相鹿の里(4)-八幡神社
常陸国風土記では行方でヤマトタケルはお妃である弟橘姫に再会している。
でも古事記では弟橘姫は走水から上総国へ渡るときに波を鎮めるために入水して死んだとされている。
その形見の品が流れ着いた場所として「袖ヶ浦」や櫛を祀った橘樹神社などがある。
また、常陸国にも行方の羽生の浜に笄(こうがい)が流れ着き、羽をはやしてとんだ?(鳥がはこんだ?)などと言われて橘郷造神社がある。
では常陸国風土記は、なぜここで再開させたのか?
おそらく地名の説明で「あふか」の邑に言い伝えられた伝説のようなものを採用したのかもしれない。
あまりこの北浦の中間ほどのこの場所は普通は通らないのであまり紹介されていないようだ。
今日は、この中世に相賀城のあった場所の麓「根小屋」にある神社を紹介しておきます。

根小屋の集落近くの山の上に「八幡神社」が祀られている。
相賀城跡はこの山ではなく、さらに先の裏の山です。

階段を上って上に行きます。
比較的よく整備されています。

比較的広い場所に神社が建てられています。

神社の創建は不詳だとのこと。
八幡神社と名前が付いたのは鎌倉時代か?
江戸時代初期に隣の龍翔寺の住職が整備再建したという。

眺めも良い。
本来ならここに城があってもおかしくないが・・・・。
砦でも置かれていたのだろうか。

神社本殿。
でも古事記では弟橘姫は走水から上総国へ渡るときに波を鎮めるために入水して死んだとされている。
その形見の品が流れ着いた場所として「袖ヶ浦」や櫛を祀った橘樹神社などがある。
また、常陸国にも行方の羽生の浜に笄(こうがい)が流れ着き、羽をはやしてとんだ?(鳥がはこんだ?)などと言われて橘郷造神社がある。
では常陸国風土記は、なぜここで再開させたのか?
おそらく地名の説明で「あふか」の邑に言い伝えられた伝説のようなものを採用したのかもしれない。
あまりこの北浦の中間ほどのこの場所は普通は通らないのであまり紹介されていないようだ。
今日は、この中世に相賀城のあった場所の麓「根小屋」にある神社を紹介しておきます。

根小屋の集落近くの山の上に「八幡神社」が祀られている。
相賀城跡はこの山ではなく、さらに先の裏の山です。

階段を上って上に行きます。
比較的よく整備されています。

比較的広い場所に神社が建てられています。

神社の創建は不詳だとのこと。
八幡神社と名前が付いたのは鎌倉時代か?
江戸時代初期に隣の龍翔寺の住職が整備再建したという。

眺めも良い。
本来ならここに城があってもおかしくないが・・・・。
砦でも置かれていたのだろうか。

神社本殿。
夕日に輝く里山
今日はふるさと風の会の会報印刷日とまちかど情報センターでの文庫展や民話の講演会など盛りだくさんだった。
印刷した会報を配らなければならないが明日も夕方から東京なので時間がない。
北条などにも置かせてもらっているが土日しか店が開かないので1週間先のもできず、夕方出かけてきた。

夕日が山を照らし、紅葉した木々の葉が茜色に際立って見えた。

難台山(南台丈)から鐘転山(かねころばしやま)への穏やかな稜線。
撮影場所は嘉良寿理(からすり)地区の旧宇都宮街道(瓦会街道)から。
印刷した会報を配らなければならないが明日も夕方から東京なので時間がない。
北条などにも置かせてもらっているが土日しか店が開かないので1週間先のもできず、夕方出かけてきた。

夕日が山を照らし、紅葉した木々の葉が茜色に際立って見えた。

難台山(南台丈)から鐘転山(かねころばしやま)への穏やかな稜線。
撮影場所は嘉良寿理(からすり)地区の旧宇都宮街道(瓦会街道)から。
東京駅八重洲グランルーフ Light on Train
昨日は久しぶりに東京で飲み会。
12月はイルミネーションガいつも美しい。
今年は八重洲口もだいぶきれいになって、ここの駅に張り出した屋根(ルーフ)にはで光の列車が走っていた。

空に向かって走る列車の映像もなかなか美しい。
東京駅からバスに乗るまでの少しの待ち時間を楽しんできた。

バスに乗ったらウトウトしているうちに石岡到着。
12月はイルミネーションガいつも美しい。
今年は八重洲口もだいぶきれいになって、ここの駅に張り出した屋根(ルーフ)にはで光の列車が走っていた。

