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酒米の取り組み(3)

 今朝起きたら、濃霧で7~8m先が見えない。
気温が高いためだと思うが、予報では急に寒くなるとか・・・。
昼間は暖かだったが、夜になって、風が強くなって寒さも増してきたようである。
今夜の月は三日月で、細い眉のような月だ。
 さて、今日も酒米の取り組みの続きであるが、今日は石岡酒造さんについて少し書いてみます。
東大橋に工場はあります。生板池に近い場所です。
生板などと少し生臭い名前ですが、これは八幡太郎が奥州征伐(2度目)に来た時にここ府中には約5万の兵が集まっていました。
この炊事場としてここが使われ、昔は「まな板」は「生板」が変わったといわれています。
このまな板を洗った池から名前がついたのです。
さて、石岡酒造さんは地元府中で200年~300年前から酒造りを行なってきた蔵元4社が合併して昭和47年に創業されました。
ここの昔からの銘柄「白鹿」は、灘の「白鹿」から、名前の差し止め訴訟が昔あり、創業の歴史を争う裁判がありました。結果は訴えは認められず、逆に石岡の白鹿に軍配が上がった形になりました。
昭和29年から15年も裁判で争われたのです。
灘は「黒松白鹿」と縦書き、石岡は「白鹿」と横書きで決着したのです。
この事件はあらためて石岡の酒造の歴史の古さを知らしめることとなりました。
さて、石岡酒造さんの白鹿は今も主銘柄ですが、大衆向けです。
新たな銘柄「吟醸酒筑波」などを美味しいお酒として品評会などでも高い評価を得ています。
今回の主題である、酒米については、今まで山田錦などは兵庫県から、また他のお米も主として茨城県や岡山県産などのお米を購入し、全て自家精米にて酒造りをしています。
また数年前から「酒造り体験」として地元の人達と共に酒造りを行ない、3年前には米作りから自分たちの酒を作る手伝いもしてきました。
こうした取り組みにより、やはり商品の酒にに使う米も自分たちの手で行おうと今年から栽培に着手しました。
まずは八郷地区に23aの田圃でコシヒカリの栽培を始め、この秋収穫が終わりました。
お酒になるのは来年春頃でしょうか?
そして将来的には酒造りに使うお米を全て自家でまかなおうとしているそうです。
石岡は米作りにもとても適したところです。
3社3様の取り組みですが、これからが楽しみですね。
蔵見学なども出来るようですが、事前に予約が必要です。

酒造 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/11/09 19:58
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