三百万遍供養塔

 石岡の旧八郷地区のかすみがうら市に近い半田地区を少し歩きまわりました。
大昔の奈良朝の頃には、常陸国国府(現石岡)から筑波峯に登る時は「府中街道」という道が使われていたようです。
先日、五輪堂橋の辺りで恋瀬川をわたり御野立所辺りに登って尾根を伝うようにこの半田地区を通っていたのではないかと考えたからです。
この辺りの事はあまり書かれた物がなくこの街道も不明点が多いのですが・・・・。

今は志筑から川沿いに道があり、この上の山側には街道などはありません。
現在街道沿いに関東八十八ヵ所霊場の第36番霊場である「阿弥陀院」という大きなお寺があります。

この先から半田地区へ少し入って見ました。

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少し上ると石岡の八郷地区やその向こう側の山並み(吾国山など)がよく見えます。

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少し進むと古くからある農家が点在し、牛を飼っている農家がたくさんありました。
その一角にすこし気になる石塔が置かれていました。

「三百万遍供養塔」と彫られています。

念仏を三百万遍唱えたことを記念してここに建立したものだと思います。
このような念仏講がこの辺りにあったのだと思います。

村の講中の人々が集まって、厄病を追い払い、また子安(こどもの健康などを祈願)して念仏を唱えたのでしょう。

百万遍供養塔は各地にあるようですが、その三倍の三百万遍というのはどの程度の時間が必要だったのでしょうか?
1遍3~4秒としても3000時間くらいかかります。
1日8時間続けて休みなくやっても1年かかるのです。

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すぐ近くに子安像や観音像が置かれていました。


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古びた石碑などがありましたが詳細は分かりません。

ここにやってきたのは桃山時代頃といわれる「宝篋印塔」を見に来たのです。
それにしても案内板が何処にもない。
近くに来たら矢印看板くらいあると思ったのだが・・・・

大分探し回って見つけたので、こちらは明日にでもまた紹介します。

石岡市内 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/01/19 21:22
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