小高散歩(3)-皇徳寺

 小高城の小高氏の菩提寺であったのがこの「皇徳寺」です。

実はこの寺は城のあったすぐ西側の今「常行院」という寺のある場所にありました。
佐竹氏の一派がここにやって来てからそこを譲って場所を転々と変え、今の地に移ってきたようです。

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この皇徳寺の場所は古代の古墳が多い場所です。
皇徳寺古墳群といい、この寺の裏山や墓地のあたりに前方後円墳1、円墳1、方墳3基が見つかっているそうです。

以前近くの「側鷹(そばたか)神社」を紹介した時(こちら)、この辺りに何か部族の集落(奈良時代(律令制)以前)があったのではないかと考えています。

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ここを訪れたのは9月27日。まだ彼岸花が咲いていました。

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趣のある山門ですが、いつ頃建てられたのかわかりません。

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曹洞宗皇徳寺本堂。

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上の説明にあるように1533年に小高氏の菩提寺として水戸の円通寺より住職を迎えて建立したとあります。
あまり円通寺が良く分からないのですが、恐らく水戸市千波町にある円通寺だと思われます。

この寺の名前は石岡の照光寺でも聞きました。
石岡の大掾(だいじょう)氏が佐竹氏に滅ばされ(1590年)、街中の寺もほとんど焼失してしまいました。
そして佐竹氏による町の復興が行われたのですが、この時に照光寺の再建にやはり円通寺より住職を迎えています。
その後この照光寺は常陸府中松平藩の菩提寺となりました。

また照光寺の本堂は今は建てなおされていますが、その前の240年程前に建てられた本堂は大洗の願入寺の開基堂として移されています。石岡ではこの話が書かれているものが少ないようです。

これは親鸞聖人ゆかりの寺を探していて分かったものです。

このような事とつなぎ合わせていくと少し状況も見えてくるのでしょうか。

今はひっそりと佇むこの寺の歴史を思い浮かべています。
昔あった場所とはそんなに遠くはありませんが道は複雑です。



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小高散歩 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/10/24 20:27
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