空に向かって走る列車の映像もなかなか美しい。
東京駅からバスに乗るまでの少しの待ち時間を楽しんできた。

バスに乗ったらウトウトしているうちに石岡到着。
筑波四面薬師と塔のある風景
ふるさと風の会の文庫展にも小冊子をだいぶおかせていただいた。
おかげさまで結構買っていただいた方も多く感謝の言葉もありません。
昨年末に1~9巻をだし、今回、 ~24巻までを作成展示した。
思うところもあって手軽な小冊子にしたのだが、観光案内的なもんではないので注意してほしいよ思います。
どこにでも眠っているものに少し気を付けてみていくと何か面白いものが隠れている事が多い。
そしてそれが連続してくるとお互いが関係しあって命を持ってくるように思える。
少し大げさではあるが、何を見てもそれをどう見たり感じたりするかは千差万別であるが、同じように感じる人もあるかもしれないととうとう24巻までやってきてしまったというところです。
最初の1巻目のタイトルは「筑波四面薬師と塔のある風景」です。
なにこれ? と思われると思いますので少しだけ説明させてください。
筑波山に法相宗の若き僧「徳一」が都からやってきて寺を築きますが、その寺の守護のために筑波山の四面に薬師を祀りました。
筑波四面薬師といわれるものですが、今ではあまりこのことに注目する人もいないようです。
土浦の小町の里から少し入ったところにある「東城寺」、真壁の椎尾にある「薬王院」、石岡の薬師古道として復活した「菖蒲沢薬師」、果樹栽培で有名な十三塚にあった「山寺」(今はない)の4つを回ってみたら、何か見える景色が違ってきたように思ったのです。
椎尾の薬王院には素晴らしい三重の塔があります。こんな山の上にどうやって塔を築いたのだろうと思いながら周りを見ていくと筑波山の西側には同じような塔が並んでいるのです。
一番古い「富谷観音の三重塔」、「雨引山の多宝塔」(これも当初は三重の塔だったといわれています)、「椎尾薬師の三重塔」、
つくばみらい市の「板橋不動尊の三重塔」、竜ヶ崎市の「来迎院の多宝塔」などが連なって見えてきたのです。
すべて、15世紀から18世紀にかけて建設されたものです。
筑波山の東からばかり見ていると見える景色も裏から見るとまた違った側面があって見え方も違ってきます。
椎尾から筑波山への登山は山人(天狗)の通る道とも言われているようです。
面白いですよね。

これからもシリーズを少し紹介させてください。
おかげさまで結構買っていただいた方も多く感謝の言葉もありません。
昨年末に1~9巻をだし、今回、 ~24巻までを作成展示した。
思うところもあって手軽な小冊子にしたのだが、観光案内的なもんではないので注意してほしいよ思います。
どこにでも眠っているものに少し気を付けてみていくと何か面白いものが隠れている事が多い。
そしてそれが連続してくるとお互いが関係しあって命を持ってくるように思える。
少し大げさではあるが、何を見てもそれをどう見たり感じたりするかは千差万別であるが、同じように感じる人もあるかもしれないととうとう24巻までやってきてしまったというところです。
最初の1巻目のタイトルは「筑波四面薬師と塔のある風景」です。
なにこれ? と思われると思いますので少しだけ説明させてください。
筑波山に法相宗の若き僧「徳一」が都からやってきて寺を築きますが、その寺の守護のために筑波山の四面に薬師を祀りました。
筑波四面薬師といわれるものですが、今ではあまりこのことに注目する人もいないようです。
土浦の小町の里から少し入ったところにある「東城寺」、真壁の椎尾にある「薬王院」、石岡の薬師古道として復活した「菖蒲沢薬師」、果樹栽培で有名な十三塚にあった「山寺」(今はない)の4つを回ってみたら、何か見える景色が違ってきたように思ったのです。
椎尾の薬王院には素晴らしい三重の塔があります。こんな山の上にどうやって塔を築いたのだろうと思いながら周りを見ていくと筑波山の西側には同じような塔が並んでいるのです。
一番古い「富谷観音の三重塔」、「雨引山の多宝塔」(これも当初は三重の塔だったといわれています)、「椎尾薬師の三重塔」、
つくばみらい市の「板橋不動尊の三重塔」、竜ヶ崎市の「来迎院の多宝塔」などが連なって見えてきたのです。
すべて、15世紀から18世紀にかけて建設されたものです。
筑波山の東からばかり見ていると見える景色も裏から見るとまた違った側面があって見え方も違ってきます。
椎尾から筑波山への登山は山人(天狗)の通る道とも言われているようです。
面白いですよね。

これからもシリーズを少し紹介させてください。
霞ケ浦下玉里地区
今日は銚子に行くときに玉里地区を通ってみた。
丁度霞ケ浦に突き出した出っ張りの先端部(大井戸公園の手前)の湖岸に出てみた。

