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暑中お見舞い申し上げます。

 今日から8月。 
毎日うだるような暑さで・・・・・・

クーラーつけていても頭の後ろの暑さが取れず考え事など集中できません。
これも体力が無くなってきた証拠なのでしょうね。

今のうちにやりたいこともまとめておきたいという気持ちはあるのですがこれが・・・ダメヨダメダメ??

昨夜8時過ぎにコンビニに行って帰りに空を仰ぐと真ん丸の少しオレンジかかった黄色い月が輝いていました。
まわりに雲もなく本当にきれいな月でした。

ブルームーンなどと新聞にも出ていましたが、5年前からブログをやっているので確か2~3年前の8月もそんな記事を見た記憶があります。
今では月に2回満月がある時にこれを言うというのが一般にいわれていますが、あまり意味もないことですよね。
月の周期は29.5日くらいだから月初めの1日か2日に満月なら31日ある月なら次も同じ月内になります。
これにどんな意味があるのでしょうか。

確かに3年に1回くらいしか回ってこないので珍しいということには違いないのですがね。

どうやらこれはある天文雑誌の誤解からはじまったようです。
春夏秋冬の四季の1期は3か月。3か月に満月は3回だがたまに4回ある時が巡ってくる。

この満月には季節によって1回目と2回目そして最後の満月(年に12回ある)にそれぞれ名前がついていた。
でも期に4回の時の3回目の満月に名前がない。

そのためこれを「Blue Moon」と呼んで、めったにない月(青い月もめったに見られないから)「once in a blue moon」と言われるようになったのだそうだ。

この定義からすると前回は2013年8月21日、次回は2016年の5月21日となるのだそうだ。

テレビも新聞もネットもこの四季の概念が薄れてしまい、間違った月に2回の満月をブルームーンと書き立てているようだ。
まあ今更どちらでも良い気はしますね。
月に2回の満月のことだと私もこの2年ほど信じていた一人ですから・・・・。

さて、毎日暑いですが今年の立秋は8月8日ですので1週間後です。
この暑さもその辺りで一区切りついてもらいたいものです。

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庭に咲く百日紅に青空がまぶしい。

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ペットボトルも机に置くと結露して濡れてしまうので先日一緒にサービスでついていたリラックマのカバー

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真空断熱ステンレスタンブラーをネットで注文し、昨日届いたので早速使ってみた。

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なかなかいいみたい。この氷はゆっくり飲んでいても全く溶けません。
暑いのも入れられるし、結露もなくタンブラー表面は中の温度に全く影響されません。

Thernos 真空断熱タンブラー 320ml (1073円 送料込み)

「しまむら」でもっと安いのが売ってるようですが柄が気にいらないので今回ネットでこれにしました。

近況 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/01 18:22

薬師堂宝蔵院(武与釜)

 鹿島灘の海岸沿いに鹿島七釜と呼ばれる場所が残されていると先日書きました。
ほとんどが鉾田市ですがその5つが旧大洋村にあります。

この塩釜で作られた塩が汲上(くみあげ)に集積され塩の道を通って行方、小川、府中など西に運ばれたのでしょう。
汲上の地名も塩汲みから来ているのでしょう。

武与釜

上の地図は国土地理院の電子国土Web の地図です。
鹿島灘沿いに「別所釜」「町山」「武与釜」「上沢」などの集落が点在します。
砂浜のある別所釜は「汲上別所釜海水浴場」がありサーファーで賑わっています。

国道51号線から各集落を蜘蛛の巣のように細い道が走っています。
集落はみな海面よりかなり高く、海岸へは急な下り道になっています。

この地図を眺めていて少し気になる地名が目につきました。

汲上のところに「汲上上宿」「汲川下宿」という地名となっています。
一瞬地図の間違いかと思いました。「汲川下宿」が「汲上下宿」ではないかと思ったのです。
でもこれはあっているようです。

