おはなし劇場

今日の午前中は「ふるさと風の会」の定例集会でしたが、こちらのおはなし劇場もあったので途中で抜け出して石岡みんなのひろばの2階へ。
今日はいつもの部屋ではなく奥の広めのホールで公演を行いました。もう少しお客さんが来ると思っていたのですが、入口が工事中で来る予定の方が来られなかったのかもしれません。
来る予定で入ってくるのを躊躇された方がおられましたらお詫び申し上げます。
2ヵ月に1回公演をしています。次回は6月28日(土)10:30から1時間くらいです。是非またお越しください。

今日の出し物は
1)落語から「てんしき=転失気」

物知りの和尚さん医者から「てんしきはあるか」と聞かれて知らないとは言えない。
知ったかぶりして小僧を使って聞きにやる。
これは屁のことだと聞いて小僧さんは和尚さんにウソをつく。・・・・
男はある程度年を重ねると知らなくても知らないと言えない。
まあプライドを傷つけられるのを最も嫌う。いや~ まったくです。
今日は風の会の話し合いでも子供からパソコンを習うけどうまくいかないと言う話になった。
まあ平均年齢も70歳くらいの男連中ではこれも難しい。
プライドだけはみなさんしっかり持っているが、新しいことはなかなか・・・。
私からは男親は息子から教わるのは抵抗があってうまくいかないですよと話しました。
何しろ理屈っぽくてへたなプライドはしっかりもっているのが男親ですからね。

今日の歌のプレゼントはダークダックスが歌ってヒットした「花のメルヘン」(U-Tube:こちら)
この歌の作詞作曲の「敏とし」さんは彼のお兄さんらしいです。
本当に懐かしい歌素敵な声でありがとうございました。
フルートも良かったですがギターで歌も歌ってくれるとこの歌の持つ優しさが伝わってきます。

続いてはいもとようこさんの絵本から「いとしのハチ」
渋谷駅でご主人の帰りを待ち続けた忠犬ハチ公のおはなし。
絵本も書く人により内容も伝わり方も変ってきますね。とてもよかったです。
似たような話ですが、この石岡駅で17年間も幼稚園児だった飼い主を待ち続けたタローの話があります。
(「あしたあえるさ」(記事こちら)、忠犬タローの歌(こちらの記事)(またこちらの記事)
たくさん私も書いてきました。たしか絵本も出版されたのかと思いますが。こちらはまだ見ていませんが。

渋谷駅も大分変ってしまい、またこれから大きく変わろうとしているそうです。
昔は何年もこの駅を通っていましたが、今ではきっと迷ってしまうのではないかと思います。
ハチ公の像はたしか秋田にもあったと思います。

さて、今回も前回と同じように先日亡くなられたまど・みちおさんの歌で「やぎさんゆうびん」でした。
何歳になってもこのような詩が書けるのは素晴らしいですね。お亡くなりになり残念でした。

最後の出し物は狂言から「附子=ぶす」・・・家の主人が「附子という猛毒が入っている桶には近づくな」と使用人である太郎冠者と次郎冠者に言いおいて外出する。二人は留守の間にこっそりと食べてしまう。
この話は昔何度も聞いたことはありますし、落語や一休さんの話にも登場するものです。

笈川さん御夫婦の息のあった演技はとても面白いです。もう35年も活動されているのですからすごいですね。


さて、アンコールということで1曲。美空ひばりの「車屋さん」
歌の中に出てくるのは「都々逸」ですね。
この石岡の地は都々逸の始祖「都々一坊扇歌」が亡くなった場所で、お墓も国分寺にあります。
私のブログでもたくさん紹介してきました。
記事をまとめていますので良かったら読んでください。(こちら)

また次回6月28日(土)10:30にありますのでお遊びに来て下さい。(無料です)


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