水車杉線香
明日は午後2時から美浦村の陸平(おかだいら)文化センターで「陸平をよいしょする会」主催の「縄文の森コンサート」が開かれる。ここに石岡で生まれた芸術「朗読舞い」の「ことば座」が招かれて公演する。見に行く予定だ。入場無料だし一度皆さんにも見てほしいですね。
さて、今日は石岡の伝統産業「杉線香」を紹介します。
石岡市小幡は先日紹介した筑波山(神社)へのもっとも古くからある登山道へつながる道にある。
ここ小幡は比較的大きな村であったようだ。
明治の初めの頃にあった小幡村は、明治22年の町村合併で、それまでの小幡村を含む近隣の6つの村が合併してできた。
さらに昭和30年に小幡村を含む8つの町や村が合併して八郷町となり、2005年に石岡市と合併した。
この昔からの小幡村は、かなり古く江戸後期にすでに線香などの産業が始まったといわれている。
線香作りが始まったのは150年ほど前の江戸末期といわれ、日光で始まった杉線香作りが、日光の工房が火災(2軒)になり、新たな製造場所を求めてこの地に移り住んで始めたといわれています。
記録によれば、明治から大正時代にかけて、10軒以上の水車小屋があったという。
水車は流れの急な水流を利用して動力とするものだが、線香以外にもそば粉を挽いたりする業者が集まっていた。
しかし、現在では線香を製造するところはニックン紫山堂さんと駒村清明堂さんの二軒のみとなった。
また今でも水車を動力としているところは「駒村清明堂」さん1軒だけである。
創業は明治時代で、100年以上同じ製法で線香作りを続けている。


地元の杉の葉を良く乾燥させたものを使います。樹齢50年以上の杉が良いそうですが、この辺りも年々材料の調達も苦労されているように感じます。
材料の調達は秋から冬に1年分を確保するようです。それを冬場にこのように蓄えて、乾燥させると茶色くなってきますね。

すぐ裏手には恋瀬川の源流から引きこんだ清らかな水が勢いよく流れています。とてもきれいな冷たい水です。

この水を直径4.3mの水車の上から勢いよく流してゆっくりと回します。
水車の周りには氷がついていました。また少し前に降った雪も残っています。

この水車は丈夫なマツ材を使っているということです。全て自然に優しい材料ですね。
小屋の中は今回見れませんでしたが、水車で杵を動かし、丁寧に時間をかけて(1.5日~2日)杉の葉を細かくついて行きます。水車でゆっくりと砕いていくことで、香りが逃げないとのこと。
その細かく砕いた杉の粉をお湯を加えて練ると自然に固まるため、糊などを使わないそうです。

線香の色は自然の杉の色。乾燥させた杉は茶色です。緑色の線香は着色したもののようです。
このような伝統的な技法で作り続けていくことは大変なことですが、是非頑張っていってほしいものです。
さて、今日は石岡の伝統産業「杉線香」を紹介します。
石岡市小幡は先日紹介した筑波山(神社)へのもっとも古くからある登山道へつながる道にある。
ここ小幡は比較的大きな村であったようだ。
明治の初めの頃にあった小幡村は、明治22年の町村合併で、それまでの小幡村を含む近隣の6つの村が合併してできた。
さらに昭和30年に小幡村を含む8つの町や村が合併して八郷町となり、2005年に石岡市と合併した。
この昔からの小幡村は、かなり古く江戸後期にすでに線香などの産業が始まったといわれている。
線香作りが始まったのは150年ほど前の江戸末期といわれ、日光で始まった杉線香作りが、日光の工房が火災(2軒)になり、新たな製造場所を求めてこの地に移り住んで始めたといわれています。
記録によれば、明治から大正時代にかけて、10軒以上の水車小屋があったという。
水車は流れの急な水流を利用して動力とするものだが、線香以外にもそば粉を挽いたりする業者が集まっていた。
しかし、現在では線香を製造するところはニックン紫山堂さんと駒村清明堂さんの二軒のみとなった。
また今でも水車を動力としているところは「駒村清明堂」さん1軒だけである。
創業は明治時代で、100年以上同じ製法で線香作りを続けている。


