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化蘇沼稲荷神社(1)

 玉造から国道354号線で北浦方面に行き、途中の両宿というところで左に曲がって「化鮮沼稲荷神社」というところに行ってきました。

この化蘇沼という文字が気になったせいです。

読みは「けそぬま」で「けせんぬま」ではありませんが、宮城県の気仙沼を思い出します。
何処かで意味は同じなのかもしれません。この神社のある場所は旧北浦町(現行方市)でその前は北浦村と言いましたが、そのもっと前は「武田村」でした。

武田氏の郷です。昔甲斐武田氏の氏族がこの地にやってきたといわれています。

前に「木崎城跡と北浦武田郷」として紹介しました(こちら

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神社参道の入り口に木の鳥居があります。

その横に「茨城百景化蘇沼稲荷」の石碑がある。

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鳥居から桜の並木が続く。
桜の木もかなりの年数が経っている古木だ。

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しばらく進むと赤い神社の建物が見えてくる。

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祭神は倉稲魂命で、五穀豊穣の神様だ。

創建は1478年で、大掾(だいじょう)氏は水戸城を江戸氏に奪われ石岡(常陸府中)に居を構えていたはずである。

その大掾氏がこの地を治めていたというのは木崎城や香取神社でも出てきたが、甲斐の武田氏一族もこの地方にやってきたのは15世紀の初頭のようなのでこのあたりの関係はどうなっているのだろう。

大掾国香内宿城などという表現もあるのでもう少し調べて見よう。

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稲荷神社なので狛犬ならぬ狐の像が置かれています。

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明日に続きます。

玉造 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/01/26 19:55
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