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又見神社(2)-香取神宮摂社

今日は各地でまた雪。
でもこの辺りは運よく今回は昼ごろから雪はやんでいる。
これから夜にまた降るのかもしれないが、風がだんだん強くなってきた。

冬用タイヤをつけていないので早めに帰宅して、ツルツルのタイヤを交換してきた。
但し冬用タイヤではない。それでも少しはましだろう。月曜日にはまた出かけなければならない。

 さて、今日は昨日の香取神宮の摂社「又見神社」の記事の続きです。

この神社は小山の上の方にありますが、神社は「又見古墳」の一部を切り崩して建てられています。

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神社の脇に「又見古墳」の説明看板と石棺が置かれています。

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説明板によればこの古墳は7世紀中葉の築造と考えられると言います。

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これがその脇に置かれている古墳の棺「箱式石棺」です。
でもとても面白いことが描かれています。

この石棺の材質が雲母片岩で、これはこの下総の地にはほとんどなく、筑波の方に見られる石だというのです。
石岡の国府跡に置かれている箱式石棺も同じような石ではないかと思います。
7世紀ごろにこの地の部族と筑波の方の部族は繋がっていたのではないでしょうか。

また石岡で見つかっている箱式石棺は人体が2体入っていたものが多い。
こちらはどうなのだろうか。

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又見神社本殿のこの下にももう一つ石棺が眠っているようです。

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神社はこのような高台にありこれはそのまま古墳であったと考えられるように思います。

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下に下りて、少し神社の廻りを横の方に行ってみました。
神社の麓に当たるところに大きな石碑と鳥居が置かれていました。
石の書かれている文字は読むことが出来ず何の神が祀られているかはわかりません。

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ここにも二股大根が奉納されていました。
いつからこのような二股大根を神社の祠脇に置くようになったのでしょうか。
またどの地方にもあるのでしょうか。

香取神宮の摂社は後一つ見ていない所が残っていますが、またの機会に行ってみたいと思います。

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香取神宮 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/02/14 19:04
コメント
大根というのは
やはり神にささげる者なのですね。
お晩です、Romanさん。
浅草で出会った、待乳山聖天もお寺自体のお印が
大根と巾着で、大根は聖天に供えるべきものなのですね。
それにしても二本足の大根は、私の愛する連れの
脚のようでもあり、愛らしいものです。

こちらもそうですが、明日は雪一色の街となりますので、転倒などさえれないように、くれぐれもご自愛ください。またお邪魔します。
kozoh55さん
雪は大変ですね。
この辺りは前の雪が残り今回はあまり降りませんでしたが、冷たい雨と強風が吹き荒れています。
こんな日はおとなしくしているに限りますね。

> 浅草で出会った、待乳山聖天もお寺自体のお印が
> 大根と巾着で、大根は聖天に供えるべきものなのですね。

大根と巾着ですか。すごいですね。昔から変わらない物なのでしょうね。

> それにしても二本足の大根は、私の愛する連れの
> 脚のようでもあり、愛らしいものです。

ご夫婦仲もよさそうでよいですね。
これからもいろいろな写真の紹介楽しみにしています。

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