鹿島神宮(4)-拝殿の向き

 今日もまた鹿島神宮の紹介の続きです。
神宮は基本的には霞ヶ浦(内海)側からお参りするように鳥居や門が出来ています。

このため参道は東よりわずかに北(東北東)と地軸の傾き(23.4度)に相当する方向を向いています。

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地軸の傾きの方向は5月頃に太陽が昇る方向です。
そのためこの道の行く先から太陽が昇ることを意識したのでしょうか。

この方向はその延長線上に皇居や明治神宮、富士山、伊勢神宮、高千穂などが平面地図上では一直線上に並びます。
(平面地図とあえて表記します。実際は地球は球体ですので、単純ではありません。)


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鳥居をくぐり江戸時代に寄進された重文の随神門(楼門)をくぐると、鹿島の森の広い参道が真直ぐに伸びています。

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その森の中の参道の手前左側に社務所と神札(しんさつ)授与所があり、右手奥に拝殿とその裏に本殿があります。

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こちらは社務所です。比較的こじんまりした作りです。

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上の写真は神札(しんさつ)授与所です。巫女さんがお札などを売っています。
多くの剣道や柔道をされている人たちがここを訪れます。

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反対側の右手に絵馬などをかける場所とおみくじを売っている場所があります。

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さらにその先に鹿島神宮の本殿とその拝殿があります。

よくこの本殿の向き(奥宮も同じ方向)が話題になります。
この神社の出来た時期や役割から蝦夷に備えをするために東北地方(北から少し西向き)を向いて立っていると言われます。

確かに神社をいろいろと見てきましたが、門をくぐってほぼ正面に拝殿が置かれているのが普通です。
それが、入って右に向いてお参りすることになります。
普通は、神社に合祀された境内社などがこのような向きに配置されることは多くありますが、主体の本殿は神様のお通りになる参道に対して真直ぐ置かれているのが普通です。

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現在本殿は来年の遷宮に合わせて修理中でしたので詳しく見ることができませんでした。
近づくこともできません。

この本殿と奥宮が水戸から東北地方を向いているのにはもう少し違った意味もあるのかもしれません。
その一つはこの神社が建てられた時はおそらく後に紹介する「御手洗(おみたらし)」の湧き水の方向から入っていて、正面に奥宮があるという流れが昔はあったのだと思います。

そうすれば奥宮の向いている方向が納得いきます。
本殿もこの向いている方向に合わせたのかもしれません。

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この建物は仮殿です。拝殿の通りの反対側にあります。
現在本殿は工事中ですので、本殿の神様はこちらに安置されているのでしょう。
しかし、奥宮もありますので、こちらにも神様はおられます。(分霊)

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息栖神社、沼尾神社、坂戸神社などの名前が書かれているのが少し気になります。

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この仮殿は社務所、神札授与所、宝物館の並びにあります。
宝物館には今回入りませんでしたが、国宝の直刀がおかれています。
先日常陸風土記の1300年記念の行事としてかすみがうら市郷土資料館に行きましたが、このレプリカがおかれていました。
とても長い刀で1.5m以上の長さがあったように思います。
細い刀ですがやはりかなり重たいものです。

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宝物館とこの仮殿の間の奥に現在立派な建物を建設中でした。
「祈祷殿ならびに社務所新築工事」となっていました。かなり広い大きなものです。

この工事場所のの奥に「武徳館」という建物があります。
ここで多くの武道関係者、子供達が稽古に汗を流します。

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鹿島神宮 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/08/18 19:27
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