江戸時代に水戸から鹿島神宮、息栖神社、飯沼観音(銚子)を結ぶ街道が発達し、飯沼街道と言ったようです。
途中の宿場として「水戸-大貫宿-成田宿-子生宿-籾山(樅山)宿-汲川宿-飯島宿-鹿島宿-鳥栖宿-日川宿-東下宿-飯沼宿」という宿場があったようです。

この「汲川宿」がこの汲上あたりのようですので汲川上宿、汲川下宿とあったものが、いつの間にか汲川上宿が「汲上」に変わったものなのでしょうか。
でも汲上というのには意味もあり名前もかなり昔からあるようですのでどうもこの名前のいきさつは気になりますがわかりません。

そのうちにわかるかもしれません。

前に吉田松陰が水戸から銚子に行ったルートが気になって記事にしたことがありました。(こちら

この松陰のたどったルートでは子生(こなじ)あたりからは街道ではなくこの海岸沿いの砂浜を歩いているようですので、当時から海岸沿いの砂浜も歩く人も多かったのかもしれません。

さて、今日は汲上の別所釜のすぐ南の武与釜にあった「薬師堂宝蔵院」を紹介します。

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国道51号線から狭い道を部落の方に入り突き当りを住宅街は右に曲がりますがそのまま狭い道を直進するとすぐに右に下りる階段があります。

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最初に載せた地図に「汲上観音」と共に今回の「薬師堂宝蔵院」の場所を追加して見ました。
飯沼街道は信仰の道のようです。
水戸から「子生弁天」「鹿島神宮」「息栖神社」「飯沼観音」と古くから信仰を集めていた神社が並んでいます。
このように見ていくとこれらの塩釜にある観音様などの意味もわかってくるかもしれません。

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この場所も案内も何もありませんが地区で信仰されてきた場所のようです。綺麗に整備されていました。
階段を下りた場所はぽっかり空いた広場に建物が3つ。
一つは多分地区の公民館か何かの集会にでも利用される建物でしょう。

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そして上の写真にある建物で、右の建物が「薬師堂宝蔵院」と額がかかっています。

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この宝蔵院の中には左手に小さな阿弥陀三尊(中尊:阿弥陀如来、両脇侍:観音菩薩・勢至菩薩正面?)が置かれ、正面の像は木像のようですがよくその姿が見えません。
気になりますが書かれた物が見つかりませんでした。

地元の図書館にでも行けば分かるのかもしれませんね。


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もう一つ小さな建物がありました。
こちらの小屋には何も書かれた額もありません。
小屋の手前には気になる石像がたくさん。
部落の人たちの子安講などの講が昔は行なわれてきた証でしょう。

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その建物の中にもこのような観音像が置かれていました。


鉾田 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2015/08/02 20:26

旧大洋村の別荘

旧大洋村は一時格安別荘地としてにぎわった。
私も実家は東京にあったのでこの別荘のチラシを何度か目にしたことがある。

何時頃のことだったか?
たしかバブルの頃だったような・・・・

気になってネット検索して見るとこれが見事に負の遺産となって相続に困っているとかいう記事が続々出てくる。
30年くらい前の建築だが海風で造りが悪くかなり傷んでしまったなどという。

さて汲上、武与釜付近で海寄りに入るとこの別荘も散見された。
でも思っていたより綺麗にされていて住んでいる人も多いことに気がついた。

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昨日紹介した武与釜付近の別荘地。
こちらは住んでおられるようだ。

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こちらは雨戸が閉まっていても庭もきれいにされていて週末などに利用されているようだ。

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ここから海も近く遊ぶのも良いし、夏過ごすにはきっと涼しいに違いない。
直接海の潮風が吹きつきる場所ではないのでこの辺りは比較的綺麗になっていた。

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ここは別所釜海水浴場わきの小屋だが、あまり近いとこの風や波しぶきで使い物にならなくなるのだろう。

当時もっと内陸にもたくさん別荘が建ったが、今どのくらいまだ使われているのだろうか?

