がある。
先日の台風一過の朝に家を出て銚子にやってきた。
台風後の海は荒れていた。
しかし台風が近づいてくる時のような緊張感は全くなく、空も青く晴れ渡っていた。
(写真はクリックすると拡大します)

ここ君ヶ浜は少し入り江状になっていて、砂浜が広がっていた。
横を通る街道の反対側に大きな駐車場がありそこに車を停めた。
大きな駐車場だが停まっている車はわずかに数台だった。
砂浜に出ると海岸沿いを散歩の人が数人歩いていたが、荒れた海に近づく者はいない。
湾曲になった砂浜の先端に白い灯台が見える。
あれが犬吠崎灯台だ。

少し近づきUPして写真に収めた。
荒れる海と灯台の構図を考えていたのだが、写真にしてみれば何の事は無い。
腕の拙さは歴然だ。
でも私はいつも自分にこう言い訳している。
「写真はうまい下手ではない。どのような思いで写真を撮ったのか、その思いがどれだけ伝えられるのかである」と・・・・

写真は勉強をしたことなどないし、写真教室などに通ったこともない。
しかしもう少し機能をうまく使うことくらいはマスターしなければならないのかもしれない。

しかし、今はどうしてもその地域の眠っているものの掘り起こしのようなことに気持ちが向いてしまう。
仕事の合間での趣味のブログも更新が毎日となると集中できなくなる時もある。
そんな私も昔は仕事人間であったのだから、老後の目標を立てて進むしかない。

これからまだ色々な事ができるはずだ。
きっとそうだと思いたい・・・・・・・・・・・。
荒波もまだ襲ってくるかもしれないし、まさかの坂が待っているかもしれない。

犬吠崎から銚子ドーバーラインを走った。
走り始めてすぐに地球がまるくみえる展望台を過ぎると坂を下るが目の前に日本のドーバーといわれる屏風岩(屏風ヶ浦)が広がる。
ほんのちょっとの寄り道だが心が広くなる気がする。
昼から夕方まで銚子での仕事で、家には7時半頃に戻りました。


余山貝塚
銚子市の松岸の手前の線路際(成田線)に縄文時代に貝塚がある。
1年以上前に「梅のや」というラーメン屋さんに行った時に近くを気になって散策したことがあった。
何かありそうな場所だと感じていたが線路手前に広場となった場所があるだけで説明板も何もなく頭の片隅に置いておくだけだった。
また以前「等覚寺」に行った時に近くを通ったのだが気が付かなかった。
最近整備を始めたようだ。
しかしこの貝塚は随分古くから知られたところだそうで、東京大塚の貝塚(考古学の元祖といわれる)と並び称されるほどなのだとか。

昔からの史跡の場所は線路の向こう側だそうだが、手前側もこのように今も貝塚が広がる。



この木の看板は以前来た時は無かった。
またすぐ横を流れている川の護岸工事を今やっていた。
ここも公園として整備するのかもしれない。

線路の向こう側に史跡の碑があるはずだが、最初に行った時に道がなくてわからなかった。

向こう側からは鉄鋼所の建物の陰になっていて見えないのだ。
また鉄鋼所の敷地を通って行くしか道がないようだ。

鉄鋼所の近くに車を停めさせていただき、工場の方にお断りして貝塚を見に行った。

こちらには史跡の碑が置かれていた。
この貝塚の特徴は多くの土偶が見つかっていることだという。
特に国の重要文化財に指定された縄文時代後期の「みみずく土偶」(紀元前2000~1000年)がある。
この土偶の形がとても面白い。頭が平になっていて模様が描かれているのでカッパの姿の初めではないかとも言わ手いるようだ。
しかしそれ以外にも色々な人の姿や顔などの土偶が幾つもみつかっている。
これらは国立博物館や地方の県の博物館などに保管されているという。
芝山仁王尊(観音寺)には埴輪博物館があるのでこちらも先日見に行った。
でもついでに行くには少し遠い。

1年以上前に「梅のや」というラーメン屋さんに行った時に近くを気になって散策したことがあった。
何かありそうな場所だと感じていたが線路手前に広場となった場所があるだけで説明板も何もなく頭の片隅に置いておくだけだった。
また以前「等覚寺」に行った時に近くを通ったのだが気が付かなかった。
最近整備を始めたようだ。
しかしこの貝塚は随分古くから知られたところだそうで、東京大塚の貝塚(考古学の元祖といわれる)と並び称されるほどなのだとか。

