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八木蒔周辺(4)-地名

 昨年末まで書いてきた行方市の八木蒔地区。この読み方は「やぎまき」ではなく「やきまき」と読む。
少し気になって同じ地名を検索してみた。

   ・大分県中津市耶馬溪町大字山移八木蒔(やきまき)

 があった。耶馬渓と深耶馬渓の中間にある集落である。

地名の由来を知るのに全国の郵便番号簿から地名検索用のプログラムをEXCELで作成して検索した。

まず「八木」とつく地名は全国に100件程あったが、この中で「やき」と読むのは次の8か所のみ。
(もちろん新住所のみなので、旧住所にあるものは検索できない)

・茨城県行方市八木蒔
・千葉県船橋市八木が谷(ヤキガヤ)
・新潟県東蒲原郡阿賀町八木山(ヤキヤマ)
・富山県富山市八木山(ヤキヤマ)
・三重県多気郡明和町八木戸(ヤキド)
・岡山県備前市八木山(ヤキヤマ)
・福岡県飯塚市八木山(ヤキヤマ)
・長崎県西海市西彼町八木原郷(ヤキハラゴウ)

その他は次の1つを除いてすべて「ヤギ」だ。

・熊本県上益城郡山都町八木(ハチボク)

続いて「やきまき」という言葉でネット検索してみると
・岩手県花巻市八木巻集落:古い時代の文献には、八鬼巻、八亀巻、焼巻、焼蒔、八寸巻というさまざまな表現で登場。
   永禄7年(1564年)に始まったとされる「八木巻神楽」が有名

八鬼巻、八亀巻、焼巻、焼蒔、八寸巻 その他でいろいろと検索するが思うようにヒットしない。
・宮城県石巻市広渕焼巻
・岩手県下閉伊郡岩泉町釜津田小焼巻(こやきまき)

変わったところでは
・愛知県豊田市松平志賀町八升蒔(はっしょうまき)

というのもあった。

こう言うことを考えて頭の片隅に置いておくと次にどこかでハッとして気がつく事があるのではないかと思っている。

まあ行方(なめかた)などというわからない名前もあるのでのんびり考えよう。
行方についての謂れは一応常陸国風土記に載っていることは承知しているが、これは正確ではないと思っている。

今回の検索で「八木山」がヒットしたが、昨年末に仙台に出かけていたが、仙台にも八木山があったがこちらは「ヤギヤマ」だと伺った。

そのため全国にある「八木山」と漢字で書く地域を調べたが上のリストに記載した新潟・富山・岡山・福岡の「ヤキヤマ」とこの仙台の「ヤギヤマ」しか出てこなかった。

仙台の八木山は元々は越路山と呼ばれていた所だそうで、仙台城に隣接していて樹木の伐採が制限され(御留山?)荒廃していた場所であったそうだ。それを江戸時代創業の仙台味噌などを営んでいた八木家4代目八木久兵衞氏が明治になりこの地区を私財を投じて買い取り開発を進め、さらに昭和になり5代目が開発を拡げて動物園などを整備したことから越路山は八木山(ヤギヤマ)と呼ばれるようになったそうだ。

こんなことからもその場所の歴史が見えます。


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旧鹿島鉄道沿線 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/01/08 18:57
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