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モチモチの木

 今日はロシアで隕石が落ちてけが人が出たという。
その火の玉の映像がテレビに映し出された。
確かにこのようにはっきりと隕石の軌跡が写ったものを始めてみた。
ものすごいスピードだ。
関東地方でも隕石らしい衝撃や閃光が見られたのも記憶に新しい。

またこんな現象が続くと怖くなる。
巨大隕石が迫っていると言われるが、これは衝突は免れるようだ。
しかし、今日の隕石も観測されていないのだから、いつ繰り返されるか不安になる。

 さて、切り絵作家の滝平二郎さんが2009年に亡くなり、水戸の近代美術館で「さようなら滝平二郎展」が以前開かれた。

このどこか懐かしくなる切り絵の数々はみな素晴らしい。
また描かれている山が筑波山であるので、彼はこの茨城の地に縁があるのだろうと思っていた。

それが、大正10年に石岡の高浜の先の霞ヶ浦沿いの田余(田餘)村(たあまりむら)で生まれたのだと知った。
この田余村は常陸風土記にも謂れがでてくる古い地名だが、昭和30年に玉里村となり、平成の大合併で小美玉市になった。

そして石岡一高の前身「石岡農学校」を卒業している。石岡や小美玉では郷土の輝かしい先人として是非いろいろな資料を展示してもらいたい。


さて、この滝平二郎さんが挿絵を書いた「モチモチの木」という絵本がある。

この木のモデルになったといわれる木が旧玉里村の愛宕神社にあるというので出かけてきた。

それにしても素晴らしい木だ。

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(写真はサムネルです)

樹齢1000年近いくすの大木が横に枝を伸ばして広がっています。

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(写真はサムネルです)

もう子供だったらよじ登ってみたくなりますよね。
でも簡単に登れるような太さではありません。
この枝の上に乗ったら気持ちいいだろうな~。

ダメダメ。木を痛めないように大事にしましょう。

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(写真はサムネルです)

この木以外にも多くの樹叢が神社を囲んでいます。
神社はどうやら古墳の上に建てられているようです。

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(写真はサムネルです)

この木を外側から眺めてみました。どうです。夜この木のそばを通るのは怖いですよね。

mochimochinoki.jpg mochi.jpg

滝平二郎(たきだいらじろう)はこの神社に近いところで生まれた。

5歳の豆太は夜に家の外にある雪隠(便所)に一人では怖くていけない。いつもおじいさんが連れていってくれる。そんな弱虫の豆太がある日おじいさんが急病になり、2km離れたお医者さんを呼びに勇気を出して出かけた。
恐る恐るこの木の脇を駆け抜け、戻ってきたときにこの木に言い伝えられてきた雪明りに木が輝く美しい光景を見る。

滝平二郎はきっと自分の記憶に残る思い出を絵本として表現したのだろう。

ここはあまり雪が降る地方ではないが、この木が輝くこともあるかもしれない。
霞ヶ浦も近い。湖面がキラキラ輝く美しい光景がいつも目の前に広がっている。

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この愛宕神社は高浜から湖畔沿いに5kmほど行ったところにあります。

下から山の上にある神社までは170段程の階段を登ります。

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この神社はかなり古く、常陸国風土記には

「昔、倭武の天皇が、この岡の上に留まられたとき、神に御食(み け)を供へるとともに水部(もひとりべ)に新しい井戸を掘らしめた。この清く香ぐはしい泉の水をおいしさうに飲み干され、「よくたまれる水かな」とおっしゃったので、この里の名を、田餘(たまり)といふやうになった。」

と書かれている。

しかし、この神社の場所は「もち、しい、くす」などの樹叢がその古さを表しているが、この小山は古墳だという。

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神社と湖畔とのあいだはレンコン畑が続きます。




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玉里地区 | コメント(2) | トラックバック(1) | 2013/02/15 19:26
コメント
No title
こんばんは(*^_^*)
「モチモチの木」よく知っています。
あの物語のモデルになった木は実在したのですねv-405
画像を見ても凄い迫力です。肉眼で見たらもっと凄いのでしょうね。。。

旧玉里村は”不思議スポット”がいっぱいありそうですね!愛宕神社、とても興味をそそられます。

余談ですが、近代美術館で開催された「さよなら滝平二郎展」の記事をトラックバックさせていただきました!
竹千代さん
> 「モチモチの木」よく知っています。
> あの物語のモデルになった木は実在したのですねv-405
> 画像を見ても凄い迫力です。肉眼で見たらもっと凄いのでしょうね。。。

滝平二郎さんはこの木を見ていただろうからそのイメージに浮かべるにはぴったりした木です。
でもきっとそれは色々な人の心には、それぞれ別な思い出の木が思い浮かぶのでしょうね。
本人がこの木がモデルと言ったかどうかはわかりません。

> 旧玉里村は”不思議スポット”がいっぱいありそうですね!愛宕神社、とても興味をそそられます。

この玉里は霞ヶ浦の三つ又沖から高浜入りに入りまた一番狭まった入口にあります。
何もないところですが、古墳や思わぬ神社に秘密も詰まっていたりします。
なかなか面白いところかもしれません。

> 余談ですが、近代美術館で開催された「さよなら滝平二郎展」の記事をトラックバックさせていただきました!

ありがとうございます。記事拝見しました。

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モチモチの木 まほらにふく風に乗って 画家・滝平(たきだいら)二郎さんを皆さん、御存じでしょうか? お名前を御存じなくても、この画像を観ていただければ ”あ、これを描い