笠間歴史民俗資料館(宍戸)-3

 宍戸にある歴史民俗資料館は訪れる人は少ないようだ。
私が行った時も誰もいなかったし、2階などの電気はわざわざつけてくれたようだ。

展示物は水戸の歴史館などのものとはかなり違っていて、石岡にある民俗資料館に近い。

こちらもあまり訪れる人は少なく土日しか開けていなかったように思うが、この宍戸の資料館も月水金の3日間は閉じている。また夕方は4時半で閉まってしまう。

展示の中に面白い写真があったので紹介しておきたい。

IMG_8021s.jpg

田植え祭りに土で田んぼに天狗の面を作って、その面に見守られて田植えを行ったという。

IMG_8022s.jpg

残念ながら昭和50年でこの奇祭は終了となったそうだ。

面白い習慣が残っていたものだ。

石岡での代田、梶和崎、長者峰、古酒にのこる大人形をまちかどに飾る風習(こちら参照)とどこか似通ったものを感じる。

全国に天狗の面をかぶって田植え前に露払いをして田植え踊りを踊る風習が残っているところはあるが、このような土面をつくって行うのは初めて知った。

またかすみがうら市の(牛渡)鹿島神社に残る「へいさんぼう」などのように田植えと五穀豊饒にどうしても子孫繁栄を昔はどこでも願っておおらかな祭りがあったのだろう。

ここの天狗土面にどのような意味を持たせていたのか・・・・。興味深いです。

上の説明文には「中市原・鹿島神社の奇祭り:享保4年(1719)頃、中市原全域に疫病が流行した。村人は神官から田植の時に神田の中央に天狗の顔を祀るようにすれば疫病神が退治できると云うことであった」と書かれていました。

この中市原と言うのは北山公園の1kmほど北方になります。

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 茨城県情報へ  ← よろしければクリックお願いします。

宍戸周辺 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2013/07/28 19:07
コメント
No title
こんばんは。
友部民俗資料館は何度も行ってますが、こういうものがあるのは知りませんでした。何を見てるんだか。
市原は、上市原の三島神社、中市原の鹿島神社に星宮神社、麦入り稲荷神社と古い神社が多いところのようです。星宮神社は神護景雲の創建とのこと。他もそのくらい古いらしいです。今度行ってみたくなりました。
troyさま
こんばんは。
おそらくこの辺りはtroyさんが良く書かれているあたりだと思いながら見学しました。

> 友部民俗資料館は何度も行ってますが、こういうものがあるのは知りませんでした。何を見てるんだか。

確かに地元だとこのような細かな事は見ないかもしれませんね。
私も石岡の民俗資料館などはあまりよく見ていないです。

> 市原は、上市原の三島神社、中市原の鹿島神社に星宮神社、麦入り稲荷神社と古い神社が多いところのようです。星宮神社は神護景雲の創建とのこと。他もそのくらい古いらしいです。今度行ってみたくなりました。

星宮神社と言うのは石岡の星の宮(今はなくなり総社に合祀)と通じるものがあるかもしれませんね。
昔の集落があった中心部の北側の北斗七星の方向なんでしょうね。
いろいろ見て調べてみてください。

こちらの資料館の記事は3回くらいに分けて少しずつ書きたしたりしていましたので、先日間違ってこちらの記事を先にUPしてしまい多分troyさんは気がつかれたでしょうね。(笑)

管理者のみに表示