地元の杉の葉を良く乾燥させたものを使います。樹齢50年以上の杉が良いそうですが、この辺りも年々材料の調達も苦労されているように感じます。
材料の調達は秋から冬に1年分を確保するようです。それを冬場にこのように蓄えて、乾燥させると茶色くなってきますね。

すぐ裏手には恋瀬川の源流から引きこんだ清らかな水が勢いよく流れています。とてもきれいな冷たい水です。

この水を直径4.3mの水車の上から勢いよく流してゆっくりと回します。
水車の周りには氷がついていました。また少し前に降った雪も残っています。

この水車は丈夫なマツ材を使っているということです。全て自然に優しい材料ですね。
小屋の中は今回見れませんでしたが、水車で杵を動かし、丁寧に時間をかけて(1.5日~2日)杉の葉を細かくついて行きます。水車でゆっくりと砕いていくことで、香りが逃げないとのこと。
その細かく砕いた杉の粉をお湯を加えて練ると自然に固まるため、糊などを使わないそうです。

線香の色は自然の杉の色。乾燥させた杉は茶色です。緑色の線香は着色したもののようです。
このような伝統的な技法で作り続けていくことは大変なことですが、是非頑張っていってほしいものです。
弓矢(矢竹)
先日水車の杉線香を紹介しましたが、今日はまた伝統を受け継ぐ「矢羽根」の製作を紹介します。
場所は先日紹介した小幡地区です。昔の筑波神社への参詣道「府中街道」につながる道の途中にあります。
フルーツラインを小幡の信号で山の方に入るとそこが小幡宿で、真っ直ぐ進むと十三塚を経由して筑波山の風返し峠へいけますが、冬場は一度雪が降ったりするとほとんど通行止めとなります。
途中から右に「ゆりの里」方面に曲がる道があり、この道は先の方で湯袋峠を越えて真壁へいく道と左に曲がって先ほどの「風返し峠」に続く道に分かれます。こちらは比較的なだらかなので通行は大丈夫です。
さて、今日紹介するのは小幡宿の「ゆりの里」方面に曲がるすぐ手前にある家と、曲がった先の白鳥神社の裏手の2件の家で作られていました。
石岡市のHPの紹介によると「小池貢」(五代目義行)さんと「助川弘喜」さんの2人の方だそうです。

竹を独特の形に束ねて、半年ほど天日で乾燥させます。矢を作るのはさらに半年ほど寝かせたものを使います。

弓の矢作りは県内でもここだけだそうで、この地区は日本でも最高の矢竹の産地といわれており、その品質は定評があるといわれています。

矢竹を良く乾燥させ、長さ・重さ調整する技術は大変なもので、熱して真っ直ぐにする作業だけでも本当に熟練の技だといわれています。
この地区で矢竹の生産が始まったのは、笠間藩士の小池半之丞義高の子、義行(嘉永元年生れ)が、明治になって禄を離れて糧を補うためこの地で始めたものだといいます。
義行が笠間藩の江戸屋敷の家老をしていた時に知り合った、徳川公の弓矢職人である大森政長をこの地に呼んで手ほどきを受けたことにより始められたとのことです。
素晴らしい職人の技を残していかなければならないのですが、石岡の町ではあまり知られていません。
すこしでも知っていただければいいですね。
場所は先日紹介した小幡地区です。昔の筑波神社への参詣道「府中街道」につながる道の途中にあります。
フルーツラインを小幡の信号で山の方に入るとそこが小幡宿で、真っ直ぐ進むと十三塚を経由して筑波山の風返し峠へいけますが、冬場は一度雪が降ったりするとほとんど通行止めとなります。
途中から右に「ゆりの里」方面に曲がる道があり、この道は先の方で湯袋峠を越えて真壁へいく道と左に曲がって先ほどの「風返し峠」に続く道に分かれます。こちらは比較的なだらかなので通行は大丈夫です。
さて、今日紹介するのは小幡宿の「ゆりの里」方面に曲がるすぐ手前にある家と、曲がった先の白鳥神社の裏手の2件の家で作られていました。
石岡市のHPの紹介によると「小池貢」(五代目義行)さんと「助川弘喜」さんの2人の方だそうです。

