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手子后神社(石岡)と中津川(1)

 神栖市の手子后神社は常陸風土記に書かれている童子女(うない)の松原の話に出てくる松になった女性(古津松)を祀っていると言われ、これが鹿島大神(タメミカズチ)の娘ともいわれているとされています。

この話を調べて見ると私の住む石岡市にも手子后神社があることがわかりました。

この神社は国の史跡にも登録されている東日本で2番目の大きさを持つ舟塚山古墳のある台地(中津川)と同じ所に建っていました。

現在6号国道のバイパス工事が行われているすぐ近くです。

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神社は3つ並んで建っていますが、YAHOOの地図などでは真ん中のの手子后神社は名前が表示されていません。
場所は中津川の高台側の先端部分です。

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右側のこの神社は「素鷲(そが)神社」

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この神社の横には古い石像や平たい石板がゴロゴロしています。

この辺りも舟塚山古墳群の一角なのでしょう。古墳の石棺などの一部もありそうです。

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この三猿が彫られた庚申塔などもなかなか珍しいですね。クリックすると写真は拡大します。

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地図には神社の名前が見えませんが真ん中の神社が「手子后神社」です。「てごさきじんじゃ」ではなく「てごめじんじゃ」というようです。

この神社の祭神は童子女の松原に出てくる男女の霊(奈美松(なみまつ)例と古津松(こつまつ)霊)です。

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この辺りに松林はありませんが、舟塚山古墳も昔は古墳の上は松林だったと聞いたことがあります。
今では古墳の上は木は全て伐採してきれいな芝生になっています。

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一番左側は小さな社にとたんの屋根覆いをかぶせています。

梨ノ木稲荷神社です。

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入口にはキツネ像が置かれています。お稲荷さんです。梨ノ木という名前も少し変わっていますね。
昔の梨は結構堅い実がついたようですのでどのような意味合いがあるのでしょうか。

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神社のある場所は石岡市中津川字上ノ宮というようです。宮とはどういう意味でしょうか。

今日はまた銚子に行ったりして遅く帰ってきました。
調べる時間もないのでそのうちに何かわかったら書きたすかもわかりません。



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手子后神社 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/04/09 21:54
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