fc2ブログ

ほほえみの丘遠望

 昨日は久しぶりに銚子まで仕事で出かけて来ました。
霞ヶ浦北岸沿いの国道355号線(笠間~石岡~玉造~麻生~佐原(香取))で潮来までのんびり車を走らせました。

小美玉市から行方市へ入るとすぐに左側に三昧塚古墳が見えます。
少し人工的な形に整形されてしまっていて少し不自然ですが、古墳としてはカラッと明るく、眺めもよくなかなか素晴らしいと思います。

何しろ、古墳時代に馬の飾りのついた王冠は古代への夢を広げてくれます。
こんな冠を被って部族の長がこのあたりを馬で走り回っていた?なんて・・・・・
馬が動くたびに、王冠につけられた馬の飾りがゆらゆら揺れて音を出して、そこから太陽に光が反射して輝いていた・・・・・

想像するだけで素晴らしいですよね。

この三昧塚古墳の少し先の霞ヶ浦土手に数本のポプラが並んで植えられています。
ここは「ほほえみの丘」と呼ばれる場所で、砂浜を復元しようと防砂提をつくり、大量の砂を投入して昔のように霞ヶ浦の砂場、海水浴などが復活される事を願って・・・・・
何時になるかわかりませんが、湖水の浄化がされ、きれいな湖が戻ってくることを願うシンボルでもあります。

P9130012s.jpg

手前では黄金の稲がかがやいていました。
もう直ぐ刈り取りが始まるでしょう。

小美玉・行方地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/14 11:35

明日から祭り

三年ぶりに祭りが帰ってくる。

そんな言葉が適切なのか分からないが、町中は一部の人たちにとって待ちに待った祭りなのだろう。

台風が近づいてきてもいるがギリギリ大丈夫かもしれない。

でもここには祭り太鼓の音は今は聞こえない。

P9120007s_202209141117406fd.jpg

年番は中心部の「中町」だ。
3年も毎年やるかやらないかと待たされたのだからもう限界だったと思う。

中町の2か所の入り口に年番の案内が建てられている。
守木町との境。

P9120011s_202209141117405c8.jpg

香丸町との境は神社通りへの曲道。
この間が中町で、紫の布が各店舗をつなぐように掛かっている。
ただ、今年は中町のみが祭らしい雰囲気だが、他はあまり祭りの雰囲気は伝わってこない。
やはり大分縮小されているのだろうか。

今日、通り沿いの空き地や駐車場に仮設のトイレが搬入され、テントが幾つか張られた。
台風が影響しなければよいが・・・

中町の御仮屋はスーパータイヨウから355号線(中町通り)に出る一方通行の道を塞い設置された。
急ごしらえで、」今日の午後何とか完成のようだ。
明日の午後にここに総社宮から神輿で神様が運ばれてくる。
やはり、この儀式がないと年番を次へ渡せない。

来年は若松町(旧長法寺町)だ。

P9120009s_202209141117429bb.jpg

中町にはこの看板建築の建物があるが、これも維持管理は難しくなってきているようだ。
十七屋履物店は店主のお婆さんが亡くなり、お店もシャッターが閉まったままだ。


石岡のおまつり | コメント(2) | トラックバック(0) | 2022/09/16 17:34

八郷でも蕎麦の花が満開

 この三連休中に八郷地区瓦会に。

息子夫婦と孫娘(5歳)を伴って、蕎麦を食べに「まんまや」さんへ行って来ました

P9180009.jpg

午後から雨も降り始めて・・・・・
午後1時過ぎにお邪魔しましたが、丁度その前にいたお客さん達が帰ったところで、良いタイミングでした。
私は何時も同じ、天ぷらそば(ざる)をいただきました。

P9180010.jpg

とても美味しいそばと、サクサクの野菜てんぷら・・・・

ご主人と少し話をし、秋そばの収穫時期を聞くと、11月半ば頃とか。
ご主人が栽培している蕎麦畑(命名:日笠そば)のソバの花が今満開だよと教えてもらい、すぐ近くの神社(日笠神社)の裏へ

P9180012s.jpg

一面の白い蕎麦の花が広がっていました。
またこの新そばが出来たら食べに来たいと思います。

八郷地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/21 11:55

近所の農園でぶどう狩り

 この前の日曜日(9/17)に、息子夫婦と孫娘でお蕎麦を食べて、近くのぶどう園でぶどう狩りに行く予定を組んでいました。
しかし、お店を出ると外は台風からの雨が結構降っていました。

午前中は晴れ間もあって何とか天気ももちそうではあったのですが、やはり天気予報通り降り出してしまいました。
でもせっかくだからと様子を見に来るまで行く事にしました。

