等覚寺(銚子)

 前に銚子の山の方に猿田神社があり訪れたことがあったが、地図を調べていたら比較的近い場所にこの等覚寺が地図に載っていた。
この寺が由緒ありそうなのだが、道はごちゃごちゃしていて猿田方面から向かうのは困難そうであった。

そのため先日国道355号線から直接向かう道を選んでいって見た。

しかし結構狭くてごちゃごちゃしている。
昔の銚子の中心がこちらにあったなんて信じられない感じだ。

 ここは、「法雨山等覚寺」 曹洞宗の禅寺だ。

等覚寺01

入口の山門脇に「山門禁葷酒」(くんしゅ山門を入ることを禁ず)の結界石が置かれている。
今を入る時は少し身を整えて一礼してはいる。もちろん酒やニンニクなどは食さない。

等覚寺06

正面に本堂があるがこちらは後から創られたものか。(平成6年の新築だという)

等覚寺04

本堂に向かって右手に鐘楼がある。

等覚寺03

ここに保存されている文化財の説明だ。
まず一つ目がこの経筒。

末法思想が広がって行った時に全国各地で経文を穴を掘って埋めた。
その時にこのような金属製の筒が使われた。
主には鎌倉時代だ。

この筒には建長4年(1252)の銘が彫られているという。
昔石岡周辺の経塚を調べて書いたことがあるので参考まで(こちら

等覚寺05

もう一つは仏像三躯。
いずれも鎌倉時代前期から後期の木造の菩薩像や阿弥陀如来像だ。

かなり古い仏像で見て見たいものだが、これは5年に1度だけ開帳されるという。
前回が2013年7月11日というので、次は2018年7月となる。(未確認)

別な寺から運び込まれたものだという。

等覚寺07

さてこの寺で異彩を放っているのはなんといってもこの「三千堂」といわれる建物だ。

なかなか見ごたえのある建物だ。

等覚寺08

三千堂というのは、三千仏体を安置しているのだそうだ。
明徳元年(1390)に疫病がはやった時にそれまでここで安置されていた三体の仏(観音、薬師、地蔵)に1000体づつ仏像を彫り寺を建立して、ここに三千仏体の成就を祈念して成就院としたのが始まりだそうだ。

等覚寺09

現在の建物は元禄年間(1700頃)再建されたものという。

等覚寺10

この三千堂内部には「写真撮影禁止」の貼り紙があり内部は撮影しなかった。

等覚寺11

調べれば何か色々なことが出てきそうな寺であったが、あまり説明されているものは少ない。
また他のことを調べているうちにこの寺にたどり着くことがありそうだ。

これ以上は、それまでの楽しみにしておこうと思い。

等覚寺12

等覚寺13

等覚寺14

境内にはかなり大きな五輪塔がたくさんある。

歴代住職の墓かと思ったが、松平外記代々(2代忠実~11代忠凱)の墓も現存していると書かれているので、これの一部か?


銚子 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/01/12 17:30
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