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年番町祭り前

今年も「石岡のおまつり」が始まりました。

現在まだ朝ですが太鼓の音がもう響いて聞こえてきます。
午後1時頃までは市街地も車も通れます。
お祭りは14時スタートですが、その前に総社では神輿に神様を分霊するための行事や土橋町の獅子などが神社に参拝して無事を祈ります。
そして、神社神輿を担ぐ人たち(白い平安衣装)も巫女からお神酒などでお清めを頂いて2時の花火の合図前に神社の境内に行列の順番に整列します。

そして各町内の幌獅子は参道の両側にたくさん集まって花火に合図を待ちます。
山車は参道には、狭いので入れないため街中で合図を待つようです。

合図(2時)と同時に一斉に動き出します。

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さて、今年の年番は「冨田町」です。
6号国道からは貝地の信号を入って行ったところから始まりです。

この「はとりや」さんは手前に昔からやっているお菓子屋さんがあり、「あんずロール」や「尼寺のときめき」などのお菓子・ケーキを作っています。

写真の少し先で斜め左に入って行く道が旧道です。
ここに平福寺、北向観音、府中酒造さんと続きます。

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年番町には総社から分霊が神輿にのって祭りの間だけこの年番町にやってきます。
その神様の仮の住まいが「御仮殿」です。今年はこの旧道との分かれ道を入ってすぐの所(北向観音の斜前東側)に設けられました。

写真は10日の日に敷地に敷き詰めた砂利を均して準備している時のものです。

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「富田北向観音」

総社宮の神宮寺として総社宮境内に造られたものを江戸時代に府中の街の守護として通りの南端に移したもののようです。
移された時はもう少し北側にあったようです。

昭和4年の石岡大火はこの北向観音を避けて手前まで燃え、何とか助かったようです。

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その隣が「渡舟」の府中酒造さんです。

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旧道との分かれ道の新道側にある魚屋さん。このお店も印象的です。

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年番町(旧町の名称で冨田町)では垂れ幕や提灯を飾ってきれいに準備していました。
この祭りが始まる前の風情もいいですね。

石岡のおまつり2014 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/09/13 08:55
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