昔からの史跡の場所は線路の向こう側だそうだが、手前側もこのように今も貝塚が広がる。



この木の看板は以前来た時は無かった。
またすぐ横を流れている川の護岸工事を今やっていた。
ここも公園として整備するのかもしれない。

線路の向こう側に史跡の碑があるはずだが、最初に行った時に道がなくてわからなかった。

向こう側からは鉄鋼所の建物の陰になっていて見えないのだ。
また鉄鋼所の敷地を通って行くしか道がないようだ。

鉄鋼所の近くに車を停めさせていただき、工場の方にお断りして貝塚を見に行った。

こちらには史跡の碑が置かれていた。
この貝塚の特徴は多くの土偶が見つかっていることだという。
特に国の重要文化財に指定された縄文時代後期の「みみずく土偶」(紀元前2000~1000年)がある。
この土偶の形がとても面白い。頭が平になっていて模様が描かれているのでカッパの姿の初めではないかとも言わ手いるようだ。
しかしそれ以外にも色々な人の姿や顔などの土偶が幾つもみつかっている。
これらは国立博物館や地方の県の博物館などに保管されているという。
芝山仁王尊(観音寺)には埴輪博物館があるのでこちらも先日見に行った。
でもついでに行くには少し遠い。

銚子にも御野立所があった。そこは昔は風光明美であったが今は港湾が整備されて奇岩が消えていた。
今日は成人式で休日でしたが、私は仕事で銚子にやってきました。
休みは道路も空いていて予定より早く港に到着しました。
そのため港を通りこして犬吠崎の方面に少しだけ行ってみました。
そしてこの港の先端の千人塚から普通の通りは右に曲がっていくのですが、今回は左側を走っている海寄りの道へ入って見ることにしました。
この道はあまり観光客などの車は通らないと思います。
すると道路沿いに小さな公園があり、そこに何か書かれた看板のようなものが見えました。
そして車を停めて立ち寄りました。
するとそこにある石碑に「御野立所の碑」と書かれています。

そこに書かれていた説明では
明治44年に皇太子であった後の大正天皇がこの銚子を訪れ、ここの浜の奇岩・荒磯・風光明美に感銘を受けた場所だったといいます。
そして大正天皇が即位したことを記念してここの場所から150m程西の千人塚の裏手に碑を建てたが、工事で移転せざるを得なくなり、昭和28年にこちらに移したものだそうです。

すぐ目の前の海は今では港湾として整備され奇岩・荒磯などの名残はあまりないが、昔はきれいだった場所なのだろうと思う。
千人塚などという多くの人が犠牲になった津波や難破などの災害や事故も多かったが、景色も良かったのだろう。
(千人塚については以前記事を書いています。 → こちら)

(千人塚。碑はこの左側の道路を少し進んだ右手にある。)
今でももう少し犬吠崎側に行けばたくさんの奇岩が波に洗われています。

この御野立所の碑のある公園にはもう一つ変わったものが置かれています。
「銚子古銅輝石安山岩」と岩に彫られています。
説明によると「昭和40年始めごろ、銚子の利根川河口には古銅輝石安山岩とよばれる岩石が噴出しているのが見られました。しかし、利根川河口の港湾工事によって消滅してしまう恐れのあることから、岩石の一部をこの公園内に移築しました。
この岩石は、地球を構成するマントル内で溶けてできた安山岩質のマグマです。・・・・・・・・・・
今からおよそ1100万年前の新生代の中新世と呼ばれる地質時代に噴出されたという説がありました。・・・・」
屏風岩といい、銚子は地質学的には面白い物の宝庫のようです。

休みは道路も空いていて予定より早く港に到着しました。
そのため港を通りこして犬吠崎の方面に少しだけ行ってみました。
そしてこの港の先端の千人塚から普通の通りは右に曲がっていくのですが、今回は左側を走っている海寄りの道へ入って見ることにしました。
この道はあまり観光客などの車は通らないと思います。
すると道路沿いに小さな公園があり、そこに何か書かれた看板のようなものが見えました。
そして車を停めて立ち寄りました。
するとそこにある石碑に「御野立所の碑」と書かれています。

そこに書かれていた説明では
明治44年に皇太子であった後の大正天皇がこの銚子を訪れ、ここの浜の奇岩・荒磯・風光明美に感銘を受けた場所だったといいます。
そして大正天皇が即位したことを記念してここの場所から150m程西の千人塚の裏手に碑を建てたが、工事で移転せざるを得なくなり、昭和28年にこちらに移したものだそうです。

