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神崎神社(3)

 神崎神社(こうざき)のある神崎町は隣の香取市や成田市とは合併しない小さな町です。
合併した隣接の市の面積は10分の1以下で、人口も6~7千人程度です。
そして、この町には成田線の「下総神崎」駅があります。
この駅は成田線が開業した明治31年から昭和32年まで「郡駅(こおりえき)」と言いました。

香取神宮や佐原からは30km位は離れています。香取郡の東端に位置します。
今でも「郡(こおり)」という地名が残ります。

神崎神社を巻くように東側の道をはいると駐車場があり、こちらからも登ることができます。
その駐車場手前に神社がありました。

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「八坂神社」と書かれています。

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昔はやはり天王社と言っていたようです。

スサノオとクシナダヒメを祀る神社とも書かれていますが、これも明治維新の廃仏毀釈で八坂神社に改称した時にこのようになったのでしょう。
昔は牛頭天王を祭っていたのでしょうか。
あちこちの神社で同じような事象が見受けられます。

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神崎神社の雰囲気に合わせたためか、かなり凝った屋根構えです。

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上の神社境内の隅に置かれた歌碑
「新酒のかをり・・・・・・・・??」

この地も酒造りが盛んだったのでしょう。

調べてみると元禄二年(1689)創業の酒屋(鍋店株式会社)がこの神崎(神崎酒造蔵)にあり、成田山新勝寺の前に店を出していた。(清酒「仁勇・不動」)
酒造蔵見学もできるようです。

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駐車場からの参道です。こちらは車がはいれるようになっているのでしょう。

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昨日紹介した狛犬のいる階段手前にある境内社「三峯神社」です。

さて、この神崎町は千葉県香取郡ですが、利根川が県境になっています。
そのため橋を渡るとそこは茨城県になります。

すぐそばに十三間戸(じゅうさんまど)という地名が、川のこちら側と向こう側にあります。
これは利根川の流れを変えた時に町が分断されてしまったようです。

茨城県側は河内町となっていますが、この河内町昔の地域として千葉県(下総国)だったところと常陸国だったところが混在しているようです。

どうやら県境がこのあたりで行ったり来たりしています。

十三間戸という変わった名前が気になりますが、ここには室町時代の仏像が残されています。
また「間戸(まど)」は今の窓の意味で、日本は昔は柱の間を仕切るのは格子戸や襖戸などで仕切っていました。
十三間戸というと、十三の仕切られた部屋が連なる長屋風の建物があったのではないかと名前からは想像されます。

室町時代に奈良に鎌倉時代に作られた北山十八間戸(けんと)がありますが、これはハンセン病(ライ病)患者をここに隔離して救済するための施設でした。

何か関係しているのか?

今のところ全くわかりません。また調べてわかったら報告したいと思います。

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香取地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/11/08 19:17
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