私はあまり海好きではないのであまり興味もないが、好きな人なら良いのかも。
でもやはり湘南のように綺麗なレストランなどないのでダメなんだろうな。

鉾田は知る人ぞ知るメロンの特産地なのだけど、意外に知られていない。
北海道よりも茨城の方が生産量は多くて日本全国の23%が生産されている。(北海道は17%、熊本が15%)

サツマイモもたくさん採れるところで、鹿児島に次いで茨城は第二位です。
鹿児島とこの鉾田は地質がとても似ているのです。
「紅あずま」、「紅はるか」などは茨城でもこの辺りでしか取れないかも?

何しろ甘くておいしいサツマイモにメロンもたくさん採れる良いところです。






鉾田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/03 20:48

いよいよターニングポイントか?

 今日も暑い1日でした。
頭がクラクタするような日が続き、早く秋になれ!と叫びたくなるようです。

今日もいつものように記事を何か書こうとして少し写真などを用意していたのですが、疲れもたまったし、気分も沈みがちです。

ここのところの自民党は一時の民主党よりもたちが悪い気がしています。
こんな自民党の将来は安保法制後に持ち直すどころかきっっと支持の急落に見舞われるでしょう。

沖縄の辺野古工事の1カ月停止が発表されました。
これはもちろんこの間に沖縄も工事の許可取り消しの動きもしないという停戦です。
そして1カ月たてば少しほとぼりも冷めるのでそれを待とうといういわば見え見えの考え方です。

沖縄の人は完全に前回選挙から変わりましたね。
本土の人もようやくその気持ちが理解する人が増えています。

1カ月は60日ルールで安保法制を通過させるまでの事を考えているのでしょうから停戦をきっともう1カ月くらい延期するかもしれません。

川内原発も再開することが優先され、事故の起こった時の対応など考える必要はないと思っているとしか思われません。
こんな政府になぜなってしまったのでしょうか。

責任は誰にあるのかなどもうお構いなしです。

まあ首相補佐官発言に続き、安倍チルドレンの若造の生意気な発言に怒り心頭ですが、これが今の自民党の本音なのでしょう。
民主主義や誰のための政治なのかをよく考えていただきたいものだと思います。

「国民の国民による国民のための政治」  思い出してほしいものです。

国家というものを自分の価値でしか考えられない人には政治をやってほしくないと思います。

中国や北朝鮮の脅威をあおって、日本の集団的自衛権が必要だといかにももっともらしく言うが本当でしょうか?

どうも表面的にしか世の中を見ていないようでとても気分が悪くなります。

それより相手国、相手の国民を理解し、またこちらも理解してもらうという基本的な考え方が欠如した発言は昔の戦争突入の時とそっくりではと思えてきます。

憲法が日本の精神を破壊したという考え方は危険です。

これで自民党は終わったというのはまだ早いかもしれませんが、この数日の出来事が本当の意味のターニングポイントになるかもしれません。

みんなががっかりした民主党のあの時より、今の自民党が信用できません。

先日亡くなられた鶴見俊輔は「国」と「くに」を使い分けていました。
「国」は「国家」のことです。「くに」は国民があつまった市民中心の国の形を意味すると思います。

今の自民党は国民が滅びても国家が大事だと言っているようです。

なんだろな・・・・

ボブディランの「風に吹かれて(Blowin' In The Wind)」ってどんな歌だったか・・・・

BLOWING IN THE WIND by BOB DYLAN

How many roads most a man walk down
Before you call him a man ?
How many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand ?
Yes, how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned ?
The answer my friend is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind.

Yes, how many years can a mountain exist
Before it's washed to the sea ?
Yes, how many years can some people exist
Before they're allowed to be free ?
Yes, how many times can a man turn his head
Pretending he just doesn't see ?
The answer my friend is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind.

Yes, how many times must a man look up
Before he can see the sky ?
Yes, how many ears must one man have
Before he can hear people cry ?
Yes, how many deaths will it take till he knows
That too many people have died ?
The answer my friend is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind.




