じゃかもこじゃん考(1)-土浦鷲神社(1)

 今日2月3日は節分ということで、最近馬鹿に豪華に目立ってきた海鮮の具が一杯入った太い恵方巻きを南南東に向かってかぶりつき、焼いたお頭付きイワシにかぶりついてみた。

何のことは無いが訳の分らぬ行事になってきたような気もする。
節分というので明日は立春。

明日から段々春めいてくるのだろう。

石岡でも総社宮で豆まきと鬼を追い払う「追儺(ついな)」の儀式が行なわれたようだ。

鬼とは何かを本当はもう少し考えたいが、こちらのテーマはまたに譲って、今回は私の知っている所では3か所で呼ばれている(呼ばれていた)「じゃかもこじゃん」という祭りはどんな意味合いがあったのかを少しだけ考えて見たい。

まずは、昨年から祭りが中止されてしまった土浦の鷲神社(わしじんじゃ)のジャカモコジャンである。

場所は土浦の郵便局から土浦駅の方に斜めに少し入った「東﨑町」にある。

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ここを訪れたのは昨年の12月1日?頃でまたイチョウの葉が黄葉してきれいだった。

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この神社は鷲神社を「わしじんじゃ」と読むようで、東京から北にたくさんある商売繁盛の熊手を売る「おおとりじんじゃ」「とりじんじゃ」などとまったく同じ系統の神社だと思う。地元では「わしの宮」と呼ばれている。

祭神は忌部氏の祖、天日鷲命(あめのひわしのみこと)である。
四国徳島(阿波)からやってきた忌部氏が千葉の安房にやってきて広めたものと考えている。

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この神社で行われていた「じゃかもこじゃん」という祭りは旧暦1月15日に神社境内で「味噌おでん」を買って食べると風邪をひかないという風習の祭りである。

旧暦の1月15日であるから今の2月半ば頃に毎年行なわれていた。
それがやはり人出不足ということで昨年から中止になってしまったという。
今年もやはりやらないのだろう。とても残念だ。

おでんといっても「里芋」「豆腐」「長方形のコンニャク」をそれぞれ串で刺して焼いたものに味噌をつけて食べるというもの。
大きな具と別梱包の味噌ダレがセットでたしか500円くらいで販売していたと思う。

ではなぜこれを「じゃかもこじゃん」というのかについてだが、上の写真の現地看板には
「境内にあった千手院の念仏講の鉦・太鼓の音から出た名称といわれる」
と書かれている。

でもこれでは「みそおでん」との関係がどうにも説明がつかない。

この祭りが旧暦1月15日に行なわれていたということも何か関係があるのではないかと・・・・。

もう2か所のジャカモコジャンは石岡の柿岡八幡宮で中秋の名月である十五夜(旧暦8月15日)に行なわれる代々神楽と片野地区(根小屋)の七代神社で毎年旧暦2月8日・8月15日(十五夜)・11月8日の三回奉納されていたというやはり代々神楽(十二座神楽)である。(七代神社の神楽は現在は11月3日に行なわれているようだ)

これらの関係はどんな関係があるのだろうか?

もう少し調べながら明日にでも続きを書いていきたいと思う。

このような面白い言葉(じゃかもこじゃん)が残されているというのも興味がそそられますよね。

それにしてもこの土浦の祭りがどうも理解されずに消えて行くというのはとても残念で仕方がない。

(続く)

じゃかもこじゃん考 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/02/03 21:04
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