下妻について

 大宝八幡宮のある下妻市大宝から南下して大生天満宮常総市大生郷までの地形を眺めて見た。

今では平野には豊かな黄金色の穂が輝いているが、この場所は小貝川と鬼怒川が間隔を狭くして蛇行しながら流れている。
また利根川も少し西を流れている。

太古の昔にはこの辺りの川は入り乱れて流れの方向も変化していたようだ。

地図に「大宝八幡宮」と「大生天満宮」の場所を示した。

すると、大宝には「上妻」「下妻」、大生近くには「三妻」「中妻」と妻という字の付く地名が立てに並ぶ。

これはなかなか面白い。どういうことなのか?

下妻市をWikipediaで見ると、地名の由来については
「935年(承平5年)の『和名抄』に「しもつま」として記されているのが、史料初見とされている。
現在の市名「下妻」と書き記すようになったのは、おおむね鎌倉時代以降といわれている。」
と書かれている。

これについてはいくつかの解釈がなされているようだが、地図を見ながら考えていたらやはりこの沼や池などの湿地と関係があるように思えてきた。

こういった解釈はいくらでもできるが、「妻」は漢字で考えるとわからなくなる。
「つま」と昔は書いていたはずなので、アイヌ語(縄文語)由来かもしれない。

でも女性の「妻」のことは「マツ」と言うらしいので、ひっくり返せばツマになる。

しかし、つ=津といえばアイヌ語でも湊です。
では「ま」は? 沼や湖はトー というようなので・・・・

しいていえば少し狭くなった谷の様な地形かもしれないが、やはり湊といった意味合いがあったのかもしれない。

「つま」も単に沼を意味する程度かもしれない。
しかしカミナリのことを何故「稲妻」というのか? 関係はあるのか?

郵便番号で「下妻」引くと、ここの他は「福岡県筑後市下妻」「宮崎県西都市下妻」の2か所。
「上妻」はというと郵便番号地名では今は残っていない。しかし福岡県筑後市には旧地名にはある。

大生郷近くには「三妻」と「中妻」がある。

同じように郵便番号住所を検索して見ると「岩手県釜石市中妻町」「福島県南会津郡下郷町中妻」「茨城県常総市中妻町」
「茨城県北茨城市華川町中妻」「茨城県つくば市北中妻、南中妻」「埼玉県上尾市中妻」「埼玉県久喜市中妻」
「新潟県新発田市中妻」「宮崎県西都市中妻」などとたくさん出てくる。

三妻(みつま)は一個所もない。

それぞれに意味合いは違っているかもしれないが、地形的に見れば昔は幾つも大きな海のような湖などがあったことが関係していることがうかがえる。


下妻の南は現在国道125号線が走っているがここには大昔「古鬼怒川」が東西に流れていたと言う。
何かそのような地形が関係した地名だとは思う。

これは、あくまでこれからいろいろなものを見ていく時の参考程度に作成した地図だからメモ程度に残しておくだけです。

九州の福岡県筑後市八女地方にも上妻、下妻という地名があるようですが、関連性が少し気になります。
ただしこちらの「上妻」は「こ う づ ま」と読む。茨城は「かみつま」と読みます。

やはりこの「妻」が多い地域に興味を覚える人が多いようで、ネットでもいろいろなご意見があった。

下妻4

筑西・下妻・坂東 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/30 20:11
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