天気は曇りであったが、雲の隙間から朝日が湖に降り注いでいた。

反対の西側には筑波山がきれいに見えた。
こういう日もまた美しい。
丁度霞ケ浦に突き出した出っ張りの先端部(大井戸公園の手前)の湖岸に出てみた。

天気は曇りであったが、雲の隙間から朝日が湖に降り注いでいた。

反対の西側には筑波山がきれいに見えた。
こういう日もまた美しい。
西蓮寺の大イチョウ見ごろは過ぎたが・・・
行方市の常陸高野「西蓮寺」の2本の千年イチョウ。
まだ間に合うかと思ったが、今年は黄葉も少し早かったようだ。
昨日途中で立ち寄ったが、1本はすでにほぼ散った後。
しかし誰もいない境内に緑のじゅうたんが独り占め。

もう1本はまだ少し楽しめた。
毎年のように立ち寄っているがこれも仕事に出かけるついでだからタイミングが難しい。

まあ、でも今年も紅葉(黄葉)を愉しめたので良しとしよう。

まだ間に合うかと思ったが、今年は黄葉も少し早かったようだ。
昨日途中で立ち寄ったが、1本はすでにほぼ散った後。
しかし誰もいない境内に緑のじゅうたんが独り占め。

もう1本はまだ少し楽しめた。
毎年のように立ち寄っているがこれも仕事に出かけるついでだからタイミングが難しい。

まあ、でも今年も紅葉(黄葉)を愉しめたので良しとしよう。

不思議の国へ
西蓮寺の黄葉を見るときに必ずこの木の穴を除く。
不思議の国があるかもしれないという気も少し頭をよぎります。
アリスが服を着た白いウサギを追いかけて飛び込んだ木の穴(ウサギの穴)を思い出します。

向こうの世界が何か別な世界ならということを一人で考えるのはあまり普通ではないかもしれませんね。
でもこの黄色い世界に誰もいないのです。
この穴から入ると別なお伽の世界があっても良いかもしれません。

やはり何もないですね。
でも毎年のように覗いてしまいます。

不思議の国があるかもしれないという気も少し頭をよぎります。
アリスが服を着た白いウサギを追いかけて飛び込んだ木の穴(ウサギの穴)を思い出します。

向こうの世界が何か別な世界ならということを一人で考えるのはあまり普通ではないかもしれませんね。
でもこの黄色い世界に誰もいないのです。
この穴から入ると別なお伽の世界があっても良いかもしれません。

やはり何もないですね。
でも毎年のように覗いてしまいます。

粟島台遺跡(銚子)
銚子の古代を調べている方から「粟島台遺跡」と「余山貝塚」の話を聞いた。
余山貝塚は前に2度ほど訪れていたので知っていたが、粟島台遺跡は正直知らなかった。
調べてみると街中に近い台地にあることがわかり、ここで琥珀が発見されて有名になったということが分かった。
大きなスーパーカスミの駐車場の裏だというので前に一度ついでに寄ってみたのだが、案内板を発見できなかった。
再度調べなおして、今度はわかった。

カスミ南小川店の駐車場より少し先の小山になった台地のキャベツ畑の中の道沿いに木の案内柱が立っていた。

まわりはすべてキャベツ畑で、ポールがポツンと立っているだけで説明板はありません。
この台地には縄文前期から中期・後期にわたる長い期間の井関が多数眠っているそうです。
海面からは40m位の高さがありますが、縄文海進時にはこのあたりも沼のようになっていたと考えられているようです。
発掘されたものには「漆塗の木製品や土器」、「琥珀の原石や加工品」も多数見つかっているようです。
これだけ大量の琥珀製品などが見つかっていることからここでこれらを加工する職人たちが集まっていたのではないかと考えられているようです。
この琥珀は残念ながら個人が所有しているものが多いようで、外川の郷土資料館(ミニ)に大きな琥珀が展示されているということです。
資料館は無料らしいのですが、火・水は休みのようです。
余山貝塚は前に2度ほど訪れていたので知っていたが、粟島台遺跡は正直知らなかった。
調べてみると街中に近い台地にあることがわかり、ここで琥珀が発見されて有名になったということが分かった。
大きなスーパーカスミの駐車場の裏だというので前に一度ついでに寄ってみたのだが、案内板を発見できなかった。
再度調べなおして、今度はわかった。

