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菅原大神

 昨日紹介した東庄町の「東大社」は県社にも列せられた由緒ある神社で、銚子の式年神幸祭の中心ともなっている神社とわかりましたが、実は桜井浜の鳥居のすぐ近くには菅原道真を祀る古い神社があります。

「菅原大神天満宮神社」です。

浜から成田線の方に向かって進むと線路の手前右側にあり古社なのですが東大社などよりも低地に鎮座しています。

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下に掲載した写真に由来などを載せましたが、戦国時代末期頃にはこの地にあったようです。

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菅原道真は1100年ほど前に大宰府で亡くなりますが、その後全国に学問の神様として天神様が建ちました。
天神様としては「大宰府天満宮」と「北野天満宮」が有名ですが、茨城の大生郷天満宮(常総市)もかなり古い由緒ある神社です。

ではここの天満宮はどのような神社なのでしょうか。

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菅原大神と神社の名前につけているように菅原道真を崇拝して祀っていること。
(神社の紋は天満宮によくある「丸に梅鉢」)

また「子宝石(子産石)」と呼ばれる大小約90個の玉石が保管されていて、子宝に恵まれない女性がこの石をおなかに抱いて祈ると、赤ちゃんができると言われていること。

しかし、この子宝石はこの近くにあって信仰を集めていた御産宮をこの菅原大神と一緒にしたという経緯があるようです。

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この子宝に恵まれると言う神社やお宮は全国にたくさんありますが、この神社はその中でも古くから信仰を集めてきたようです。この神社が別名「子宝神社」としての方が有名なのかもしれません。

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小見川・東庄 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/01/26 20:30
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