潮来と延方(12)-愛染院1

 潮来周辺の紹介が途中となっておりましたのでもう少し続けたいと思います。
天狗党や水戸藩郷校などはもう置いておいて、少し気になる場所を何箇所かまわりました。

延方(のぶかた)から北浦に沿って北上するとこの通り沿いに「愛染院」というお寺が立っています。

場所は北浦の入り江のようになった場所で「根本」と言う地名がついています。
まえに仏教伝来で、その地域の最初の中心地が根本(ねもと、こんぽん)ではないかと考えて、地名を追いかけたことがありました。

この寺は「東雲山愛染院根本寺」(真言宗)と言うのが正式名称ですが、地元では水原の観音様と親しまれています。
水原はこのあたりの地名です。



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北浦がすぐ近くで、寺やすぐ裏山が聳えています。

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入口に立派な楼門があります。

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この楼門は鐘楼となっていて上部には釣鐘があります。この鐘楼門は潮来市指定文化財です。
享保年間(1716~1735)の建立。

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愛染院と呼ばれる寺院は全国にたくさんあり、ほとんどは愛染明王を祀っています。
ここも愛染明王と観音様が祀られています。

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てらの由緒などは上記記載の通りで、

「天喜5年(1057)年陸奥征伐(前九年の役)に出陣の途中、八幡太郎義家がこの地で難風に遭い、やむなく滞在したが、その夜、不思議な仏夢により深く感ずるところがあって、後冷泉天皇から賜った守護仏、如意輪観世音菩薩を安置し、武運を祈願したところ、難風がおさまったという。 このため、衆生済度の根本の地として円通閣主を招き草庵を建立した。その後本堂を建立し、義家公の守護仏を胎内仏として如意輪観世音菩薩を安置している。
 元禄7年(1694)から堂宇の再建が行なわれ、宥範(ゆうはん)和尚を中興開山として迎えた。
宝永元年(1704)には、麻生藩主新庄直隆公から再建記念として愛染明王像が寄進され、以後麻生藩主新庄家の祈願所となった。」

とされる。

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宝物収蔵庫? この寺には数多くの文化財がありようだ。
この宝物館もお願いすれば見せてもらえるそうです。

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正面に立派な観音堂があります。潮来市指定文化財。
享保4年(1719)の建立とされる。

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源義家(八幡太郎)の守護仏を胎内仏とした如意輪観世音菩薩像は県指定文化財と言う。
見てみたいですね。

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時間が無くなりました。明日もう少し書きます。

潮来 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/05/09 21:48
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