すぐ目の前の海は今では港湾として整備され奇岩・荒磯などの名残はあまりないが、昔はきれいだった場所なのだろうと思う。
千人塚などという多くの人が犠牲になった津波や難破などの災害や事故も多かったが、景色も良かったのだろう。
(千人塚については以前記事を書いています。 → こちら)

(千人塚。碑はこの左側の道路を少し進んだ右手にある。)
今でももう少し犬吠崎側に行けばたくさんの奇岩が波に洗われています。

この御野立所の碑のある公園にはもう一つ変わったものが置かれています。
「銚子古銅輝石安山岩」と岩に彫られています。
説明によると「昭和40年始めごろ、銚子の利根川河口には古銅輝石安山岩とよばれる岩石が噴出しているのが見られました。しかし、利根川河口の港湾工事によって消滅してしまう恐れのあることから、岩石の一部をこの公園内に移築しました。
この岩石は、地球を構成するマントル内で溶けてできた安山岩質のマグマです。・・・・・・・・・・
今からおよそ1100万年前の新生代の中新世と呼ばれる地質時代に噴出されたという説がありました。・・・・」
屏風岩といい、銚子は地質学的には面白い物の宝庫のようです。

余山貝塚
国道356号線で銚子に入ってバイパスと旧国道が一緒になっってすぐその先、ラーメン「梅のや」の裏手に本来の旧道があるが、成田線の線路を挟んで両側に「余山貝塚」がある。
ここには1年ほど前に訪れたことがある。(記事は ⇒ こちら)
今まで線路の向こう側に貝塚の案内板などがあり、手前の方は広場のようになって貝殻が散らばっていたにすぎなかったが最近ここを整備した。

この貝塚は標高は7mくらいの場所で、隣には高田川という川が流れています。
この川の川岸を整備してこの貝塚も保存の手が入ってきたようです。

ここで発掘される貝は「チョウセンハマグリ」が多いそうです。
チョウセンハマグリという名前がついていますが、原産地は日本のものらしいです。
九十九里浜や鹿島灘などの汚染の少ない外洋産なのだそうです。
昔はこのあたりも香取の海に面していたのでしょうからこのような貝も不思議ではなかったのですね。
ここには1年ほど前に訪れたことがある。(記事は ⇒ こちら)
今まで線路の向こう側に貝塚の案内板などがあり、手前の方は広場のようになって貝殻が散らばっていたにすぎなかったが最近ここを整備した。

この貝塚は標高は7mくらいの場所で、隣には高田川という川が流れています。
この川の川岸を整備してこの貝塚も保存の手が入ってきたようです。

ここで発掘される貝は「チョウセンハマグリ」が多いそうです。
チョウセンハマグリという名前がついていますが、原産地は日本のものらしいです。
九十九里浜や鹿島灘などの汚染の少ない外洋産なのだそうです。
昔はこのあたりも香取の海に面していたのでしょうからこのような貝も不思議ではなかったのですね。
粟島台遺跡(銚子)
銚子の古代を調べている方から「粟島台遺跡」と「余山貝塚」の話を聞いた。
余山貝塚は前に2度ほど訪れていたので知っていたが、粟島台遺跡は正直知らなかった。
調べてみると街中に近い台地にあることがわかり、ここで琥珀が発見されて有名になったということが分かった。
大きなスーパーカスミの駐車場の裏だというので前に一度ついでに寄ってみたのだが、案内板を発見できなかった。
再度調べなおして、今度はわかった。

カスミ南小川店の駐車場より少し先の小山になった台地のキャベツ畑の中の道沿いに木の案内柱が立っていた。

まわりはすべてキャベツ畑で、ポールがポツンと立っているだけで説明板はありません。
この台地には縄文前期から中期・後期にわたる長い期間の井関が多数眠っているそうです。
海面からは40m位の高さがありますが、縄文海進時にはこのあたりも沼のようになっていたと考えられているようです。
発掘されたものには「漆塗の木製品や土器」、「琥珀の原石や加工品」も多数見つかっているようです。
これだけ大量の琥珀製品などが見つかっていることからここでこれらを加工する職人たちが集まっていたのではないかと考えられているようです。
この琥珀は残念ながら個人が所有しているものが多いようで、外川の郷土資料館(ミニ)に大きな琥珀が展示されているということです。
資料館は無料らしいのですが、火・水は休みのようです。
余山貝塚は前に2度ほど訪れていたので知っていたが、粟島台遺跡は正直知らなかった。
調べてみると街中に近い台地にあることがわかり、ここで琥珀が発見されて有名になったということが分かった。
大きなスーパーカスミの駐車場の裏だというので前に一度ついでに寄ってみたのだが、案内板を発見できなかった。
再度調べなおして、今度はわかった。