竹を独特の形に束ねて、半年ほど天日で乾燥させます。矢を作るのはさらに半年ほど寝かせたものを使います。

弓の矢作りは県内でもここだけだそうで、この地区は日本でも最高の矢竹の産地といわれており、その品質は定評があるといわれています。

矢竹を良く乾燥させ、長さ・重さ調整する技術は大変なもので、熱して真っ直ぐにする作業だけでも本当に熟練の技だといわれています。
この地区で矢竹の生産が始まったのは、笠間藩士の小池半之丞義高の子、義行(嘉永元年生れ)が、明治になって禄を離れて糧を補うためこの地で始めたものだといいます。
義行が笠間藩の江戸屋敷の家老をしていた時に知り合った、徳川公の弓矢職人である大森政長をこの地に呼んで手ほどきを受けたことにより始められたとのことです。
素晴らしい職人の技を残していかなければならないのですが、石岡の町ではあまり知られていません。
すこしでも知っていただければいいですね。
府中杉細工
石岡の工芸品として知られたものとして「府中杉細工」がある。
ここ石岡(府中)は昔からの酒どころで、杉を使った酒樽や味噌樽造りが盛んであったという。
そのため杉細工も昔から行われてきたようである。
現在は高浜の福田さんが約40年に亘って独特の焼き杉で民芸品を制作している。

1年程前に調べた時は、県の特産品HP以外にはあまりホームページの表示はなかったが、今回調べてみると石岡市の観光協会制作のものなどいくつか出てきた。
福田工房((合)工芸物産)のホームページも見つけることができた。昨年9月作成されたようだ。
その説明によればデパート(三越、高島屋、松坂屋、東武百貨店)などで展示販売を行なっているという。

水車(風土記の丘売店にて)

茶船(風土記の丘売店にて)

つるべ(風土記の丘売店にて)

1年以上前になるが、高浜の工房を見たいと思って調べて立ちよったが、家を新しくしたらしく、また丁度商業祭の日で閉まっておりました。
表面を焼いた杉を磨くと趣が出ます。私も昔工作の時間にレターケースを造ったことがありますが、木の表面を焼いて紙やすりで仕上げ、ニスを塗ったら結構きれいにできた思い出あります。
石岡は規模は少し小さいですが、日光と同じような杉並木が旧水戸街道にあったのですが、皆切ってしまいました。また日光から興った杉線香も伝わっています。
このような伝統工芸は是非大切に守っていきたいですね。
ここ石岡(府中)は昔からの酒どころで、杉を使った酒樽や味噌樽造りが盛んであったという。
そのため杉細工も昔から行われてきたようである。
現在は高浜の福田さんが約40年に亘って独特の焼き杉で民芸品を制作している。

1年程前に調べた時は、県の特産品HP以外にはあまりホームページの表示はなかったが、今回調べてみると石岡市の観光協会制作のものなどいくつか出てきた。
福田工房((合)工芸物産)のホームページも見つけることができた。昨年9月作成されたようだ。
その説明によればデパート(三越、高島屋、松坂屋、東武百貨店)などで展示販売を行なっているという。

水車(風土記の丘売店にて)

茶船(風土記の丘売店にて)

つるべ(風土記の丘売店にて)

1年以上前になるが、高浜の工房を見たいと思って調べて立ちよったが、家を新しくしたらしく、また丁度商業祭の日で閉まっておりました。
表面を焼いた杉を磨くと趣が出ます。私も昔工作の時間にレターケースを造ったことがありますが、木の表面を焼いて紙やすりで仕上げ、ニスを塗ったら結構きれいにできた思い出あります。
石岡は規模は少し小さいですが、日光と同じような杉並木が旧水戸街道にあったのですが、皆切ってしまいました。また日光から興った杉線香も伝わっています。
このような伝統工芸は是非大切に守っていきたいですね。
杉細工のストラップ
石岡の工芸品として「府中杉細工」があり、前にブログで紹介しました。
ただ1軒、この伝統を守っていろいろな杉の工芸品を作っている高浜の福田さんに風土記の丘でお会いしました。
最近休日にこちらで工芸品の販売をしているようです。
手間がかかる手作りのため価格も高めですが、なんとか現代的な一般受けするものも作ろうとされていました。
写真のフクロウの携帯ストラップは一つずつ表情が違います。
私は目のパッチリした美人のフクロウを選びました(もしかしたらおっさんのフクロウかも?)が、たれ目のフクロウなども可愛いです。
フクロウは「不苦労」につながるのでこのようなものも東京あたりなら売れるかもしれません。


