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カラスの話 - からす扇

東京府中の大国魂神社は武蔵国総社宮でもあります。
ここは4月30日から1週間「府中の暗闇祭り」という関東三大奇祭がありますが、毎年7月20日に「すもも祭」という祭りが行なわれています。

先日、実家(小金井市)に帰った時に、この祭りで「からす扇」「からす団扇(うちわ)」が売られているということを聞きました。

起源は源頼義・義家(八幡太郎)父子が奥州征伐(前九年の役)に戦勝を祈願して、その成就のお礼に訪れた時から始まったとされます。

すももをお供えにしたから「すもも祭」を行なうようになったといいます。

そして、この「すもも祭」の時に「からす扇」「からす団扇」が配られるのです。

「からす扇」「からす団扇」はは、その扇や団扇で扇ぐと害虫が駆除され、病気が平癒すると信じられているのです。

また、このからす扇や団扇を玄関先に懸けると悪疫、悪魔よけになるといいます。

このため、この祭りは五穀豊穣・悪疫防除を祈願するものとなっています。

起源をたどると1200年ほど前の「古語拾遺」の神話に「烏扇で扇ぐと害虫よけになる」ということに基づくと言いますが、カラスが描かれた扇にどのような意味があるのでしょうか。

神の話とはなっていますが、昔、田圃にいなごが大発生しこれをカラスが退治したのでしょうか?

面白いことに「からす麦」をイナゴは食べないといいます。
またこの烏麦の名前の謂れも気になりますね。

やはりこのからす扇に描かれた烏は八咫烏(やたがらす)なのでしょうか。

書かれた烏には足が描かれていません。3本足なら八咫烏と考えられますが・・・。
 

カラスの話 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/01/11 19:05
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