浅間神社と愛宕神社(銚子)(1)

 先日飯沼観音様前の丼屋七兵衛の店内に書かれていた「利根川図誌」の銚子の観音様の裏手に「清水の井」、「浅間神社」「アタゴ」というのがあったように記憶している。

この「清水の井」は現在は無いようで地名として清水町や清水小学校などとしてその場所が大体想像でされる程度だ。
もう少し調べたらわかるのかもしれないが、残りの浅間神社とアタゴについては銚子から犬吠崎にいく山側の入口に存在する。

銚子駅近くを東西に走る県道244号線(国道356号線から直進道路)が海寄りの道と少し山寄りの道に分かれて犬吠崎に向かうが、この山寄りの道が銚子電鉄踏切を渡る手前に神社がある。

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入口鳥居には「浅間神社」の扁額がかかっており、山の上にある神社まで階段が続く。
地元では浅間様とずうっと呼ばれてきているという。

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神社登り入口には3つの神社名が書かれている。

1、浅間神社:江戸時代中期に富士山の浅間信仰で分祀されたと言われている。
  祭神は木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)でこれは富士浅間神社の神であり、子安神社の神様でもある。
  一般には木花咲耶姫と書かれるがここでは古事記に書かれている漢字が使われている。

2、愛宕神社:これはご存じの火防の神様だ。
  浅間神社が火山の神でもあるのでこれを鎮めるために置かれているらしい。
  なにしろ木花之佐久夜毘売は疑いを晴らすために、燃えさかる産小屋の中で子供を産んだとされている。
  しかし、この愛宕神社はこの浅間神社がある後飯町と銚子電鉄の線路の向こう側の愛宕町の2か所に分かれてある。

3、天神社(天満宮) :これはいうまでもない学問の神様菅原道真を祀る。

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この階段を上ります。
石段入口には狛犬があります。

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階段を上った先にも古めかしい狛犬が置かれています。
なかなか面白い表情です。

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これが登った上にある神社の拝殿です。

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面白い事に「浅間神社」「愛宕神社」の二つの額が架かっています。

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これが天神社(天満宮)。境内にちょこんと置かれている。
石祠は、天保十一年に造立されたもので、子安だけでなく子供には学問が大切だとして町民の願いで寄進された物のようです。

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神社の裏手からは銚子の漁港が望めます。
この山頂は標高31.9mだそうです。

毎年7月の第3土曜日に例大祭が行なわれ、たくさんの縁日屋台(150軒以上)が並ぶそうです。
この狭い入口にたくさん露店が並ぶと確かに賑やかでしょうね。

銚子の街から見ると飯沼観音の裏手の山の守り神といったところでしょうか。

銚子 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/04/03 19:42
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