神善寺(2)-大タブ

 神栖市波崎の神善寺の続きです。
この寺には樹齢千年以上ともいわれる大きなタブの木(イヌグス)があります。

新日本名木100選に選ばれている木です。

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この根本の大きなコブが周囲を圧倒しています。
そして木のまわりにはこの木を拝むようにたくさんの弘法大師像や観音石像が並んでいます。

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まるでこの寺を守っているのはこの木であるといわんばかりです。

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実際に江戸時代にこの地域で起きた大火災でもこの木に護られて難を逃れたと言い伝えられています。

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寺の創建は室町後期1056年ですので、創建時にはすでにこの場所にあったのかもしれません。
また木に向かって置かれている石仏は地元の人が寄進して自然に集まったものを戦前この木の周りに集められたもののようです。
第2次大戦でも焼夷弾が近くに落ちたがこの木を避けて落ちたと伝えられています。

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この神善寺は舎利寺とも呼ばれ、この地域も舎利というのだそうです。
またこの近くの鹿島灘に面した地域は「舎利浜」となっています。

舎利は一般には仏など偉い人の遺骨のこと? 何故舎利などという地名となったのか?
神栖(かみす)は神池があったし、息栖神社があるので何となくわかるが・・・・。

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これらの子安観音像はやはり近隣の子安講の人々によって奉納されたものか。
中には十九夜講と彫られたものがあったように思う。
十九夜講は子安講のこと? 女性の集まりだろう。

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釈迦堂。
県指定の涅槃像はこの中にあるのか?

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この寺の本尊は大日如来。


県指定文化財は下記の2体と大タブの木
・木造大日如来坐像(室町時代)・・・神善寺の本尊
・木造釈迦涅槃像(鎌倉時代)

なかなか奥の深そうな寺である。

神栖 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/06/25 22:11
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