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日枝神社(ひえじんじゃ)

 土浦市の旧新治村の山の荘にある日枝神社(ひえじんじゃ)を紹介します。
場所は小町の里の近くです。旧新治村は100年ほど前の1889年町村制の施行で大志戸・小高・小野・東城寺・永井・本郷の村が合併して筑波郡山の荘村ができたため、昔は筑波郡に入っていた。
しかし1896年に新治郡に編入されて1955年に新治郡新治村となった。

前に新治の名前の変遷を書いてきた( → こちら)。
歴史の経緯からすると新治ではなく筑波郡の北東端にあるというのが正解かもしれない。

この小町の里近くには徳一法師が筑波山に建てた中禅寺(現筑波神社と大御堂の前身)の周りに配した四面薬師の一つである「東城寺」(こちら)や板東三十三ヶ所霊場の札所である古刹「清滝寺(こちら)」があるが、これらはともに筑波山の麓の少し小高い場所に建っている。

しかし、この日枝神社は小町の里から広がる平地に建てられている。
そのため、私もこちらに立ち寄ることはなかったのだが、朝日トンネルを通ってこのあたりでは比較的有名なこの神社を訪ねてみた。

(サムネルです)
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つくば方面から長い参道を通って、奥に鳥居と拝殿・神楽殿・本殿がある。

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この神社は比叡山(日枝山)に座す大山咋命(おおやまぐいのみこと)を祀る。
元々は山王様と呼ばれ、山王信仰(山王権現)の中心的な神社であった。

(サムネルです)
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この神社を有名にしているのは、三大山王流流鏑馬の一つと数えられる「流鏑馬祭り」(県指定無形民俗文化財)が4月の第一日曜日に行われるためである。

村に出没した大猿を退治した時に馬に乗って弓を射ったのが、祭りのはじめだというのも面白い。
いまでも古式に則り的が動き回る大猿という設定になっています。
馬上から弓を射るが、馬は的の前で止まります。
また射抜かれた的(大さる)は神社に奉納されます。

(サムネルです)
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神社境内に「流鏑馬の碑」と「茨城百景山の荘の碑」が立てられています。
昭和22年に選定された茨城百景にこの「山の荘」が選ばれ、大志戸の二本松にその碑を立てた。
しかし、道路工事でその場所が取り壊され、昭和60年に、この日枝神社に碑を移したといいます。

百景の指定は「山の荘」となっていますが、東城寺や清滝観音など全体の地域を包括して指定されたもののようです。
いまでは小町の里やパラグライダーの練習場所としての知られているように思います。
ぜひこの地を知って、朝日トンネルをくぐって日本の里山百選に選定された石岡市の八郷地区にお足を運んでいただきたいものです。

(サムネルです)
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本殿です。
延享3年(1746)に再建されたものです。

(サムネルです)
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(サムネルです)
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拝殿のとなりに神楽殿のような建物があります。ここ二つの建物をつなぐ赤い橋。
赤い色が綺麗ですね。
境内には桜の老木がたくさんありますので、流鏑馬祭りの時は綺麗に咲いているでしょう。

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この境内のとなりに「こまちパラグライダースクール」の建物があります。
素人も訓練して飛べるようになるそうです。

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小町の里前のパラグライダーの訓練です。

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筑波・土浦・牛久地区 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/01/20 17:03
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