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多宝塔(来迎院)

 以前このブログで筑波山の裏側から連なる三重塔などの紹介をしました。(こちら

その中で、ただ1カ所訪れていなかった龍ヶ崎市の来迎院にある国の重要文化財に指定されている「多宝塔」を見に行った。

多宝塔

ここは古水戸街道に若柴宿に近く、寺そのものは大きくは無いがこの多宝塔だけが異彩を放っている。
なかなか見事なものだ。

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製作年代は室町時代後期のもので、1556年にあったことは確かなようだが、正確な年代はわからない。
雨引山の多宝塔は1684年なのでそれよりはだいぶ古い。

前に調べた時は県指定の重要文化財となっていたが、年代がさらにさかのぼることが判明し平成19年に国の指定に指定されたようだ。

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こちらは来迎院の本堂。

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上の説明にあるようにここは江戸崎の土岐氏の支配地だったようです。
土岐氏は美濃が中心のようですが、常陸国では江戸崎と龍ヶ崎に分かれ、その後、江戸崎土岐氏が統一していた。

1556年のころは江戸崎土岐氏の支配下にはいっていたものと思われます。

しかしここも天正18年(1590年)に佐竹氏勢に江戸崎城、龍ヶ崎城が陥落し、会津の佐竹氏派の芦名氏が入っています。


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山門

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塔の裏側にはお釈迦様の涅槃(ねはん)像が置かれていました。



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筑波・土浦・牛久地区 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2014/09/03 20:21
コメント
美しい姿です
お晩です、Romanさん
時代も室町まで遡る年代物ですが、
その姿の美しさに感動しました。
ふたつの屋根がつながっている所の曲面で作られた姿、セクシーです。
多宝塔というと、自分がこれまでに見たものは、
時代が新しかったり、赤などもっと派手だったり
そんな印象でしたが、
こういった渋いものもあるのですね。
改めて勉強&目の保養になりました、
ありがとうございます、またお邪魔します。
kozoh55さん
おひさしぶりです。
北海道にも帰られていたんですね。

> 時代も室町まで遡る年代物ですが、その姿の美しさに感動しました。

美しいですよね。
ただ廻りがもう少し広々してこの塔をひきたててくれれば良いのですが、
何故こんなところにというような場所です。

ある意味ではもったいないです。人もあまり行かないですから。

> こういった渋いものもあるのですね。

やはり五重塔や三重塔は美しいですが、これとは違った良さもあります。
コメントありがとうございました。

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