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常陸高野

昨日は「関東の清水寺」こと峰寺山西光院について紹介しました。
もう少し似たようなネーミングをしているところはないかと考えてみたのがこの「常陸高野」こと行方市の西蓮寺というところです。

 この寺は天台宗であり、高野山といえば金剛峯寺であり、真言宗ということになります。
宗派が異なるのに「高野」と呼ばれるのにはそれなりの意味があるといいます。
お寺に書かれた説明文では市の無形民俗文化財に指定されている「常行三昧会(じょうぎょうざんまいえ)」の行事に書かれていました。

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ここには、「この法要が宗派に関係なく近隣、遠隔地からも新仏の供養に参拝者が訪れる」とあります。
しかし、このような「常陸高野」というネーミングも人を惹きつけますね。
この寺の歴史は古く、境内の大イチョウは1000年以上の樹齢の大木が数本あり一度訪れてみることをお勧めします。

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花もきれいで、隣りの山では山百合祭りが毎年行われています。

さて、このように「○○高野」というと「女人高野」といわれる奈良の室生寺が有名ですが、この山里にたたずむ室生寺の美しさは他を寄せ付けないものがあります。
特にシャクナゲの咲く5月頃は多くの人が押し掛けます。清楚な五重塔とマッチして訪れた人の心を打つものがあります。この女人高野とは高野山が女人禁制であったのに対し、女性も受け入れていたことから名前がついたとされますが、もともと室生寺は奈良興福寺からわかれたといわれます。
興福寺は法相宗の本山で、昨年東京に来た「阿修羅像」が有名ですね。
徳一法師が関東から会津まで沢山のお寺を建立しましたが、現在は法相宗のままで続いているところは少ないです。
石岡にも沢山の寺があったのです。こんなものも掘り下げていくのも面白そうです。
 

玉造 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/12/15 20:21
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