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府中愛宕山古墳(石岡)

 東日本第2の大きさを有する国の史跡「舟塚山古墳」(全長186M)の前方後円墳は有名で何度も訪れていますが、通りのすぐ反対側にある「府中愛宕山古墳」は家も密集しているし、通りからもすぐ見えるのであまり立ち寄ることもありません。

しかし玉里地区の古墳を見てきたのでこちらの愛宕山古墳も見ておくことにしました。

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舟塚山古墳と愛宕山古墳とを見学するための駐車場がありますので、そこに車を停めます。
もう通りから古墳は見えています。
住宅や工場などがすぐ隣に建っています。

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全長96.5mとかなり大きい。茨城県指定史跡の古墳です。
府中愛宕山古墳と名がついているのも、水戸に有名な愛宕山古墳(全長136.5m)があるからでしょう。

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きれいに芝が植えられた古墳に上って見ました。
やはりかなり大きいです。

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舟塚山古墳とは向きが逆で、霞ケ浦に舟が出港するように見えるのでこちらは「出舟」と呼ばれます。

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前方側から後円部を眺めて見ました。
この形状は先日見た香取市にある「三之分目大塚山古墳」(全長123m)とそっくりです。(記事は→こちら

香取市の大塚山古墳は5世紀半ば、舟塚山古墳も同じ頃。 この府中愛宕山古墳は6世紀初め頃だという。

何か時代が関係ありそうな気もする。

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愛宕山古墳の上から舟塚山古墳が見えるが、全長は見えない。
昔はきっと見えていたことだろう。
舟塚山古墳は「入船」と呼ばれるのだからやはり2つの古墳は対になっていると考えるべきだろう。

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筑波山も見えるのだがこの日は霞がかかってぼやけてしまった。

石岡市内 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/03/19 22:33
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