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真壁散歩(12)-村井醸造

 真壁の旧武家屋敷近くに「村井醸造」という酒造会社があった。

この震災の影響なのかあちこちまだ修理をしている最中であった。
古い建物や屋根の損害を直すのは大変なのだと思う。

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入口には「こうめい(公明)」「花だより」と書かれた酒樽が置かれていた。
公明はこの酒造会社の主力銘柄なのだそうだ。

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樽の上に掲げられた説明には

「日野における行商人(近江商人)活躍の記録としては、江戸時代初期明暦(1655-1657)の頃の記録が最も古い。関東や奥州の各地へ上方商品を運ぶため間もなく関東にその中継所として拠点地を構えるようになった。
「江戸時代の初期である延宝年間(1673-1680)に、常陸の国真壁の町へ村井重助が醤油味噌販売の出店を構えた。これが日野商人における関東出店の最も古い記録である。」

と書かれています。

IMG_7699s.jpg

この会社のHP(こちら)によると、中の見学もできるとなっている。

また奥に見える大きな煙突は「昔、蔵中で使う熱湯を沸かしていたそうです。現在は使われておりませんが、当時の面影そのままに残っておりますので、見学の際は御覧下さい。」と書かれています。

でも、昔醤油などを作っていた時からあったのならば大豆のカスなどを燃やすのに使ったのではないかとも思います。
ただ、この煙突は昭和初期のものだといいますので湯を沸かしていただけなのかもしれません。

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長い塀が続く大きな酒造所です。この木の塀は比較的新しいものだそうで、以前はトタン塀だったそうです。
数年前にトタン塀の外側に外観をよくするために木の塀をとりつけたようです。

でも屋根瓦は震災で傷んだのでしょう。

説明にありましたが、この近江商人の村井重助は最近まで代々名前を継いで来たそうです。
現在で17代目だそうですが、名前は区別して少し変わったようです。(今の戸籍では親と同じ名前は基本的には認められなくなっているのでしょう)

また日野という地名は今の滋賀県浦生郡日野町のことで、この日野家も長い間、滋賀県日野に本宅があったようです。しかし昭和19年から真壁に移り住んだそうですが、日野にも家があるようです。



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真壁散歩 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/06/09 18:15
コメント
大吟醸
Romanさま、おひさしぶりです。
村井醸造さん?酒蔵なら「酒造」を名乗るのが普通ですが「醸造」の名を使っているのは出自を表しているのでしょうか。
だいたい酒造のひとは醸造の作業を、清潔でないとはっきり区別していましたから。

ところで村井醸造さんのHPを見ると、商品に大吟醸もあるようです。吟醸酒と大吟醸酒の違いは…調べたらすぐ解りましたが飲んで違いがわかるかは自信ありません。
ついでですが、「大」が付く言葉を余り深く考えずに使っていた例に次のようなものがありました。
・大聖堂=大司教が居る聖堂
・大英帝国=グレートブリテンの訳だが、プリテン(フランスのプルターニュ)と区別するためグレートを付けた。
忠顕さま
ご無沙汰でした。

> 村井醸造さん?酒蔵なら「酒造」を名乗るのが普通ですが「醸造」の名を使っているのは出自を表しているのでしょうか。
> だいたい酒造のひとは醸造の作業を、清潔でないとはっきり区別していましたから。

そうなんですか。全くわかりません。

> ところで村井醸造さんのHPを見ると、商品に大吟醸もあるようです。吟醸酒と大吟醸酒の違いは…調べたらすぐ解りましたが飲んで違いがわかるかは自信ありません。

どちらにしろこのような高級な日本酒はほとんど飲んだこともないのでわからないですね。
まあなんでも大をつければ高級になるのかもしれませんね。

> ついでですが、「大」が付く言葉を余り深く考えずに使っていた例に次のようなものがありました。
> ・大聖堂=大司教が居る聖堂
> ・大英帝国=グレートブリテンの訳だが、プリテン(フランスのプルターニュ)と区別するためグレートを付けた。

UKもGBもそこに自分たちの誇り(プライド)を入れていたものでしょうかね。
私にはあまり縁のない言葉ではありますが。

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