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二十三夜

 今日は本当に暖かかったですね。春一番が吹いたとか。
花粉も良く飛ぶのでしばらく遺跡などの散策も出来ないかもしれません。
今までに撮った写真などでもう少し紹介したいところもありますのでしばらくは大丈夫かな?

 さて、石岡にはお寺の境内、村の入口辻や古道の道端などにたくさんの二十三夜講の石塔が立っている。
探してみたらいったいいくつくらいあるのだろうか?今までに見て写真に撮ったものを一部紹介します。

昔は二十三夜の月を待つことが各地で行われ、それぞれの村や部落で夜遅く(夜10時~12時頃)上る月を待つために集まり飲食を共にしたのだろう。

毎月行うところもあったそうだが、1月、5月、9月、11月に行うのが一般的だそうだ。
今日は2月の二十三夜であり、月の出は真夜中の12時過ぎである。一年で最も遅く出る部類の月ではないかと思う。
これが9月であれば、月は割合と目の高さに近いところになるので、十五夜はそれ程変わらず夕方4時から5時頃に月の出となるが、二十三夜は10時半ころである。

二十三夜は勢至菩薩を本尊とし、勢至菩薩は、智慧の光をもっているとされ、あらゆるものを照し、すべての苦しみを離れ、衆生に限りない力を得させる菩薩といわれています。月は勢至菩薩の化身であると信じられていたことから、二十三夜講が最も一般的で全国に広まったものだそうです。
明かりが貴重な時代に月の明かりは大変大切だったのでしょう。なかなか出ない月を、家族や部落の人たちが集まって、月の出を待ちわびたのでしょう。

二十三夜尊

二十三夜尊(石岡市若宮:若宮八幡通り)・・・金刀比羅神社と共にお盛りがあり、縁日には夜店なども出て賑わったそうで、月の23日に町内で集まり神を祀り、飲食雑談して月の出を待ったと言う。特に11月23日は、霜月三夜と呼ばれ、重要視された。またこのお宮の脇に銭湯がかなり頑張って残っていたが、今はすでにありません。

正法寺

正法寺(石岡市大増)・・・十八羅漢と百観音の寺として有名である。この寺の入口にたくさんの二十三夜の石塔が立っている。

狢内(19夜)

石岡市龍明(狢内)・・・愛宕山の十三番目の天狗になった長楽寺のいた寺で、映画撮影に良く使われるところとして有名だ。長楽寺へ向かう狢内の部落の道角に立っている。(これは十九夜塔です)

薬師古道

石岡市菖蒲沢(薬師古道)・・・筑波四面薬師の一つで菖蒲沢の薬師さまとして親しまれてきた。近年廃れた参拝山道を整備し、薬師古道として脚光を浴びている。この二十三夜塔は山の入口を少し登ったところにある。

隠沢観音

笠間市岩間(泉)・・・難台山、愛宕山と連なる筑波連峰の一番先端にある鐘転山(かねころばしやま)(標高218m)の麓に建つ隠沢観音への道の途中にある

23夜(正月平)

石岡市三村地区の先の高台に正月平がある。この街並み先の道端に立つ

宇都宮街道

ギター文化館へ向かう宇都宮街道の山崎地区の信号のある交差点の隅に立っている。

椎尾薬師
筑波四面薬師の一つ真壁町の椎尾薬師(薬王院)を訪ねた時に道を間違えて手前の山道を上ったら偶然道端に立っていた。

サイクリングロード

幻に終わった「加波山鉄道」の俤を追い求めて、恋瀬川サイクリングロードをたどった時、半田地区の川沿いの山道に隠れて立っていた。
 

石岡市内 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/02/25 19:29
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