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つらつら思うこと(5)

 このブログもいろいろな場所を訪れて、見て感じて、発見したりしたことなどを好きに書いてきた。

しかも、歴史学や考古学、民俗学などそれぞれの専門家がいるのに、そんな勉強もしない素人が勝手なことを書いていてもいいのだろうかというプレッシャーを感じることがある。

しかし、歴史も嘘は多いし、事実の事柄だけを並べ立ててもその時代に生きていた人たちの思いは伝わって来ない。

歴史の裏を見たいという思いはきっと誰にでもあるのだろうが、記録されたものがなければ学問では扱えず、どちらかと言うと文学や芸能の方がそのような民衆の考え方が伝わってくることも多い。

まあ「Going My Way」で行こう。誰かに何か言われてもそれはその人の考えであり、私は私の考えのおもむくままに進めばいい。

そんなことを考えていて、この休みにアメリカ映画「Going My Way」をネットで見た。

1944年の作品でまだ太平洋戦争の最中なのにアカデミー7部門を獲得したアメリカ映画だ。

タイトルから想像したのとは全く違ったが、とても良い映画だった。モノクロ映画など久しぶりだ。

借金で潰れそうになっていた教会を立て直しに新任神父がやってくる。
45年以上にわたってこの教会を自ら建て、それを守ってきた老神父は、新任の神父が自分の代わりに送られてきたことを知って、居場所がない思いにかられ、教会をそっと去る。
あてもないのに・・・・。

戦争中でもあったし、多くの人々が、居場所を見失っていた時代なのかもしれません。
家出し歌手を目指す少女・七面鳥を盗んだりする少年グループなど新任神父が変えていきます。
映画は優しく包んでくれます。



これは"虹の町"へ往く道
我が道を往こう ♪
行く手には "青い鳥の丘"
我が道を往こう
バスケットに希望をつめて さあ旅立とう
日曜の朝のように 心晴れやかに
道を曲がれば標識 "夢追い人"のハイウエー
幸せが待ち受ける道
我が道を往こう ♪
やがて浮かぶほほ笑みを 旅の道連れに
君も往くといい 君の道を ♪

ビング・クロスビーが歌う「Going My Way」はしっとりと美しい声だ。
この新任神父役がビング・クロスビーで若い時に歌手になるか神父になるかの選択を迷った結果が、このGoing My Wayというわけだ。


(アベマリア)

でもこれは日本語で言う「我が道を往く」ということとはかなりイメージが違う。
人々のために陰で支える役割に徹して、「君も往くといい 君の道を」というわけだ。

うん、こんな生き方もいいなと思うようになったね。

アベノミクスでただお金だけが動いて大儲けするなんて現象がまた復活しかけている。
生産性の伴わない金儲けは基本的にはどこかで損をする人が出る。

海外勢が日本株を買っているが、これは逃げ足が早い。ムードが変わった途端に暴落する。
まあ、お金の儲かった人は大いに消費してもらい、旅行も美味しいものもたくさん食べてくださいね。

どちらにしろ年寄りの金はなくなるしかないので、そのうちにこの大借金国日本はもたなくなるでしょう。

足尾山

今朝(6時頃)の恋瀬橋からの眺め。(クリックで拡大します)

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つらつら思うこと | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/05/08 20:04
コメント
Going My Way
初めて聴きました。
メロディーも歌詞も今の私に強く響きました。

GW突入からブログ更新も出来ず
お気に入りブログもRom専科になっています。

ずっと好き勝手に書いてきた私のブログですが・・・
諸般の事情でそうも行かなくなりそうで、悩んでいましたが
この歌を知り勇気づけられました。ありがとうございました。
たすけさん
こんにちは。

これがお気に召したということは「少し気持ちが沈んでいた」ということでしょうか?
連休中は蟄居されていたようですが、少しでも元気になられたなら嬉しいです。

> ずっと好き勝手に書いてきた私のブログですが・・・
> 諸般の事情でそうも行かなくなりそうで、悩んでいましたが
> この歌を知り勇気づけられました。ありがとうございました。

やはりそうですよ。Going My Way で行きましょう!

皆さんのブログを読んでいると、私もそうですが気持ちが落ち込む時期もありますね。

かといって、ブログに憂さ晴らしを書いてもかえって落ち込んでしまうのでこんな時は
「Going My Way」「ケセラセラ」とよく考えるようにしています。(笑)

ブログは適度に休んでまた始めてください。
私もあと数カ月の目標達成まで願掛け祈願中ですので適当な記事を混ぜながら続けています。

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