広島原爆の日

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広島に原爆が投下されて70年を迎えました。
テレビの黙祷の合図に合わせ1分間の黙祷をいたしました。
積極的平和主義という言葉の持つ不安さを感じてしまいました。
侵略者の脅威に武力で対抗するというのが正義であるのか?
相手が核を持つのならこちらも持たなければ対抗できないということになるが、これが抑止力なのか?
世界大戦で日本は敗戦したが、日本では終戦記念日といい「敗戦記念日」と言わないのはなぜか?
中国・韓国などは「抗日勝利70年」などという言葉を使って反日教育を続けているともいわれていますが、これらの国に対し武力で優位に立つことが愛国なのか?
人々の交流を通じて人間としての連帯感、思いやりの心をはぐくむ努力を積極的に行なわなければ、世界は人類をどんどん残酷にするのです。
人はどこまで残酷になれるのでしょうか。
「人を殺してみたかった」などという事件が目立ってきました。
こんな世相もどこか戦争ということが現実味のある悲惨なこととは別に頭の片隅に追いやられたせいかもしれません。
戦争に行きたくないというのが、エゴであり自分勝手だということを平気で行っている人にこの平和を維持できるのか?
考えさせられる日でした。
上の新聞記事は先日朝日新聞の茨城版に載ったものです。
今度の日曜日に石岡市柴間のギター文化館でまぼろしの映画「ひろしま」が上映されます。
制作当時「GHQ」によって公開が制限され?、日本の大手の映画会社が敬遠して一般配給を見送ったという映画です。
先日試写をみましたが、広島市民などのエキストラが8万人も協力した映画で、とてもしっかりと描かれた作品です。
私が広島の原爆ドームを訪れたのはもう40年以上も前です。
そして30年ほど前に沖縄南部の地上戦の跡地を見てきました。
沖縄では広島で感じたこととはまた別な思いがしました。
日本人がこのようなところを知らずに平気でいられるという神経が私には理解できないのです。
もちろん海外にもたくさん悲惨な場所が今も残されています。
この映画も戦争や平和について考えるきっかけになってくれたらよいと思います。
映画の入場料の一部はこの映画を海外でも上映するための資金の一部に使われます。
是非皆さまのご来場をお待ちしています。
今日は原爆の日でしたね!
3年前に広島の平和記念資料館に訪れた時を思い出しました
学校で教わった事以上に、恐ろしい惨劇を知り、
ショックで涙が止まりませんでした…
人類は争う事を止めないのでしょうか?
国内外を見ても、つい色々と考えてしまいます
積極的平和主義って一体、何なのでしょうね?
政府は意味の分からない単語を次々に使い、国民をだまして再び70年前のあの間違った方向へわが国を導くような気がしてなりません。
> 3年前に広島の平和記念資料館に訪れた時を思い出しました
> 学校で教わった事以上に、恐ろしい惨劇を知り、
> ショックで涙が止まりませんでした…
やはりいろいろ見て感じないと伝わりにくいものですね。
あの日もこんな暑い日だったのでしょうか。
そんな思いが頭をよぎります。
相手の痛みを知ること、感じることが平和につながるそうです。
いつもかみしめていきたいものです。
かるがも@さん コメントありがとうございました。
> 実際見たら胸が痛くなりそうです。果たして上映時間中耐えられるかという不安もあり、
この映画は日教組が主体で作った白黒映画です。
教育的観点から作成していて、悲惨さを強調したものではありません。
でも考えさせられるものです。
もし来られるのならギター館の受付で声をかけて見てね。
> 積極的平和主義って一体、何なのでしょうね?
> 政府は意味の分からない単語を次々に使い、国民をだまして再び70年前のあの間違った方向へわが国を導くような気がしてなりません。
悪い言葉ではないと思いますが、なかなか信用できない言動が続いて不安になりますね。
> ひろしまが意味することを一人一人が考えていくこと、それが大きな意味をもつと思います。こういう形でBlogでも思いを開陳して、広めていくこと、それが他の人たちへ何かが届くことの一歩です。
本当にそう思います。
いうべきことは主張していきましょう。
世界に核兵器が無くなるように。
少なくとも大幅に減らしていきたいものです。