このあたりはかすみがうら市(旧千代田町)の観光果樹園がたくさんあるのですが、地元石岡には古民家でやっているぶどう園さんがあるので、そこへ行ってみたのです。

果樹園は「大場ぶどう園(石岡市佐久)」さん。
江戸時代からのわらぶき屋根家屋を保存しています。

P9180037s.jpg

8月はデラウエア、8月後半~9月始めはシャインマスカット、その後9月中旬まで 巨峰です。
シャインマスカットはもう終ってしまって、巨峰ももう少しだけと伺っていたのです。

外は雨が結構降っていましたが、ぶどう棚には屋根があって中は雨が降っても大丈夫なように出来ていました。

園の方も、今日は午前中は何組かこられたけれど、もうここにあるだけなので・・・・・ と恐縮がって・・・

P9180041s.jpg

孫が棚になっている葡萄を取って食べてみたいというので、はさみを借りて2袋を捕らせていただきました。

P9180015s.jpg

P9180024s.jpg

お値段を聞くと、2房で200円ですと・・・・

あまりの言葉に驚いて・・・ 棚の下に置かれているお皿に入った葡萄を試食がてら皆ですでに結構食べたのです。
こちらの入園費用とか・・・といっても、もう終わりだからと。
200円を払うと、おまけにもう2房分付けて、更に売り物のバラになった葡萄パックもつけてくれたのです。
それに、茹でたての栗も、食べていってと持ってきてくれました。

大場さん宅は、藁葺き屋根で有名なお宅で前から気になっていたところなのです。
雨が降っていましたが、こちらのお宅も少し見学させていただきました。
続きはこの後編で。


近況 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/22 11:37

岩間山の天狗伝説3

 岩間山(愛宕山)に伝わる寅吉少年の天狗伝説。
江戸時代に平田篤胤が書いた「仙境異聞」に載っている。

この少年の晩年は子孫が、銚子で薬草湯の銭湯を開いたと伝えられ、この銭湯の場所を3年半前に調べ、紀行文を書いた。
 「天狗湯を探せ」 ⇒ こちら

このときはこんな素敵な話しに仕上るとは思っていなかった。
まったく緩やかな天狗湯探しで、銚子の町を理解する大きな助けともなった。
それから3年、これが音楽アニメとなって1話、2話とでき、とうとう3話が完成となったという。

その発表会が昨日(9/24)岩間の「体験学習館」という分校跡で開かれ、聞きに行って来ました。

P9240064s.jpg

今回は平田篤胤が書いた話しの続きで、実際に寅吉とその子孫がどのように暮らしていたのかを調査した内容となっています。
千葉県笹川(東庄町)で、薬草を使って病気治療や、諏訪大神で神職などもしていたという寅吉(後の名前を石井嘉津間)は、銚子の富豪西広重源さんの娘の病気を治したことから、銚子に移ることとなり、銚子で「天狗湯(二神湯)という薬草の銭湯を開いたという。
詳細は天狗湯を探せの記事を読めば分ります。

P9240065s.jpg

江戸末期の1859年銚子で嘉津間(寅吉)は妻や息子に銭湯をして行く事を伝え、天狗界へ旅立ちました。
今も天狗界で修行を続け、200年後に大天狗になって姿を表わすかもしれませんね。

P9240068s.jpg

今回のアニメやお話しに参加してくださった皆さんです。
いろいろ有難うございました。
これが更に大きな話題となって広がってくれたら嬉しいですね。

本日9/25(日)夜6:00から友部のトモアで講演があります。
もし参加してみたい方はトモア(0296-71-6637)へ連絡してみてください。

なお、1回目、2回目のアニメは
ホントにあった天狗のはなし1~寅吉物語~ YouTube ⇒ こちら
ホントにあった天狗のはなし2 ⇒ こちら

308053917_5402600709794574_6863501736516177035_n.jpg


天狗湯を探せ | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/25 13:21

茅葺き民家 大場ぶどう園様

 石岡市八郷地区には筑波流という独特の葺き方をした茅葺屋根の民家が今も多数残されている。
そのほとんどが、今もそこで生活され暮らしている。

先日、外は台風の雨が時々強く打ち付ける日であったが、お祭り見物に息子夫婦と孫娘が石岡に来たので、国の登録文化財に指定されている「大場ぶどう園」さんにぶどう狩りをかねてお邪魔し、少しは意見させていただいた。

P9240047s_202209251111572bf.jpg

上記は、平成19年2月石岡市発行の冊子「筑波山麓 茅葺き民家」(67P)である。
しかしこの冊子は今では恐らく発行されていないので入手は困難かもしれない。

P9240048s2.jpg

幾つか茅葺屋根の民家を紹介したパンフレットや地図などが昔発行されていた。
しかい、上に書かれているような注意事項が守られずに苦情が殺到し、これらの冊子などはお蔵入り状態だ。

