FC2ブログ

沙羅双樹の花

 潮来の長勝寺は源頼朝ゆかりの寺で、寺紋も笹竜胆(ささりんどう)だ。

この大きな藁ぶき屋根の本堂 の手前にこの「沙羅双樹の木」がある。
釈迦が入滅する間際に病床の四方に二本ずつ相対して生えていたという。
そして、釈迦が入滅した時、沙羅の木が、まるで鶴の羽のように真っ白に枯れたといわれている。

これは、兵庫県加古川市の古刹・鶴林寺(かくりんじ)の名前の由来になっている。

平家物語に書かれている「沙羅双樹の花の色」はこの白く変じた由来によると思うが、日本ではこの沙羅双樹の木が温室でないと育たないといわれ、「ナツツバキ(夏椿)」のことと書かれた文献が多い。

この夏椿は白い大きな花で開花すると1日でその花がしぼむ前に開いた花のまま落下する。
これが「沙羅双樹の花の色 盛者必滅の 理をあらはす」というイメージに合致するということで後から言われるようになったものだろう。

P5080002s_2019051306530796e.jpg

本来の沙羅双樹の花は日本で自生しているものはほとんどないということだが、この潮来の源氏ゆかりの寺には植えられれ、大きく育っている。

訪れたのは5月8日だったが、まだ花は咲いていなかった。

P5080003s_2019051306530840c.jpg

樹の下には無縁仏の供養塔が置かれていた。

P5080004s_20190513065309ad4.jpg

桜も終わり、境内は新緑で美しい。

sharasoujyu_20190513065306558.jpg

前に訪れた時の沙羅双樹の花です。(6月初旬)

潮来地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2019/05/13 07:21
 | HOME |