近況 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/08/04 23:30

遍照院(境釜)

 鹿島灘沿いの国道51号線を汲上から南下して鹿島方面に向かった。

しばらくして鹿島市に入る少し手前に「遍照院」と書かれた矢印看板があった。

地図を見ると近くに「八大竜王水神宮」などという場所もある。

でも海岸近くにあるこの水神宮はよくわからず行くことをあきらめ、この遍照院に行ってみた。

釜境

国土地理院の地図では「境釜」の近くになる。
鉾田市(旧大洋村)の南端になる。
住所では上幡木になるようだ。

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「下沢山遍照院 清泉寺」というようだ。
こんなに海岸に近い場所だが、室町時代に宥法上人(ゆうほうしょうにん)が開基したという。

御本尊には、十一面観世音菩薩で子育て・安産守護の寺院として有名だという。

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真言宗豊山派。

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寺は海にくだる坂道の途中にあり、寺からも鹿島灘が良く見下ろせる。

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常陸国風土記の香島郡に「白鳥の里」という場所が出てくる。

「郡家の北三十里のところに、白鳥の里がある。昔、伊久米の天皇(垂仁天皇)の御世に、天より飛び来たった白鳥があった。朝に舞ひ降りて来て、乙女の姿となり、小石を拾ひ集めて、池の堤を少しづつ築き、夕べにはふたたび昇り帰って行くのだが、少し築いてはすぐ崩れて、いたづらに月日はかさむばかりだった。・・・」(口訳・常陸国風土記より)

この辺りなのだが、ここ国道51号沿いに白鳥東小学校があり、霞ケ浦の北浦近くに白鳥西小学校があるのでその中間あたりだとすると鹿島灘と北浦の中間になるが・・・

今、北浦の反対側の潮来市北部に「白鳥の里」と呼ばれる場所があるが、こちらは実際に白鳥が冬場にやってくるので名前が付けられているが、風土記の記述からは少し離れている。

鉾田 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/05 21:17

広島原爆の日

原爆映画上映
(上の記事はクリックして拡大して読んでください)

広島に原爆が投下されて70年を迎えました。

テレビの黙祷の合図に合わせ1分間の黙祷をいたしました。

積極的平和主義という言葉の持つ不安さを感じてしまいました。

侵略者の脅威に武力で対抗するというのが正義であるのか?

相手が核を持つのならこちらも持たなければ対抗できないということになるが、これが抑止力なのか?

世界大戦で日本は敗戦したが、日本では終戦記念日といい「敗戦記念日」と言わないのはなぜか?

中国・韓国などは「抗日勝利70年」などという言葉を使って反日教育を続けているともいわれていますが、これらの国に対し武力で優位に立つことが愛国なのか?
人々の交流を通じて人間としての連帯感、思いやりの心をはぐくむ努力を積極的に行なわなければ、世界は人類をどんどん残酷にするのです。

人はどこまで残酷になれるのでしょうか。

「人を殺してみたかった」などという事件が目立ってきました。
こんな世相もどこか戦争ということが現実味のある悲惨なこととは別に頭の片隅に追いやられたせいかもしれません。

戦争に行きたくないというのが、エゴであり自分勝手だということを平気で行っている人にこの平和を維持できるのか?

考えさせられる日でした。

上の新聞記事は先日朝日新聞の茨城版に載ったものです。
今度の日曜日に石岡市柴間のギター文化館でまぼろしの映画「ひろしま」が上映されます。

制作当時「GHQ」によって公開が制限され?、日本の大手の映画会社が敬遠して一般配給を見送ったという映画です。

先日試写をみましたが、広島市民などのエキストラが8万人も協力した映画で、とてもしっかりと描かれた作品です。

私が広島の原爆ドームを訪れたのはもう40年以上も前です。
そして30年ほど前に沖縄南部の地上戦の跡地を見てきました。

沖縄では広島で感じたこととはまた別な思いがしました。

日本人がこのようなところを知らずに平気でいられるという神経が私には理解できないのです。
もちろん海外にもたくさん悲惨な場所が今も残されています。

この映画も戦争や平和について考えるきっかけになってくれたらよいと思います。

映画の入場料の一部はこの映画を海外でも上映するための資金の一部に使われます。
是非皆さまのご来場をお待ちしています。

近況 | コメント(5) | トラックバック(0) | 2015/08/06 10:46

慈眼寺(浜津賀)