カスミ南小川店の駐車場より少し先の小山になった台地のキャベツ畑の中の道沿いに木の案内柱が立っていた。

まわりはすべてキャベツ畑で、ポールがポツンと立っているだけで説明板はありません。
この台地には縄文前期から中期・後期にわたる長い期間の井関が多数眠っているそうです。
海面からは40m位の高さがありますが、縄文海進時にはこのあたりも沼のようになっていたと考えられているようです。
発掘されたものには「漆塗の木製品や土器」、「琥珀の原石や加工品」も多数見つかっているようです。
これだけ大量の琥珀製品などが見つかっていることからここでこれらを加工する職人たちが集まっていたのではないかと考えられているようです。
この琥珀は残念ながら個人が所有しているものが多いようで、外川の郷土資料館(ミニ)に大きな琥珀が展示されているということです。
資料館は無料らしいのですが、火・水は休みのようです。
屏風ヶ浦は日本のジオパークの見本か?
昨年9月に筑波山・鶏足山系が日本ジオパークに登録され、先日説明をしていただいたのですがまだいまいちよく理解できていません。
そこでジオパークとしては大先輩である銚子での活動を少しずつでも見ておきたいと思います。
前回銚子に行った時に銚子駅に近い「まちの駅銚子セレクト市場」内に設置されているこのジオパークの説明展示ブースにお邪魔しました。
ここに入るのは2度目でしたが、前回気が付かなかったのですが、仕切りはないのですがブースの左右で2つに分かれているようです。
右半分が千葉科学大学の管轄、左半分が市?のジオパーク推進会の管轄で説明員も別々にいました。
でも今までに何度かこの前を通ることがありましたが中がにぎわっているときには遭遇しませんでした。
銚子でこの感じでは筑波山も難しいかもしれないとつい思ってしまいます。
今回(月曜日)に銚子に行った時に少し時間があったので犬吠埼から屏風ヶ浦へ久しぶりに回ってみました。

この屏風ヶ浦から東洋のドーハと呼ばれている屏風岩がきれいに眺められます。
やはりこのロケーションは最高です。
この海岸の場所にジオパーク活動を熱心に行っている千葉科学大学のキャンパスがあります。
素晴らしい場所ですね。

この屏風岩は約300万年前から30万年前にかけて沖合の深海で堆積してできた地層が隆起して、波の浸食で幾層にも分かれた岩壁として見ることができるのです。

屏風岩はここから約10kmにわたって続いています。

ジオパーク見学としてこの場所から遊歩道を壁に沿って作られています。

ただこの日は波と風が強く先に進むには危なそうなのですぐに引き返しました。

屏風ヶ浦は静かで穏やかな砂浜海岸です。
沖合では波が高いのですが、砂浜にはほとんど影響ありません。
ここに立って上総層につながる地形を想像し、またここよりもずっと古いといわれている愛宕山の地層などを見ると日本の稚加榮の成り立ちを見ることができます。
愛宕山には地球がま~るく見える展望台があります。
そこでジオパークとしては大先輩である銚子での活動を少しずつでも見ておきたいと思います。
前回銚子に行った時に銚子駅に近い「まちの駅銚子セレクト市場」内に設置されているこのジオパークの説明展示ブースにお邪魔しました。
ここに入るのは2度目でしたが、前回気が付かなかったのですが、仕切りはないのですがブースの左右で2つに分かれているようです。
右半分が千葉科学大学の管轄、左半分が市?のジオパーク推進会の管轄で説明員も別々にいました。
でも今までに何度かこの前を通ることがありましたが中がにぎわっているときには遭遇しませんでした。
銚子でこの感じでは筑波山も難しいかもしれないとつい思ってしまいます。
今回(月曜日)に銚子に行った時に少し時間があったので犬吠埼から屏風ヶ浦へ久しぶりに回ってみました。

