石岡の街並み(21)
2日前に書いた「富田北向観音」のとなりに「府中誉(府中酒造)」さんがあります。
昔は関東の灘などとも言われるくらいの酒どころでもあったようですが、規模はみなそれほど大きくはなく、昭和の半ばには、この「府中誉」さんが残り、その他の酒造が一緒になり「石岡酒造」の2社、及び高浜の「白菊酒造」さんが残るのみになりました。
府中誉の酒といえば、幻の酒米と言われる渡舟で醸造した大吟醸「渡船」が有名です。
創業は江戸時代末期の安政元年で現在で7代目になります。
石岡酒造では清酒白鹿の他に山田錦を使った「筑波」という大吟醸の評判が良いようです。

今回の地震でかなり被害もあったようですが、屋根などを修理して大きな問題もなく再開できたようでホッとしています。

この府中誉さんの蔵などは、中町などの昭和ロマン看板建築の建物と同時に、国の有形文化財に登録されています。

昭和4年に市街地の中心で発生した大火は、西北からの大風の影響で、瞬く間に街の大半を飲み込んで広がりました。
しかし、火の波はこの府中誉さんの建物や、富田北向観音堂の前で東方向の高浜への街道を走っていきました。
このため、この前の通りより南は影響を受けずに済みました。


広い敷地を持っています。上の写真は 裏側の6号国道側(南側)からみた酒造所です。

西側からの眺めです。
渡船は市内の酒屋さんでも買えますが、この酒蔵の入口にあるたてやの中でも買えます。
酒米の表面を削って半分位にしたものを使います。
このため50%、55%などと削った分量で種類が分かれています。お値段も削った量に比例します。
とても美味しいお酒ですので、石岡に来たらここでお酒を買ってみてください。
車でないなら試飲も可能です。
但し、工場見学はあらかじめ予約が必要です。
石岡酒造さんは東大橋の方に工場があるので、駅から歩いていくのは遠いです。
一般にはこちらで製造している「筑波」のお酒の方が出回っていますし、お店などにも置かれています。
渡船は、お米の量がまだ少ないので、本格的に大量に作れるまでにはもう少しかかるのかもしれません。
でも「幻の・・・・」なんていうのも話題になっていいのではと思います。
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昔は関東の灘などとも言われるくらいの酒どころでもあったようですが、規模はみなそれほど大きくはなく、昭和の半ばには、この「府中誉」さんが残り、その他の酒造が一緒になり「石岡酒造」の2社、及び高浜の「白菊酒造」さんが残るのみになりました。
府中誉の酒といえば、幻の酒米と言われる渡舟で醸造した大吟醸「渡船」が有名です。
創業は江戸時代末期の安政元年で現在で7代目になります。
石岡酒造では清酒白鹿の他に山田錦を使った「筑波」という大吟醸の評判が良いようです。

今回の地震でかなり被害もあったようですが、屋根などを修理して大きな問題もなく再開できたようでホッとしています。

この府中誉さんの蔵などは、中町などの昭和ロマン看板建築の建物と同時に、国の有形文化財に登録されています。

昭和4年に市街地の中心で発生した大火は、西北からの大風の影響で、瞬く間に街の大半を飲み込んで広がりました。
しかし、火の波はこの府中誉さんの建物や、富田北向観音堂の前で東方向の高浜への街道を走っていきました。
このため、この前の通りより南は影響を受けずに済みました。


広い敷地を持っています。上の写真は 裏側の6号国道側(南側)からみた酒造所です。

西側からの眺めです。
渡船は市内の酒屋さんでも買えますが、この酒蔵の入口にあるたてやの中でも買えます。
酒米の表面を削って半分位にしたものを使います。
このため50%、55%などと削った分量で種類が分かれています。お値段も削った量に比例します。
とても美味しいお酒ですので、石岡に来たらここでお酒を買ってみてください。
車でないなら試飲も可能です。
但し、工場見学はあらかじめ予約が必要です。
石岡酒造さんは東大橋の方に工場があるので、駅から歩いていくのは遠いです。
一般にはこちらで製造している「筑波」のお酒の方が出回っていますし、お店などにも置かれています。
渡船は、お米の量がまだ少ないので、本格的に大量に作れるまでにはもう少しかかるのかもしれません。
でも「幻の・・・・」なんていうのも話題になっていいのではと思います。


清酒にしても醤油にしても醸造品は家庭で作ることは出来ない物なので古くから産業として興ったのでしょう。
日本酒を仕込むのは冬の寒い時に暗いうちからの作業で大変な仕事です。茨城のどこの酒蔵でも昔から新潟など冬場の仕事が無い雪国の人達を杜氏(とうじ)として呼んで仕事をしてもらったのですが、今は杜氏がなかなか集まらないと聞きます。それはそうでしょう。
作るのも大変、需要も減っているので吟醸酒など高級地酒で生き残りをはかっていますが、酒蔵が古い建物を残しているのは懐古趣味ではなくて、建て替えなど出来ない経済事情もありますね。
> 『渡舟』は横浜の銘酒専門店にも置いてあるので全国区ですね。
そうなんですか。あまり知られていないと思ったのですが。
最近ほとんど飲まないので知らないのかも・・・。
うれしいです。
> 日本酒を仕込むのは冬の寒い時に暗いうちからの作業で大変な仕事です。茨城のどこの酒蔵でも昔から新潟など冬場の仕事が無い雪国の人達を杜氏(とうじ)として呼んで仕事をしてもらったのですが、今は杜氏がなかなか集まらないと聞きます。それはそうでしょう。
そうだったのですね。新潟などから冬場にやってきていたのですね。わかります。
> 作るのも大変、需要も減っているので吟醸酒など高級地酒で生き残りをはかっていますが、酒蔵が古い建物を残しているのは懐古趣味ではなくて、建て替えなど出来ない経済事情もありますね。
もう少し近代化も図らないといけないと思います。
この渡船も海外(まだ一部だけ)に出しているとも話していました。評判はいいらしいです。
去年私が訪れた時はまだ、瓦が損壊していたっけ(>_<)
府中誉(清酒)はクセがなくストレートな味わいで美味しいですよね☆私が大好きなお酒のうちの一つです。
いつか、”渡舟”飲んでみたいです
幻の・・・となると尚更、飲みたいですね(≧▽≦)
> 府中誉(清酒)はクセがなくストレートな味わいで美味しいですよね☆私が大好きなお酒のうちの一つです。
美味しいですよね。確かにクセがないので女性にも飲みやすいと思います。
また飲んでくださいね。
> 幻の・・・となると尚更、飲みたいですね(≧▽≦)
お米が幻だった渡舟で、出来たお酒が「渡船」と書くようなのですが??
よくわからなくなっています(笑)