カスミ南小川店の駐車場より少し先の小山になった台地のキャベツ畑の中の道沿いに木の案内柱が立っていた。

まわりはすべてキャベツ畑で、ポールがポツンと立っているだけで説明板はありません。
この台地には縄文前期から中期・後期にわたる長い期間の井関が多数眠っているそうです。
海面からは40m位の高さがありますが、縄文海進時にはこのあたりも沼のようになっていたと考えられているようです。
発掘されたものには「漆塗の木製品や土器」、「琥珀の原石や加工品」も多数見つかっているようです。
これだけ大量の琥珀製品などが見つかっていることからここでこれらを加工する職人たちが集まっていたのではないかと考えられているようです。
この琥珀は残念ながら個人が所有しているものが多いようで、外川の郷土資料館(ミニ)に大きな琥珀が展示されているということです。
資料館は無料らしいのですが、火・水は休みのようです。
銚子港
銚子港は利根川の河口にある。
この利根川に漁船の引き込みポケットを作るために川の少し沖にコンクリートで防波壁を張り出している。

このように大きなポケットができている。
船は波の影響をあまり受けない。
昔はこのあたりから外洋側にかけて遭難が多かったようだ。

この向こう側のタンクのある場所は銚子市新生町1丁目。である。
波崎の海岸はもっとずっと先にある。
この利根川に漁船の引き込みポケットを作るために川の少し沖にコンクリートで防波壁を張り出している。

このように大きなポケットができている。
船は波の影響をあまり受けない。
昔はこのあたりから外洋側にかけて遭難が多かったようだ。

この向こう側のタンクのある場所は銚子市新生町1丁目。である。
波崎の海岸はもっとずっと先にある。
茨城のちょっと面白い昔話
このブログも最近記事もなくなってきたと思われそうだ。
ここのところ忙しいせいもあるが、更新も記事内容も乏しくなった。
先日「ふるさと風の会」の文庫展なるものを開催した。
そこに展示するためにかなりの本を作った。
これに時間をとられてしまったということでもある。
8月末に「石岡地方のふるさと昔話」という本を作り、まちかど情報センターさんに置かせていただいたが、これが「常陽リビング」一面に掲載されておもわぬ反響をいただいた。
そのため今回ももう少し違ったものを作りたいと思って「茨城のちょっと面白い昔話」という小冊子を作製した。

今回も表紙と裏表紙の絵に石岡の中学生画家「LaLa mosura」さんのイラストを使わせていただきました。
表紙の絵は「アホだるま」です。これも可愛いです。
前の仏像も本のイメージに合わせて使わせていただきましたが、今回もイメージで選ばせていただきました。
ここに気持ち良く使わせていただきましたことをあらためて感謝いたします。
内容はあまり多くはありません。
「頭白上人」「九尾狐」「常陸坊海存」・・・・・・・などのお話をさせていただいています。
興味がございましたら下記のサイト、または石岡市「まちかど情報センター」にあります。
ネットショップ まほらの里 ⇒ こちら
サンプルは こちら で確認できます。
表紙絵のイラストを描いている「LaLa Mosura」ちゃんの最近書いている独特の「女の子」シリーズの展示会が下記の日程であります。
1、まちかど情報センター (石岡市) 1月28日から1月31日。
2、meee Gallery Tokyo(東京都中野区新井1-23-24) 2月18日、19日
(地図は ⇒ こちら を参照ください)
お時間の取れる方は一度覗いてくださいね。
私の本もおいてもらえそうですので・・・・。
ここのところ忙しいせいもあるが、更新も記事内容も乏しくなった。
先日「ふるさと風の会」の文庫展なるものを開催した。
そこに展示するためにかなりの本を作った。
これに時間をとられてしまったということでもある。
8月末に「石岡地方のふるさと昔話」という本を作り、まちかど情報センターさんに置かせていただいたが、これが「常陽リビング」一面に掲載されておもわぬ反響をいただいた。
そのため今回ももう少し違ったものを作りたいと思って「茨城のちょっと面白い昔話」という小冊子を作製した。

今回も表紙と裏表紙の絵に石岡の中学生画家「LaLa mosura」さんのイラストを使わせていただきました。
表紙の絵は「アホだるま」です。これも可愛いです。
前の仏像も本のイメージに合わせて使わせていただきましたが、今回もイメージで選ばせていただきました。
ここに気持ち良く使わせていただきましたことをあらためて感謝いたします。
内容はあまり多くはありません。
「頭白上人」「九尾狐」「常陸坊海存」・・・・・・・などのお話をさせていただいています。
興味がございましたら下記のサイト、または石岡市「まちかど情報センター」にあります。
ネットショップ まほらの里 ⇒ こちら
サンプルは こちら で確認できます。
表紙絵のイラストを描いている「LaLa Mosura」ちゃんの最近書いている独特の「女の子」シリーズの展示会が下記の日程であります。
1、まちかど情報センター (石岡市) 1月28日から1月31日。
2、meee Gallery Tokyo(東京都中野区新井1-23-24) 2月18日、19日
(地図は ⇒ こちら を参照ください)
お時間の取れる方は一度覗いてくださいね。
私の本もおいてもらえそうですので・・・・。