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横利根閘門と横利根川

 私は時々銚子にいきますが、その時に霞ヶ浦から流れる「常陸利根川」と利根川とに挟まれた中洲の道をよく通ります。
利根川の土手沿いの道で、国道51号線が利根川を渡る(渡ると千葉県香取市(佐原))手前でこの土手沿いの中洲道を走ります。

この入口にあるのが「横利根閘門(こうもん)」です。

最初にこの場所に来た時にゆったりと流れ、釣り船がいつもたくさん浮かび、岸でもたくさんの釣り人がいるのに驚かされました。

まさに絵になる風情の場所だったのです。

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この横利根川は写真手前は茨城県稲敷市で、川向こうは千葉県香取市ですので、川が県境になっています。

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霞ヶ浦の水運も土浦、石岡(高浜)より船で出て、利根川に入ろうとするとこの横利根川を通ると、常陸利根川と利根川の合流地点まで(ここから20km位先)行かずに済みます。

現在横利根川は、霞ヶ浦側(上流側)の入口に水門があり、この利根川側(下流側)の入口にこの水門(閘門)の両側に門があります。

水位調節がされていて、主に洪水の防止などの目的で大正3年から大正10年にかけて作られたそうです。

この利根川側に公園(上の写真の右側の緑地)が設けられていて、そちらに行けばレンガ作りのすてきな閘門が見られるそうです。
また公園は香取市と稲敷市の共同での管理となっているようです。

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さて、この横利根川はへら鮒の有名な釣り場となっているといいます。
太公望の人たちならこの場所は知っているのかもしれません。

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(サムネルです)

この先の方の右側に見える水門が「横利根閘門」です。
公園側にわたっていないので、閘門は詳しく見ていません。
修理し、文化遺産として保存されているといいます。

上下に開くのではなく、門は前後に開きます。
霞ヶ浦の水運としてたくさんの客船(蒸気船)もこの横利根川を通ったそうです。
しかし、それも昭和10年頃までで、鉄道や車に押されて衰退し、今では時々観光としてこの門を通過する船が時々ある程度だといいます。

(お知らせ)(オカリナ作者・奏者 野口さんのブログより転載します)

11/23(金) 「日本最長 ホワイトアイリス号で行く銚子クルーズ」
      ~横利根閘門・利根川河口堰通過体験と銚子温泉とグルメの船旅~

  土浦 7:00 出発 ~ 銚子ホテル 11:45 到着 ~昼食・温泉タイム~
  銚子ホテル 14:15 出発 ~ 土浦 19:20 到着

    料金 : 土浦 発・着       大人 8,500円  小人 5,000円
         水の郷さわら 発・着  大人 5,500円  小人 3,000円

  オカリナコンサートも行います。

  問合せ:(株)ラクスマリーナ  茨城県土浦市川口2-13-6
          tel 029-822-2437



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香取地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/10/19 19:10
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