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大宝八幡宮(4)

 関東で一番古いと言う下妻にある大宝八幡宮。

この八幡宮は宇佐八幡宮を勧請したと言われているが、もう少し調べて見ると面白そうなところだ。

平将門の新皇をこの宮の巫女により授けられたともいわれ、鎌倉時代には「下妻宮」とも表記された。

徳川家康の御朱印百十五石というのもかなり多い。
それに徳川からの代々の朱印状が全て残されていると言う。

なぜこの地(鳥羽の淡海)に置かれたのか?
いろいろ考えなければならないことが多い。

今は時間もないので単なる材料だしだけだ。


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この場所が「新治の鳥羽の淡海」に近い場所なので、高橋虫麻呂が筑波山の上から眺めて詠んだ例の歌が載った石碑がおかれている。

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そして隣りには「なんじゃもんじゃの木」が植えられていた。
私は香取の西側にある「神崎(こうざき)神社のなんじゃもんじゃの木しか知らなかったが、最近はこちらの神宮外苑にもある「ヒトツバタゴ」の方が有名になってきたようだ。

しかし、一度神崎神社に行って大きなクスの木「なんじゃもんじゃ」も是非見ていただきたい。
霞ケ浦から利根川を通って江戸との船運が栄えた時、この神崎の森の木が目印になった。
(こちらの木は前に書いたブログ(神崎神社2)などを参照ください。

  「ここは神崎 森の下 梶をよくとれ船頭どのよ
   主の心と神崎の森 ナンジャモンジャで気が知れぬ」

 が有名ですが、石岡の八郷地区の太田の善光寺に残る盆踊り唄

  「此処は何処だよ船頭さん 此処は神崎森の下  森の下には狐棲む
   棲むや白狐 我も二三度騙された」

 などというものもあった。

ブログも5年も記事をかき集めていると、いろいろなことが思い出される。

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御神木「おがたま(招霊)」だそうだ。 おがたまの木は鎮守の木だそうだ。

近くに大きな御釜が置かれていたが何の意味があるのか。もう少し調べたい。

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神社なのに「鐘楼」がある。
これも神仏習合の名残であろうか。
説明は下の立て看板。

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ここには岩槻市(現財はさいたま市岩槻区)となっているが、私のイメージでは平林寺と言えば野火止(新座市)平林寺だ。

平林寺は永和元年(1375年)に岩槻に創建され、寛文3年(1663年)に現在の野火止に移された。
今、岩槻には地名として「平林寺」が残されている。

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「お乳銀杏」

今日も雑多に並べてしまった。

北朝鮮と韓国が不穏な動き。
戦争は一人おかしな指導者がいれば何時勃発してもおかしくない。

明日は銚子に行く。


筑西・下妻・坂東 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/23 23:04
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