この屏風ヶ浦から東洋のドーハと呼ばれている屏風岩がきれいに眺められます。
やはりこのロケーションは最高です。
この海岸の場所にジオパーク活動を熱心に行っている千葉科学大学のキャンパスがあります。
素晴らしい場所ですね。

この屏風岩は約300万年前から30万年前にかけて沖合の深海で堆積してできた地層が隆起して、波の浸食で幾層にも分かれた岩壁として見ることができるのです。

屏風岩はここから約10kmにわたって続いています。

ジオパーク見学としてこの場所から遊歩道を壁に沿って作られています。

ただこの日は波と風が強く先に進むには危なそうなのですぐに引き返しました。

屏風ヶ浦は静かで穏やかな砂浜海岸です。
沖合では波が高いのですが、砂浜にはほとんど影響ありません。
ここに立って上総層につながる地形を想像し、またここよりもずっと古いといわれている愛宕山の地層などを見ると日本の稚加榮の成り立ちを見ることができます。
愛宕山には地球がま~るく見える展望台があります。
富士山可視東端の地
銚子の屏風ヶ浦に数年前にはなかった石碑か造られていました。

屏風岩が見渡せる絶景ポイントに置かれていました。

「伊能忠敬測量記念碑」と書かれています。
伊能忠敬が測量をして全国を回り、この銚子の犬岩岬から富士を目視できたそうです。
この富士山をここから測量して今までの測量の正しさを実感したと書かれています。
自分が測量して作った日本地図の富士山の方向がこの遠く離れた位置から合っていることw実感したのです。
やはり大いに感動したのでしょうね。

屏風岩が見渡せる絶景ポイントに置かれていました。

「伊能忠敬測量記念碑」と書かれています。
伊能忠敬が測量をして全国を回り、この銚子の犬岩岬から富士を目視できたそうです。
この富士山をここから測量して今までの測量の正しさを実感したと書かれています。
自分が測量して作った日本地図の富士山の方向がこの遠く離れた位置から合っていることw実感したのです。
やはり大いに感動したのでしょうね。
犬岩
銚子にたびたび来ているので今回は沿岸のジオパークの名所を見ておくことにしました。
まずは「犬岩」です。

銚子マリーナからすぐなのですが、あまりこちらに回ることは少ないです。
この犬の形をした岩が犬岩ですが、この地層は白亜紀の少し前のジュラ紀(約1億5000万円前)だといわれています。

でもこの犬には義経伝説が伝わっています。
義経が奥州に逃げ途中に海岸に残された愛犬の若丸が主君を慕って七日七晩鳴き続け、八日目に犬の形をした大岩が現れたというのです。
まあ話半分に聞いておきましょう。
犬吠埼もこの話が伝わります。
またこの犬岩のある場所は犬若といいます。
写真の岩の間奥の海上に風車が見えます。

この場所から西に東洋のドーバーといわれる屏風岩の壁(高さ40~50mで約10km)が見えます。
まずは「犬岩」です。

銚子マリーナからすぐなのですが、あまりこちらに回ることは少ないです。
この犬の形をした岩が犬岩ですが、この地層は白亜紀の少し前のジュラ紀(約1億5000万円前)だといわれています。

でもこの犬には義経伝説が伝わっています。
義経が奥州に逃げ途中に海岸に残された愛犬の若丸が主君を慕って七日七晩鳴き続け、八日目に犬の形をした大岩が現れたというのです。
まあ話半分に聞いておきましょう。
犬吠埼もこの話が伝わります。
またこの犬岩のある場所は犬若といいます。
写真の岩の間奥の海上に風車が見えます。

この場所から西に東洋のドーバーといわれる屏風岩の壁(高さ40~50mで約10km)が見えます。
千騎ヶ岩
銚子の先端外川漁港の先に「千騎ヶ岩(せんがいわ)」という奇岩がある。
昨日紹介した犬岩が今から1億5000万年前頃の岩とされていますが、こちらはさらに古く2億1000万年~4000万年前とされています。
それにしてもすごいですね。