(1個500円の携帯ストラップ。一つ一つ表情が違う)

色の違う天然の杉の木を貼り合わせている。 大きな目がかわいい。
ただ1軒、この伝統を守っていろいろな杉の工芸品を作っている高浜の福田さんに風土記の丘でお会いしました。
最近休日にこちらで工芸品の販売をしているようです。
手間がかかる手作りのため価格も高めですが、なんとか現代的な一般受けするものも作ろうとされていました。
写真のフクロウの携帯ストラップは一つずつ表情が違います。
私は目のパッチリした美人のフクロウを選びました(もしかしたらおっさんのフクロウかも?)が、たれ目のフクロウなども可愛いです。
フクロウは「不苦労」につながるのでこのようなものも東京あたりなら売れるかもしれません。


(1個500円の携帯ストラップ。一つ一つ表情が違う)

色の違う天然の杉の木を貼り合わせている。 大きな目がかわいい。
笑魚堂-おまつりストラップ(1)
7月1日 今日2回目の記事です。
ジメジメして暑いですね。今日は土日出勤のための振り替え休日。
たまに普段の日が休みなのもいいですね。
今日、会報やちらしなどを印刷するために持っている印刷機が故障して、修理をたのんだ。
もうこの型式は新規ではなくなり、部品も段々なくなるそうだ。
機械に組み込まれている一部の部品が壊れたということで交換してもらった。
なんとか修理の出張費と手間賃は安くしてもらったが部品がものすごく高い。
もう大分活躍している機械だからある程度しょうがないが・・・。
気分を直すために、帰りに金丸通りにある釣り具店「笑魚堂」(池田釣り具店)さんに立ち寄った。
ここの娘さんが作っておられる「石岡のおまつり」をイメージしている携帯ストラップを見たかったのである。

ひょっとこ、提灯など

おかめの顔も一つづつ手作りのため、皆違っています。

きつねや獅子舞いの獅子頭もいいですね。

今一生懸命作っているとのことですが、この時期は湿度が高く、粘土が乾くのが遅いと嘆いておられました。
それにしてもお顔も一つづつ粘土で形作って、お顔を書きいれて・・・。大変です。
でもいいですね。玄関用の飾りもあります。
お祭りの時に皆売れてしまうそうです。
こんなものを見るだけでいい気分になる。続きはまた明日。
ジメジメして暑いですね。今日は土日出勤のための振り替え休日。
たまに普段の日が休みなのもいいですね。
今日、会報やちらしなどを印刷するために持っている印刷機が故障して、修理をたのんだ。
もうこの型式は新規ではなくなり、部品も段々なくなるそうだ。
機械に組み込まれている一部の部品が壊れたということで交換してもらった。
なんとか修理の出張費と手間賃は安くしてもらったが部品がものすごく高い。
もう大分活躍している機械だからある程度しょうがないが・・・。
気分を直すために、帰りに金丸通りにある釣り具店「笑魚堂」(池田釣り具店)さんに立ち寄った。
ここの娘さんが作っておられる「石岡のおまつり」をイメージしている携帯ストラップを見たかったのである。

ひょっとこ、提灯など

おかめの顔も一つづつ手作りのため、皆違っています。

きつねや獅子舞いの獅子頭もいいですね。

今一生懸命作っているとのことですが、この時期は湿度が高く、粘土が乾くのが遅いと嘆いておられました。
それにしてもお顔も一つづつ粘土で形作って、お顔を書きいれて・・・。大変です。
でもいいですね。玄関用の飾りもあります。
お祭りの時に皆売れてしまうそうです。
こんなものを見るだけでいい気分になる。続きはまた明日。
笑魚堂-おまつりストラップ(2)
今日は昨日に続いて笑魚堂(池田釣り具店)さんの「おまつりストラップです、

