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逢善寺(3)

 稲敷市(旧新利根町)にある古刹「逢善寺」の紹介の3回目です。

この寺は江戸時代の天台宗八壇林の一つに数えられた大きな寺であったそうだが、その後この辺りはあまり発展せず、道もせまく地図にもほとんどのらず、訪れる人も地元以外では少ないのかもしれない。

しかし茨城百景に指定され、本堂、書院などが県の文化財となり、仁王門や仁王像も江戸の日枝神社から移された由緒あるものだそうだ。

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さて、この本堂は天保13年(1842)に再建されたもの。
その大きさは目の前にするとわかる。

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天台宗の開祖最澄?

本堂の廊下に置かれた仏像三体。内容は良く分からなかったが不思議な感じがした。

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弁財天? 赤ん坊を抱いている? 天女か?

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 大国様か? 何故七福神が・・・

 この寺の本尊は千手観音様です。

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本堂の龍の彫刻も見事だが、大きく張り出した屋根のひさしを支える弓型の梁が特徴的だ。

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この逢善寺の森が茨城百景なのだそうだ。 寺の裏は趣のある竹林となっている。

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この横梁が印象的でしょ。

県指定の文化財はこの本堂のほかに書院・庫裡)一体のL字形)があるが、気がつかなかった。
でも後から地図を確認したら確かに本堂と同じくらいの大きな建物がこの本堂に向かって右側にあった。

木の陰で見えなかったようだ。
ネットで探してみたがほとんど写真が無い。今度もう一度行ってみたい。
天井の天女画も見られたかもしれない。

またいけるといいが・・・。

古東海道を求めてこの辺りから柳田國男記念館のある利根町あたりの散策がまだ終わっていない。
今年中にまわれるか?
あせらずに行こう。

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阿見・美浦・稲敷 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/07/29 20:16
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