古渡(ふっと)
今日は銚子にまた出かけてきました。また港の食堂で金目のさしみ・フライ・づけなどのセットを食べてきました。本当に美味しいですね。一番脂がのるのは3月~4月頃といいますので、またその頃に来れたら食べてみたいですね。場所は前回と同じ「久六」さんです。
12月に来たことを覚えてくれていました。うれしいですね。
さて、今日は途中にみつけた地名「古渡」をFUTTOと道路標識に付けられています。「ふっと」です。
読み方が難しいですね。こういう時にはなにかあるということです。
一緒に行った友人が北海道出身なのですが、この地名をみて「この漢字は当て字だな」というのです。
「北海道にはたくさんこのような地名があり、大体見当がつく」と言います。
そこで、帰ってきて少し調べ始めたら、これもまたおもしろいのです。
場所は先日紹介した大杉神社(阿波アバ、あんば様)の少し手前、稲敷市です。美浦村の少し先になります。
ここは昔「古渡村」といい、霞ヶ浦の水運で江戸時代までは、非常に栄えていたところだといいます。
また、この古渡には昔からの「祇園祭り」があり、夜8時頃になって神輿が霞ケ浦に入る湖渡御が行なわれる行事が行われていたといいます。しかし最近は夜に湖に入るのは危険なため、湖には入らずに水をかけあう行事に変わったといいます。
歴史をたどると「古渡城」なるものがあったようで、北条氏滅亡後、戦国時代末期に徳川家康が家臣の「山岡景久」に古渡1万石を与え、この景久が築城したといいます。その後、織田信長の家臣の丹羽長秀の子・長重が西軍に味方して所領を没収されていたが、1603年にここ古渡(ふっと)1万石で入ります。
しかし、この丹羽氏は1622年に棚倉藩(福島県)に5万石で移ったため、古渡城は廃城となったといいます。
今、この城の遺構はほとんど残っていないようです。
さて、先ほどの地名の由来ははっきりとはわかりません。しかし、この地は縄文人の住んでいた地であり、必ずこのような地名は縄文語(アイヌ語)が係っていると思われます。
調べてみると「古渡」(ふっと)は、アイヌ語で「プット(putu)」に由来し、出口を指す言葉ではないかという考え方が載っていました。
地形をみてみると、小野川が霞ヶ浦に注いでいる場所です。流れの出口となっています。
また「信太古渡(しだふっと)」と書かれた地名もあります。昔のこの地は信太郡です。
現在も、古渡の入り江は水路のように長く、景観がとても美しい場所で、霞ケ浦湖岸でも一二を争うくらい美しい場所だそうです。茨城百景に「古渡の湖畔」が選ばれています。
今度はこの湖畔を散策してみたいと思います。
12月に来たことを覚えてくれていました。うれしいですね。
さて、今日は途中にみつけた地名「古渡」をFUTTOと道路標識に付けられています。「ふっと」です。
読み方が難しいですね。こういう時にはなにかあるということです。
一緒に行った友人が北海道出身なのですが、この地名をみて「この漢字は当て字だな」というのです。
「北海道にはたくさんこのような地名があり、大体見当がつく」と言います。
そこで、帰ってきて少し調べ始めたら、これもまたおもしろいのです。
場所は先日紹介した大杉神社(阿波アバ、あんば様)の少し手前、稲敷市です。美浦村の少し先になります。
ここは昔「古渡村」といい、霞ヶ浦の水運で江戸時代までは、非常に栄えていたところだといいます。
また、この古渡には昔からの「祇園祭り」があり、夜8時頃になって神輿が霞ケ浦に入る湖渡御が行なわれる行事が行われていたといいます。しかし最近は夜に湖に入るのは危険なため、湖には入らずに水をかけあう行事に変わったといいます。
歴史をたどると「古渡城」なるものがあったようで、北条氏滅亡後、戦国時代末期に徳川家康が家臣の「山岡景久」に古渡1万石を与え、この景久が築城したといいます。その後、織田信長の家臣の丹羽長秀の子・長重が西軍に味方して所領を没収されていたが、1603年にここ古渡(ふっと)1万石で入ります。
しかし、この丹羽氏は1622年に棚倉藩(福島県)に5万石で移ったため、古渡城は廃城となったといいます。
今、この城の遺構はほとんど残っていないようです。
さて、先ほどの地名の由来ははっきりとはわかりません。しかし、この地は縄文人の住んでいた地であり、必ずこのような地名は縄文語(アイヌ語)が係っていると思われます。
調べてみると「古渡」(ふっと)は、アイヌ語で「プット(putu)」に由来し、出口を指す言葉ではないかという考え方が載っていました。
地形をみてみると、小野川が霞ヶ浦に注いでいる場所です。流れの出口となっています。
また「信太古渡(しだふっと)」と書かれた地名もあります。昔のこの地は信太郡です。
現在も、古渡の入り江は水路のように長く、景観がとても美しい場所で、霞ケ浦湖岸でも一二を争うくらい美しい場所だそうです。茨城百景に「古渡の湖畔」が選ばれています。
今度はこの湖畔を散策してみたいと思います。
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