私が訪れた石岡市佐久にある「大場ぶどう園」さんは、この冊子にも多くの写真入で紹介されている。
また、今も母屋に暮らしておられるが、果樹園の来客や、茅葺民家の紹介などでも快く応じてくださっいる。

今回は雨の降る中であったが、子供や孫はぶどう狩りで興じている中、あまり邪魔にならない程度に見学させていただいた。

P9180025s.jpg

民家入口

P9180026s.jpg

その上の屋根の茅葺模様(筑波流)

P9180028s.jpg

入口を入って直ぐ前に綿の木が展示されている。
また多くの本や、道具なども・・・

P9180030s.jpg

屋根の頂上真中の煙だし部分にも模様が。

P9180031s.jpg

屋根の右側上部の「キリトビ」。それぞれの民家で独自の模様や文字が入る。
大場家では色鮮やかな「松竹梅」の模様が描かれていた。
大場家住宅は江戸後期に建てられたらしいが、何年の建築であるかは資料が紛失していて分らないという。

P9180032s.jpg

この大場家住宅とぶどう園との間に蔵があるが、ここは「小さい村の小さな資料館」という看板が掲げられている。
地図には案内が書かれていたのでご主人に聞いてまいた。

P9180033s.jpg

私が見せて欲しいというとわざわざ蔵の鍵を開けて案内していただいた。

P9180034s.jpg

江戸末期のものから明治期のものなど多くの民具、機具や資料が雑多におかれていた。

P9180035s.jpg

また、入口外側にはおおきな木の樽があり、これは牛久シャトーから頂いたものだという。
確か牛久のワイナリーも一時撤退してバーベキューや資料館なども閉鎖していたので、その頃こちらに移された物だろう。
今は確か牛久も再開したように思う。

P9180036s.jpg

こういった茅葺の民家を維持管理するのは大変で、みずから小さな資料館などもされていることに頭が下がる思いがした。

ぶどう園の方にも親切に接していただきとても嬉しく思いました。
訪れて見たいと思われる方は、上記の注意事項を守って、お互いが気持ちよく接したいものです。

P9180017s.jpg

お土産に茹でたて熱々の栗をいただきました。


八郷地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/26 10:10

潮来のコスモス畑

 昨日は2週間ぶりに銚子へ。
国道355号線を朝から霞ヶ浦沿いに車を走らせて向かいましたが、天気も良く陽射しもだんだんまぶしくなって・・・・
又発生した台風を気にしていたのですが、まったく雨が降る気配もありません。

道路端にはあちこちでコスモスの花が風に揺られていました。

ならば潮来の上戸地区の広大な休耕地に毎年コスモスが植えられていたことを思い出し、立ち寄ってみる事にしました。

今年は立て看板もありませんでしたが、一面のコスモスの花に圧倒されました。

P9280955s.jpg

上戸地区の常陸利根川土手の近く。
一面のコスモスが咲き乱れていました。

P9280956s.jpg

もう満開です。
いつもと年だと、満開を過ぎると自由に摘み取ってよいと、期間が書かれているのですが・・・
今年はこのたて看板が見当たりません。
でももう満開に近いですね。

P9280957s.jpg

いつも自由に摘み取りOKとなっていても、あまり摘み取る人がいないようです。
カメラを構えた人が数人いましたが、まばらです。

P9280958s.jpg

P9280959s.jpg

コスモスの花も可憐で秋の風に揺れて・・・・

P9280961s.jpg

毎年このような光景を欠かさずに眺められるのも何時まで続けられるのか・・・

P9280964s.jpg

仕事の前に少し目の保養、心の準備・・・いろいろ考えることはあります。

P9280965s.jpg

P9280963s.jpg

P9280966s.jpg


潮来地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/29 15:58

麻生港にて

 行方市麻生は旧麻生藩(新庄氏)があり、周りの水戸藩とは一線を画していた。
しかし、いま行方市と一緒になってみると、どこか淋しげに見える。

霞ヶ浦での漁の中心はこの麻生港であろうと、銚子に行くときに時々アサザの花見物(今は見ることが殆んど出来なくなっている)とともに訪れている。

P9280056s.jpg

町の大きさに比べて少し小さな船たまりがあるだけである。
すぐ近くに浅生漁業組合らしき建物もある。

P9280949s.jpg

P9280947s.jpg


しかし、こんな静かな雰囲気も好きだ。
朝日が湖の表面を照らし、キラキラと輝いている。

P9280951s.jpg

P9280953s.jpg

全く人の気配もなく、ひっそりとしている。

P9280954s.jpg

白鷺の一種か?
こちらもあまり人を警戒するようにもない。



小美玉・行方地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2022/09/30 09:46
 | HOME |