キツネに太鼓、それとひょとこ?
どれがいいでしょう。迷ってしまいます。

それにしても、この表情。少し怖いですね。食われてしまいそうです(笑)。

迷ったあげくに、おかめとひょっとのストラップを購入しました。
2本で1800円。

そういえば、このひょっとこワシに似てるような・・・
ということはこのおかめは・・・・。

キツネに太鼓、それとひょとこ?
どれがいいでしょう。迷ってしまいます。

それにしても、この表情。少し怖いですね。食われてしまいそうです(笑)。

迷ったあげくに、おかめとひょっとのストラップを購入しました。
2本で1800円。

そういえば、このひょっとこワシに似てるような・・・
ということはこのおかめは・・・・。
笑魚堂(3)
金丸通りの笑魚堂さんの3回目です。
ここは釣りをやる方にとってはメッカ的なお店で、霞ケ浦周辺では知られたお店のようです。
店内には釣り道具、それもかなり趣味のある方にはたまらない商品がそっと置かれています。
釣りが趣味の方は一度行って見られることをお勧めします。
実はここのご主人は居合道日本一に輝いたことがある池田忠男さんですが、昨年3月にお亡くなりになってしまいました。
今回奥さまにお話をおうかがいできましたが、病院に入院していて、娘さんがそばについていたそうですが、亡くなる少し前に病院から奥さまに電話があったといいます。
「お店は何とかやっていけると思うのでなんとか頼む」というような感じの話をしたのが夕方4時頃だそうです。
それからそんなに経たないで亡くなったのを聞いたのだと。
そのため、お店を閉めずにやっておられるのだとお話になっておられました。
いまは、常連さんと娘さんのやっている「おまつりストラップ」でなんとか切り盛りされているようです。
皆さん、おまつりストラップはお祭りが始まれば、みんな売れてしまうらしいので、欲しい方はお店の方にお出かけください。

ギター館で行なわれた「ことば座公演」で池田さんがゲスト出演をしていただいた時の写真です。
日本刀は本物ですので、真剣さが伝わってきてピーンとした空気が漂いました。

お店に飾ってあった石岡の獅子頭です。このお顔いいですね。

店内は釣り具でいっぱいです。
それもちょっと探し物がある人は行って見られると掘り出し物もありそうです。
私にはわかりませんが・・・。

入り口に「笑魚堂」の張り紙が・・・

お店の構えです。

兼平さん。 2007年に書かれた絵を大事にしておられましたよ。
出して見せてくれました。「ギター館にも行ってみたいのだけど車が運転できないので・・」とおっしゃっておられました。
ここは釣りをやる方にとってはメッカ的なお店で、霞ケ浦周辺では知られたお店のようです。
店内には釣り道具、それもかなり趣味のある方にはたまらない商品がそっと置かれています。
釣りが趣味の方は一度行って見られることをお勧めします。
実はここのご主人は居合道日本一に輝いたことがある池田忠男さんですが、昨年3月にお亡くなりになってしまいました。
今回奥さまにお話をおうかがいできましたが、病院に入院していて、娘さんがそばについていたそうですが、亡くなる少し前に病院から奥さまに電話があったといいます。
「お店は何とかやっていけると思うのでなんとか頼む」というような感じの話をしたのが夕方4時頃だそうです。
それからそんなに経たないで亡くなったのを聞いたのだと。
そのため、お店を閉めずにやっておられるのだとお話になっておられました。
いまは、常連さんと娘さんのやっている「おまつりストラップ」でなんとか切り盛りされているようです。
皆さん、おまつりストラップはお祭りが始まれば、みんな売れてしまうらしいので、欲しい方はお店の方にお出かけください。

ギター館で行なわれた「ことば座公演」で池田さんがゲスト出演をしていただいた時の写真です。
日本刀は本物ですので、真剣さが伝わってきてピーンとした空気が漂いました。

お店に飾ってあった石岡の獅子頭です。このお顔いいですね。

店内は釣り具でいっぱいです。
それもちょっと探し物がある人は行って見られると掘り出し物もありそうです。
私にはわかりませんが・・・。

入り口に「笑魚堂」の張り紙が・・・

お店の構えです。

兼平さん。 2007年に書かれた絵を大事にしておられましたよ。
出して見せてくれました。「ギター館にも行ってみたいのだけど車が運転できないので・・」とおっしゃっておられました。
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