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里山に風の声が響き、ふる里の色を染めた。

 今日は昨日の温かさが嘘のようだ。 比較的早くから雪となり一時はどうなるかと思ったが、だんだんと小降りになり幹線道路はほとんど雪がなくなった。まずはよかった。
寒さがぶり返したので、咲いた梅の花もこれでは凍えてしまっていることでしょう。

 今日は、昨日出かけてきたギター文化館の「里山と風の声」の公演時の写真を紹介します。

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白井啓治さんの常世の恋唄とOKAYANのギター伴奏。
どうやらギターは詩を聞きながら感じるところを即興で伴奏していたらしい・・・。

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野口さんのオカリナと矢野さんのパーカッションに今回はOKAYANのギターが加わりました。
音に厚みが加わってなかなかよかったです。
それにしてもオカリナはやさしい音色で素敵ですね。
野口さんは各地で公演活動をしていますが、その土地の土で焼いたオカリナでの演奏にこだわります。
また形も古代の化石や、土器などを再現して命を吹き込んでいます。
今回は5分でオカリナを実際に造って演奏する実演も・・・。

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今回のために、白井さんの詩を野口さんが作曲した曲を披露してくれました。

<なは愛しきもの>

名もない花はありません
あなたが知らないだけなのです
名もない花の可愛さを
私が知らないだけなのです

 側溝にしがみついて咲く小花
 名は何とたずぬるも 応えの見えず

名もなき草はありません
あなたが知らないだけなのです
名もなき草のささやきを
私が聞けないだけなのです

・・・・・・・・・・・・・・・

この歌はとても良くできています。
この公演が終わって帰る人がこの曲を口ずさんでいました。
野口さんの「棚田の春」とはまた違った趣があります。

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アンコールには早春賦など・・・

白井さんの体調が万全でなく、声は100%ではなかったものの今後の楽しみが増えました。
  

ことば座・風の会 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/03/07 19:44
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