 鹿島七釜の一番南が武井釜だが、ここは鉾田市ではなく鹿嶋市となる。
その武井釜のすぐ南、角折の北に「浜津賀」という場所がある。
ここに国道51号線のすぐ脇に「慈眼寺」というお寺がある。

この寺の場所は合併前は大野村であった。

関東八十八観音霊場の一つ(第34番霊場)だそうだ。
正式には真言宗智山派「神戸山慈眼寺」 本尊は十一面観音だ。

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観音霊場の案内によれば「天平勝宝年間(749~57)僧・満願により鹿島神宮の北方鬼門にあたるこの地に神宮の主祭神「武甕槌神」(タケミカツチノミコト)の本地仏である十一面観世音と大般若経六百巻を奉安する慈眼寺が創建され武将の信仰をあつめた。」と縁起が書かれている。

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一方弘法大師1150年御遠忌記念事業の本堂 書院建立記念碑には

「古佛転法輪の聖地諸天擁護の霊峰なり。 
近隣近郊に多くの寺院を末寺にもち檀信徒修業僧の養成の道場であったと伝えられる。
その開山は室町足利中葉に属し應仁二年遷化せられし第一世祐悟法印の開山なり。
時は流れ第25世宥範和尚に至り、京都御室大本山仁和寺より直末の御墨付を受く大正十五年四月一日野火による災害を受け本堂に延焼せり。 古くは七堂伽藍を擁した寺であった。・・・・・・・・・・」

と書かれていた。
かなり大きな寺だったようだ。

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この道は前にも書いたが水戸から鹿島神宮や息栖神社、香取神宮などを結ぶ街道沿いであった。

このため「鹿島さまに参ったら観音さまに願かけよ」と鹿島神宮参詣後は裏参りと称し参拝者で賑わったそうだ。

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この寺には毎年一月二十一日の大般若会の時に「ご神まわし」の行事が創建以来伝承されている。

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境内には「花の寺」ののぼりがたくさんあった。
東国花の寺百ヶ寺の五十二番で、仏蘭西菊(フランスギク)だそうです。

ただ、他の花(紫陽花など)も綺麗な寺です。

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国道からは少し下った場所で、鹿島灘に近く漁師たちの信仰も篤いという。

鹿島灘はこの夏はサメが現れて海水浴やサーファイン客には大迷惑となりました。
沖合に16匹のサメが確認されています。


鹿島地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/07 21:42

立秋

 今日は立秋。

夜になって大分涼しくなり虫の音も聞こえてきたようです。

しかしまだ日中は暑いことには変わりなく、寝苦しい夜が続きバテ気味です。
ただ今夜は少しゆっくり眠れそうです。

石岡にも滝があるので涼しさを求めていってきました。

鳴滝(なるたき)です。

瓦会の少し手前から難台山ハイキングコースの方にすこし行って右に曲がって山をのぼります。

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マイナスイオンが多く、2~3℃くらいは涼しいでしょう。

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あまり雨も降っていないので水量は少ないですが、岩肌を流れる滝の近くにいるだけで気分もスッキリします。

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立秋を過ぎればもう残暑見舞いですね。

早く涼しくなってほしいものです。

明日はギター文化館で映画「ひろしま」と風の声コンサートです。
ギター演奏の亀岡さんは北海道から参加です。


石岡市内の風景 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/08 21:43

映画「ひろしま」上映

 今日8月9日は長崎原爆の日でした。
午前11時2分に1分間の黙祷をし、早めに昼食をとってギター文化館に出かけました。

映画「ひろしま」を見てきました。
観客は50人ほどですが、この会館としては結構満席に近い感じです。
午前中にも同様に上映され、結構大勢の方が来られたようです。

最初に全員で1分間の黙とうをし、約100分ほどの映画を鑑賞しました。

原爆投下から生活も町も一変してしまった。
こんな理不尽なことがまかり通るのか。

戦争を終わらせるには仕方がなかったという人達に見てもらい感想を聞きたいものです。


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映画のシーンは撮影はしませんでした。
外に貼られていたポスター写真を載せておきます。

