根渡神社(大子町)

 茨城県北部の袋田の滝の手前の上小川から大沢川に沿って山の方に登っていくと、途中の栃尾金山跡の少し手前の道路沿いに「根渡神社」がある。

少し気になり立寄った。

根渡神社というのはどのような神社なのか? あまり平野にはないように思うが・・・。

少し調べて見ると、関東北部から東北南部の地に同じような名前の神社がたくさんあると言う。

名前も「根渡」「子渡」とネワタリと言う神社ばかりではなく「二渡」「荷渡」「仁渡」「庭渡」「二羽渡」「新渡」などとニワタリも多くある。また「三渡」「見渡」「海渡」「御渡」「水渡」などミワタリもある。


これらの「ネワタリ神社」や「ニワタリ神社」などはそれ程大きな神社はないが、山間部などの集落で大事にされている神社が多いようだ。但しミワタリというのは水渡で山間部よりは水辺なのかもしれない。

IMG_8417s.jpg

大沢川に沿った県道32号線を北上し、栃原の金山跡への分岐の1km程手前の道路沿い山側に建っている。

IMG_8418s.jpg

山の鎮守様といった感じの神社だが、かなり古くからあるようだ。
しかし、何が祀られているのかが良くわからない。

ニワタリで鶏の神を祀っているというのもあったが、少し違うような気がする。
ネワタリでやはり山の神を祭っているのか?

静岡の三島では根渡神社に「武内宿祢(たけうちすくね)命」を祭っていたという記述があった。
これは面白い。

武内宿祢は大和朝廷の成立期に関東の北部までやって来て、この地を攻めて取るべしと進言したと言われる人物だ。

ただ関東北部から東北南部の根渡神社は大己貴命(大国主)や 面足命などの国生みの頃の神を祭っているところが多いようだ。
また海洋族の祭神「おおわたつみの神」を祭るところもある。これも興味深い。

ここ大子の根渡神社の祭神はわからなかった。

IMG_8419s.jpg

古びた石段を登ると拝殿前に左右に狛犬。

IMG_8421s.jpg IMG_8428s.jpg

この狛犬はちょっと気になる。なかなか個性的だ。

IMG_8422s.jpg

神社境内の隅に立派な岩が。

IMG_8423s.jpg

さて本殿は?  この上? 

IMG_8424s.jpg

拝殿はこのような平たい台地の上に建っていますが、すぐ裏が山です。

IMG_8426s.jpg

本殿はこの裏山にあります。そしてコンクリートで出来た階段があるのですが、段差があってすぐに登れません。
よじ登ればいいのですが、そこまですることもないのであきらめました。

きっと何かある時は台でも持って来て登るのでしょう。一般の人は登るの禁止?

この神社はやはり良くある岩や山を祭る神社でしょう。
山の神です。

この先の栃原で聞いたのですが、この辺りは木材の切り出しも多く、栽培しているものも野菜のほかお茶はあるそうですが、お米の栽培はほとんどやっていないそうです。


大子 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/09/11 19:31
コメント

管理者のみに表示
« 夏日戻る | HOME | 祭り獅子 »