この千騎ヶ岩にはやはり、義経伝説が残されています。
義経が千騎の兵をもってこの場所に隠れていたという伝説があります。





外川漁港です。
ここから観光用にイルカクジラウオッチングの船も出るようです。

昨日紹介した犬岩が今から1億5000万年前頃の岩とされていますが、こちらはさらに古く2億1000万年~4000万年前とされています。
それにしてもすごいですね。

この千騎ヶ岩にはやはり、義経伝説が残されています。
義経が千騎の兵をもってこの場所に隠れていたという伝説があります。





外川漁港です。
ここから観光用にイルカクジラウオッチングの船も出るようです。

宝満(ほうまん)
銚子の犬吠埼から海岸沿いに南下して長崎鼻の方に行くと、海岸付近に変わった岩礁があります。

大小2つの岩を大宝満、小宝満と呼んでいますが、この岩は確かに岩肌が普通の岩とは違って見えます。
今から約2000万年前に噴火した火山の溶岩が固まってできた安山岩(高マグネシウム安山岩)でできているといいます。
それは日本がその頃にユーラシア大陸から離れて日本海ができてきたころに当たります。

上の写真の先に犬吠埼灯台が見えます。
反対側は長崎鼻がすぐ近くにあります。

このあたりはいろいろな年代の地層が重なっているようです。

銚子は確かにジオパーク(地球公園)として見どころ満載のようです。
また宝満(ほうまん)という名前も義経伝説で「九郎判官」の判官から名前が付いたという説があります。

大小2つの岩を大宝満、小宝満と呼んでいますが、この岩は確かに岩肌が普通の岩とは違って見えます。
今から約2000万年前に噴火した火山の溶岩が固まってできた安山岩(高マグネシウム安山岩)でできているといいます。
それは日本がその頃にユーラシア大陸から離れて日本海ができてきたころに当たります。

上の写真の先に犬吠埼灯台が見えます。
反対側は長崎鼻がすぐ近くにあります。

このあたりはいろいろな年代の地層が重なっているようです。

銚子は確かにジオパーク(地球公園)として見どころ満載のようです。
また宝満(ほうまん)という名前も義経伝説で「九郎判官」の判官から名前が付いたという説があります。
長崎鼻(銚子)
銚子の岬としては犬吠埼が有名ですが、その少し南に「長崎鼻」とよばれる岬があります。
少し高台の道を通っているとまずこちらの方にはいくことはないのですが、ジオパークをしらべていてこちらにも行ってみたくなりました。
長崎鼻という地名がどうしてついたのかはよくわかりませんが、鹿児島や大分にも同じ名前の岬があります。
鼻はやはり出っ張っている岬なので付いたのかもしれませんが、長崎はやはり長い岬なのでしょうか。

犬吠埼と共に、日本で一番早い日の出が見られる場所として知られているようですが、ここを訪れる人は少ないようです。
先端に立つ白い塔は昭和30年にできた高さ21mの「長崎鼻一ノ島照射灯」です。
ここを通る船が岩礁にぶつからないように? 少し南にある一ノ島岩礁を照らしているようです。

この付近の海岸の岩はかなり特徴があります。

銚子のジオパーク紹介の記事ではこの付近は3つの時代の地層に出会える場所だと紹介されていました。

約1億年前(恐竜時代)の砂岩・泥岩地層
2000万年前の噴火した火山溶岩が固まった岩(宝満)
500万年まえのクジラ、サメや象の歯などの化石が埋まった地層
の3つの時代だそうです。



この先端周辺にも集落がありますが、暴風雨にでもなったら結構大変かもしれません。

少し高台の道を通っているとまずこちらの方にはいくことはないのですが、ジオパークをしらべていてこちらにも行ってみたくなりました。
長崎鼻という地名がどうしてついたのかはよくわかりませんが、鹿児島や大分にも同じ名前の岬があります。
鼻はやはり出っ張っている岬なので付いたのかもしれませんが、長崎はやはり長い岬なのでしょうか。

犬吠埼と共に、日本で一番早い日の出が見られる場所として知られているようですが、ここを訪れる人は少ないようです。
先端に立つ白い塔は昭和30年にできた高さ21mの「長崎鼻一ノ島照射灯」です。
ここを通る船が岩礁にぶつからないように? 少し南にある一ノ島岩礁を照らしているようです。

この付近の海岸の岩はかなり特徴があります。

銚子のジオパーク紹介の記事ではこの付近は3つの時代の地層に出会える場所だと紹介されていました。

約1億年前(恐竜時代)の砂岩・泥岩地層
2000万年前の噴火した火山溶岩が固まった岩(宝満)
500万年まえのクジラ、サメや象の歯などの化石が埋まった地層
の3つの時代だそうです。



この先端周辺にも集落がありますが、暴風雨にでもなったら結構大変かもしれません。

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