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映画小冊子(1000円)の表紙

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今度世界戦争が起これば止めることはできないかもしれません。
戦争を始めるのにどんな合理的な理屈があったとしても始めてはならないでしょう。

国民をあおり、敵を罵倒し、プロパガンダを構築して戦争が起こるのでしょう。
私はたとえ非国民と言われても人殺しの仲間には加わりません。

家族が殺されるようなことがあったら許せない気持ちになるでしょう。
でも戦争は為政者が始めるのです。
国民はプロパガンダで操られてしまうのでしょう。

憲法は為政者を縛るものです。
為政者が勝手に解釈を変えてよいはずはありません。


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私の大昔のあこがれの人「小百合さん」
いつまでもおきれいですね。

今回の作品に出演している「月丘夢路」さんのメッセージもありました。

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 立命館大学国際平和ミュージアム館長 安斉育郎さんの自筆メッセージ

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アメリカの反戦映画監督「オリバー・ストーン」さんのメッセージ


今回の上映の資金の一部と募金や映画の小冊子(1000円)の売上金などで、この映画をデジタルリメイクし、字幕をつけ海外上映もしたいとのことでした。
私も寄付をさせていただきました。

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ギター文化館は今日もよい天気でした。

16日に美浦村でもう一度上映されます。
・美浦村上映会は同村受領の村中央公民館で16日午後2時から。
・一般500円、高校生以下無料。同上映実行委員会(電話029・885・0446)

ことば座・風の会 | コメント(3) | トラックバック(0) | 2015/08/09 19:31

風の声コンサート(第7回)

 昨日は映画「ひろしま」の後に「里山と風の声コンサー」トがありました。
今回で第7回目です。

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今回の風の声の朗読は元美浦村村長であった市川紀行さんから贈られた下記の詩である。


未来に託す詩 2015 夏    市川紀行

はるかな道を 確かな道を
敗残の非情の泥をぬぐい 理想を込めて歩んできた
この国のすがたがいとしい
奪われた自由と人間を取り戻し 人間の平和を歌い
抗いながら 信じながら
ともかくもしっかと抱き続けた敗戦70年

よみがえるふるさとの山河
よみがえる文化の息吹
もう人を殺さない 殺されない
もう奪わない 奪われない
1千万の犠牲のうえに 
その内外の倒れた魂のうえに
新しい価値に満ちた新しい祖国をつくるのだと
2015年 夏 
この愛しむ真珠の輝きを未来に託そう

だがそれは幻 70年後の幻影だろうか
いま暗雲の黒い光が向かってくる
おお わがひとよ、見えないか その牙の光が
70年の人間の正義と平和を葬るために

昭和20年8月15日
わたしたちはこの日を決して忘れない
オキナワの非業の嵐
ヒロシマの白い道
ナガサキの黒い雨

決して忘れてはいけない
B29の無差別爆弾 火の海の東京のまち
焼け焦げた住まいの柱が墓標のように立ち並ぶ

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かなり長文の詩ですので全文は風の会の今月号の会報(pdf)(こちら)のP11~13の掲載されています。

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ギター演奏は北海道から亀岡さん
ギター文化館の名器ギターで三曲を演奏。
とても良い音でした。

会場のドームから心地よい音が降り注ぐ様に感じます。

「ドミンゴ・エステソ」「サントス・エルナンデス」「アントニオ・デ・トーレス」の三本です。

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ギター文化館の外は里山が広がっています。

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ギター文化館にもうすぐコヒー専門店「くるみ珈琲」がオープンします。

ことば座・風の会 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/10 20:22
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