銚子観音と金毘羅さま
板東三十三観音の霊場は、茨城県の筑波山大御堂が第25番、土浦の小町の里近くの清滝寺が第26番ですが、その次は銚子まで大きく離れています。
昔は100観音(坂東33、西国33、秩父34)巡りなどが盛んに行なわれてきました。
今でもこれらの観音様を巡っておられる方もたくさんいるようです。
歩いて回るとなると、土浦から銚子まではどれくらいかかったのでしょうか?
恐らく利根川を舟で下ったのでしょう。

銚子の観音様は「飯沼観音」と言います。
正式には真言宗飯沼山円福寺といいます。
大きなお寺で、境内には五重塔も建てられました。正面に朱色の仁王門があります。
しかし、このお寺は3個所に分散して存在します。
一つがこの五重塔がある飯沼町にある場所で、もう一つはもう少し南の観音駅(銚子電鉄)に近いところにあります。
この2つは近いのですが、もう一か所犬吠崎灯台に近い場所にあります。
こちらの犬吠崎の方は100観音祈願の成就祈願が行なわれています。
こちらの方は寺の名前が「満願寺」となっています。

さて、今回はこの飯沼の観音様の境内に並ぶようももう2つの神社が祀られています。
右側が「銚港神社」で、真中が「金毘羅神社」です。

銚港神社はかなり古い神社で神仏混合として円福寺と一緒に祀られていたようですが、明治になり分離されたようです。
今回はもう一つの真中にある「金毘羅神社」が少し気になり、また訪れました。
港ですから海運の守り神として港にはたくさん祀られています。
銚子も港が多いのでたくさんあるようです。
川口神社の階段の途中にも大きな金刀比羅神社がありました。
こんな神社の分布を調べてももしかしたら昔の湊の何かがわかるかもしれません。
今でも漁師や船の関係者の信仰が厚いのです。
前の記事:
・銚子のかんのん様・飯沼観音の仁王
・円福寺(飯沼観音)
・満願寺
・銚港神社
昔は100観音(坂東33、西国33、秩父34)巡りなどが盛んに行なわれてきました。
今でもこれらの観音様を巡っておられる方もたくさんいるようです。
歩いて回るとなると、土浦から銚子まではどれくらいかかったのでしょうか?
恐らく利根川を舟で下ったのでしょう。

銚子の観音様は「飯沼観音」と言います。
正式には真言宗飯沼山円福寺といいます。
大きなお寺で、境内には五重塔も建てられました。正面に朱色の仁王門があります。
しかし、このお寺は3個所に分散して存在します。
一つがこの五重塔がある飯沼町にある場所で、もう一つはもう少し南の観音駅(銚子電鉄)に近いところにあります。
この2つは近いのですが、もう一か所犬吠崎灯台に近い場所にあります。
こちらの犬吠崎の方は100観音祈願の成就祈願が行なわれています。
こちらの方は寺の名前が「満願寺」となっています。

さて、今回はこの飯沼の観音様の境内に並ぶようももう2つの神社が祀られています。
右側が「銚港神社」で、真中が「金毘羅神社」です。

銚港神社はかなり古い神社で神仏混合として円福寺と一緒に祀られていたようですが、明治になり分離されたようです。
今回はもう一つの真中にある「金毘羅神社」が少し気になり、また訪れました。
港ですから海運の守り神として港にはたくさん祀られています。
銚子も港が多いのでたくさんあるようです。
川口神社の階段の途中にも大きな金刀比羅神社がありました。
こんな神社の分布を調べてももしかしたら昔の湊の何かがわかるかもしれません。
今でも漁師や船の関係者の信仰が厚いのです。
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・円福寺(飯沼観音)
・満願寺
・銚港神社
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