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東日本第二の規模を誇る舟塚山古墳からまほらの里を眺める(2)-筑波山

 舟塚山古墳の上に立つとかそれほど高くは無いがさえぎるものがあまりなく、かなり広範囲に見渡せる。
霞ケ浦に漕ぎだす舟のようなので入船と呼ばれたその霞ケ浦は残念ながら見ることができない。

しかし遠く筑波山から加波山の山並み、また吾国山、難台山などの山並みもかなりはっきり見ることができる。

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舟塚山古墳後円側から眺めた筑波山

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古墳と一緒に撮るとこんな感じだ。この冬の時期は太陽はこの写真の左手の辺りに沈む。
筑波山に方向に沈むのは5月始め頃だろうか?

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望遠で拡大して見たが、霞んでいるようだ。

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古墳の反対側(東側)に常磐線の電車がやってきて高浜駅に停まった。 駅のホームは見えないが駅まで以外に近い。
特急列車がこの後通過していった。

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この古墳はかなり雄大だ。
古墳に眠っていたお宝は今はどこに?

何処かのお屋敷に眠っているのかもしれない。
歴史的な価値のある物は日の目を見なければ何の価値もない。

茨城の名前の発祥の地などと言っているようでは石岡の歴史の何もわかっていないことになる。

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雲に隠れていた太陽が現れて、古墳を照らし出した。

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筑波山も夕暮れが近づき、麓から霞がかかったようになる。

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古墳の上に自分の影が大きく映し出された。

恋瀬川と筑波山 | コメント(2) | トラックバック(0) | 2016/01/08 21:59
コメント
最高に羨ましい
 古墳の上から夕日、そして、眼前に筑波の山、こんな羨ましいことはありません。茨城国造の祈りが伝わります。手持ちの資料では周辺部が不明ですが、4枚目画像の水田は周壕の一部なのでしょうか?
 今年もよろしくお願い致します。
野火止用水さん
今晩は。

>  古墳の上から夕日、そして、眼前に筑波の山、こんな羨ましいことはありません。

そうですか。地元にいるとだれも見向きしませんよ。
こうした写真などを紹介しているとそのうち価値に気がつくかもしれませんね。

> 4枚目画像の水田は周壕の一部なのでしょうか?
こちらは堀とかそういったものではなく元は霞ケ浦が海であった時にはこの辺りまで水面が来ていたと思います。
この高浜は昔、洪水で何度も被害が出ています。
また常磐線を敷いた時に大分土砂を崩して線路部分に取り入れたようですがそれでも沼のようで困った記録もあります。

ここが海だったのでこの古墳が入船(もう一つの愛宕山古墳が出舟)と呼ばれたのだと思います。

>  今年もよろしくお願い致します。
こちらこそよろしくお願いします。


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