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中根八幡神社

 行方市(なめがたし)の3つの鹿島神社を訪ねようと、中間の北高岡の鹿島神社を探していた。
県道183号線は北浦へ注ぎこむ川沿いにできた低地をくねくねと進むが、この道でさえ車がすれ違うには狭い場所がたくさんある。

神社は山側(北)に入るがどこから入っていいのかわからず、道もせまそうで車で近くまで行くのはあきらめた。
さりとて歩いて行くほど興味があるわけでもなく、時間もない。

そんな時に県道脇に行方市の文化財の案内看板(中根八幡神社本殿)が立っていた。

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中根八幡神社。祭神は八幡大菩薩である誉田別命。

神社の創建は不明だが、本殿は天文7年(1538年)再営とあるので、それより前と言うことらしい。

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八幡様ということで、鎌倉時代頃の創建?
ここ中根地区台地の突端部に建っている。

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拝殿は比較的新しく、最近建て直したようだ。

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市の有形文化財の本殿。

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玉造 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2015/02/11 19:01
コメント
No title
中根地区があるんですか。私の住んでいるところも目黒区の中根という地区です。『根』というのは勾配が終わり平坦な土地になったあたりを指す言葉だとか。
目黒区には中根とか東根とかありましたが、今は地名としては、中根のみ残っています。
そちらの中根はどういう意味合いなんでしょうね。
AzTakさん
今晩は。

> 中根地区があるんですか。私の住んでいるところも目黒区の中根という地区です。『根』というのは勾配が終わり平坦な土地になったあたりを指す言葉だとか。

「根」が勾配の終わりで平たんな土地と言うのは初めて聞きました。
私は「根本」「中根」には特殊な意味があると思っています。
仏教伝搬していく過程でその中心となった土地ではないかと漠然と考えているんです。
仏教的には音読みで「コンポン」「チュウコン」などと言うと少しその意味合いが伝わってきます。
根本寺、中根寺などがあります。

松戸の駅の近くの江戸川沿いに「根本」「中根」という場所があり、松戸市のホームページに
「弘法大師が1本の木から薬師如来を刻んだ際、木の根本で刻んだものを安置した吉祥寺のある村を根本村、中間の木でつくったものを安置した東照院のある村が中根村になったと伝えられています」と書かれていて、面白いと感じていました。

目黒区の中根もそのような場所ではないですか?
確かに土地の形状から来ているかもしれませんが、昔、お城のあった場所の近くにはその氏族達が住んだところに「根小屋」と言う地名が残っています。
石岡では街中は府中ですが八郷地区(山に囲まれた大きな平野・盆地)は「山根」と呼ばれていました。
色々調べれば何か出てきそうです。

コメントありがとうございました。こちらも興味がわいてきました。

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