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銚子渡船場跡

 江戸時代に利根川をここ銚子とつなぎ、ここの魚を東京の魚河岸まで運んだ。
利根川はかなり上流側の関宿で江戸川に入ることができるようになった。

しかし、魚などの鮮度の大切なものを運ぶには距離が長すぎた。

そこで布佐で一旦荷を下ろして陸送で布佐から松戸まで魚を運んだという。
そのための道が鮮魚(なま)街道などと呼ばれた。

また霞ヶ浦水運が発達すると蒸気船も就航したりして大いに発展を遂げた。

銚子02

銚子駅から真直ぐ利根川川岸に出たところに「渡船場前」という信号がある。
港に面して公園風になっている。

この場所が昔の渡し船乗り場だったようだ。

銚子03

ここから銚子大橋が良く見える。
この橋は数年前まで工事していたが今は完成してきれいな橋に生まれ変わった。

橋の向こう側は茨城県神栖市波崎の街になる。

銚子04

銚子には何カ所も漁港があるが、一般にはこの先の利根川沿いにある港(川口)と、そこから外洋側に曲がった先にある銚子港(ポートタワーなどがある)およびその先の犬吠崎をぐるった回った向こう側の外川港辺りだろうか。

上の写真の先はもう利根川の河口で、すぐに外洋に出る。


銚子05

銚子大橋

銚子01

船は内側の船のプールにたくさん停まっている。
そしてその廻りをカモメが飛びまわっている。

外から魚を積んだ船が戻り、網を広げたりするとカモメは群がってくる。




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霞ケ浦水運 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2014/10/17 20:03
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