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常陸国総社宮2014(2)

 総社宮の初詣に行き去年と違うことが結構ありました。
昨日紹介した拝殿前のさい銭箱を明治神宮などにならって臨時に大きな箱(といっても横に6~7人くらいが並べるもの)を設置してあったことと、今日紹介するヤマトタケル(日本武尊)の腰掛石です。

以前からここに置かれていて、ヤマトタケルが霞ヶ浦の海を舟でやって来て、この神社の下に着き、この石に腰かけたという話になっています。

常陸国風土記には「倭武の天皇」と書かれており、あちこち歩いたり舟に乗ったりしています。

また東京湾で入水した弟橘姫とも常陸国で再会しています。

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その日本武尊が腰かけたとはっきり書かれたものは見当たりませんが、もともと実在した人物というのもあまり信ぴょう性はないので好きに話を作ってしまえるかもしれません。

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この腰かけ石が、拝殿前の境内にひっそり置かれ、小さな看板があるだけだったのですが、今年は手塚治虫プロダクションと組んで派手な看板がお目見えしました。

これをどう解釈するかは人それぞれでしょう。

また石の横に「山高神代桜」の苗木が植えられていました。
またそこには「日本武尊のお手植えされた桜」との説明もありました。

山高神代桜は山梨県北杜市武川町山高の実相寺境内にあるエド ヒガンザクラで、樹齢2000年程の老木で国の天然記念物になっています。

この桜には日本武尊が東征の際に立寄ってこの桜を植えたとされているのだそうです。
当然私は信じてはいませんが、解釈も人それぞれですね。

IMG_0137s.jpg

さて、この石も実は神社の裏手にあったものをこの場所に移したという話も聞こえてきていますので解釈はどうぞご自由に。

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神社にこのような手塚治虫の火の鳥の看板が似合うかに合わないかというのも解釈が分かれるところですね。
でも、総社という神社は数多くありますが、この神社が現在の地位を得てこうして受け継がれていくのには伝統だけではなく、このような変化も必要な事なのかもしれません。

生き残り発展を遂げるにはこのように変わっていくこともあるのでしょう。
そして伝統と言われる多くの事が途中で変わって来ているし、変わることも必要な事もあるのでしょう。

私にはよく分かりません。

大洗磯前神社のガールズ&パンツァーの大きな絵馬が登場して話題となっているようです。
こちらも負けずと火の鳥や恋瀬姫なのかもしれません。

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あいさつ | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/01/04 16:43
コメント
No title
こんばんは!

日本武尊は各地に多くの伝説があるのですね~
熱田神宮など、日本武尊の所縁の地を訪れた事があるので
常陸総社宮の記事を興味深く読ませて頂きました

静岡にも草薙の剣伝説にちなんだ地名焼津、草薙があります
日本武尊・草薙の剣に興味を持ち、日本書紀、古事記両方読みましたが、どっちが真実か判らなくなりました…

山高神代桜も撮影しに行った事がありますが、
そちらに苗木が植えられているのですね~ 驚きました…

日本武尊伝説の信ぴょう性は判りませんが、
常陸総社宮のお写真に、いい雰囲気を感じました☆
機会あったら、訪れてみたいと思います(^^♪
かるがも@さん
> 日本武尊は各地に多くの伝説があるのですね~

確かに各地に伝わっていますね。常陸国風土記では天皇と書かれていますね。

> 熱田神宮など、日本武尊の所縁の地を訪れた事があるので

熱田神宮はヤマトタケルをお祀りし、草薙の剣が奉納されているのですよね。

> 静岡にも草薙の剣伝説にちなんだ地名焼津、草薙があります

焼津は知っていましたが、草薙という地名もあるのですか? おもしろいですね。

> 日本武尊・草薙の剣に興味を持ち、日本書紀、古事記両方読みましたが、どっちが真実か判らなくなりました…

すごいですね。どちらもすべて真実を書いてはいませんのでわからないですね。

> 山高神代桜も撮影しに行った事がありますが、

すごい! こちらに昨年末から植えられたようです。
数年後には話題となって訪れる人が増えるかもしれません。

> 常陸総社宮のお写真に、いい雰囲気を感じました☆
> 機会あったら、訪れてみたいと思います(^^♪

こちらにも来れれる機会があれば訪問くださいね。案内します。

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