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ふるさと風の会9周年展

「ふるさと”風”の会」 

<石岡市の町おこしのために始められた、しかし行政や商工会主体の組織はとん挫したが、自ら立ち上がった有志会員数名により「ふるさと文化の創造」を目指し途中で折れることなく意思を継続して今年で9年を経過した。
現在会員は7名。私はその中の最も新しい会員である。>

 平成16年6月に、石岡市商店街活性化の呼びかけに応じて商工会議所などが「ふるさとルネッサンスによるまちづくり」を企画、その一環として中町の登録文化財・久松商店を拠点とした「民話ルネッサンス講座」が開かれることになった。

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 プロの文章・デッサンを目指して市民作家を育成し「ふるさとの話」を発掘・伝承し普及させる試みである。
講師として石岡在住の「日本シナリオ作家協会員(脚本家)」白井啓治氏が委託され、市民から受講希望者を募集した。

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 受講生は十名ほど居て回公式の記事は茨城新聞に大きく掲載された。活動の内容は各新聞にも掲載されたのだが「ふるさとルネッサンス」の母体消滅により活動拠点を失うと共に、参加人数も数名のみとなって本来の企画は挫折した。

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 そうした中で講師の白井啓治氏を中心として一部の受講者が「ふるさとの歴史・文化の再発見と創造を考える」ことを主眼として活動を継続する決意を固めたのである。

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平成18年6月から「ふるさとルネッサンスの会」第1号の会報を出し、第10号からは「ふるさと”風"の会」として内容を充実させ月刊の冊子(毎回A4x20ページ前後)を発行して無料配布を行なっている。
2014年9月に100号達成、2015年5月に108号となり9年休みなく会報を世に送り出している。

また「ふるさと"風”の会」の文庫は会員の作品の集大成であり、石岡市が見棄てた「ふるさとルネッサンス」の成果である。

ふるさと風の会展は明日6/21(日)も石岡市柴間の世界的ギターの殿堂「ギター文化館」にて朝10時から行なっています。
入場無料です(3時からのことば座公演は有料です)
一部会員の活動である「玉里御留川を歩こう」の活動内容や資料の展示、および「風のことば絵」の作品の展示も行なっています。

是非一度足を運んでみてください。

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現在ギター文化館の愛称(ニックネーム)募集中です(7月末まで)。



ことば座・風の会 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/06/20 21:10
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