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匝瑳(そうさ)

今日は立春だが、最近のテレビなどはあまりこの行事を言わなくなった。節分も豆まきよりも恵方巻などとよくわからない行事がいつの間にか行なわれるようになった。
今日のニュースもほとんどバレンタインデーの話題(逆チョコだの友達チョコなど)だ。寂しいですね。

 さて、今日も昨日の続きです。
銚子の駅の近くの交差点の道路標識に「匝瑳」と言う地名が書かれていました。何て読むのだろうと興味がわき調べてみました。匝瑳(そうさ)と読むそうです。「瑳」は切磋琢磨の瑳(サ)ですから磨くと同じような意味でしょう。
では「匝」(ソウ)とは何を意味するのでしょうか?そんなことを考えてこの匝瑳市のホ-ムページを見てみました。
この市は、平成18年1月23日に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併した時に、名前を住民投票で選んだのだといいます。難しい字を選んだものですね。
ホームページにはこの地名の歴史が紹介されていました。下記の抜粋させていただきます。
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匝瑳という地名は、現存のものでは、奈良東大寺正倉院に伝わる庸調(「ようちょう」朝廷に納めた特産物)に見られる天平13年(741年)の記録が最も古いとされています。
匝瑳という地名の由来は、平安時代前期の歴史書「続日本後紀」によれば、5世紀の終わり頃から6世紀のはじめにかけて、畿内の豪族であった物部小事(もののべのおごと)という人物が、坂東を征した勲功によって、朝廷から下総国の一部を与えられ、匝瑳郡(さふさごおり)とし、小事の子孫が物部匝瑳(もののべのそうさ)氏を名乗ったと伝えられています。

匝瑳の語源については、諸説あって定まっていませんが、発音での「さふさ」という地名があり、「さ」は「狭」で美しい、「ふさ」は「布佐」で麻の意で、“美しい麻のとれる土地”であったとする説や、「さ」は接頭語で、「ふさ」は下総国11郡中で最大の郡であったことに由来するという説があります。匝瑳は、「さふさ」に縁起のよい漢字を充てたものと考えられています。
 なお、漢和辞典によれば、漢字の「匝」は、訓読みで“匝(めぐ)る”と読み、一巡りして帰るという意味があり、「瑳」は、訓読みで“瑳(あざ)やか”あるいは“瑳(みが)く”と読み、あざやかで美しいという意味があります。
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 さて、何が面白いのかと言われそうですが、とても面白いです。この漢字も当て字ですね。
布佐、総、麻、阿波、粟などどう見ても忌部氏などとの関係をおもわせるのですが、物部氏がでてきました。日本(やまと)の国を治めていた? 藤原家により記録もどこかに消された?謎に包まれた物部氏です・・・。

また、同じホームページの中に面白い記事を見つけました。
「曾我兄弟」の墓がこの匝瑳市にあると書かれています。何故?? と思いますよね。
富士の裾野での仇討事件は伊豆の源頼朝の周辺の話だと思っていたのです。

書かれていた内容を概略下記に転載させていただきます。
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源義朝が平治の乱に敗れ、その家臣である鬼王七郎左衛門も東国に落ち、今の匝瑳市山桑に逃れた。
七郎左衛門には鬼王丸・団三郎の二子があり、共に父の遺命で伊豆の河津祐泰(ひろやす)に仕えた。祐泰には十郎・五郎の二子があり鬼王丸は五郎を、団三郎は十郎をお守りした。

 安元二年(1176)祐泰は、伊豆の狩り場で工藤祐経に殺された。十郎・五郎兄弟の母親は、後に曽我祐信に嫁ぎ、曽我の姓を名乗ったあとも、鬼王丸・団三郎兄弟は引続き曽我兄弟に仕えていた。

 建久四年(1193)、富士の裾野の巻狩りで工藤祐経を殺し、父の仇を討ったが、十郎は討たれ、五郎は捕われた後に殺された。鬼王丸・団三郎兄弟は、十郎・五郎の遺骨を携えて山桑に帰り、ねんごろに葬ったという。現在でも鬼王家の墓地には曽我兄弟の墓がある。

 なお、曽我物語で、十郎の妾として登場する大磯の虎御前が、この山桑を訪れ鬼王家に七年間も滞在し、曽我兄弟の冥福を祈ったといわれている。万町の福善寺には、虎御前が用いたうちかけがあるという。
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さあ、どこまで信用できますか?ここには虎御前も出てきます。
よっぽど有名だったのですね。

ひたちなか市の「虎塚古墳」に「十五郎穴」にも曾我兄弟の話がもっともらしく語られる程、この仇討事件が有名になっていたのでしょうね。
それにしても知らないことがこんなにも多いとはインターネットの威力はすごいですね。
 
 今度の日曜日には美浦村の陸平(おかだいら)文化センターで「石岡」のことば座の朗読舞い(白井さん、小林さん)と美浦村のモダンバレー(柏木さん)に行方市のオカリナ奏者(野口さん)のコラボレーション公演が行われる。皆その地方を大切にし、活躍をしている人たちだ。本当に楽しみです。

午後2時からです。入場無料ですので皆さん一度見て、聞いてくださいね。(^_^)~


  

地名 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/02/04 20:56
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