ふるさと学習

 今年から市内の小中学校では「ふるさと学習」という時間が設けられたようです。
私は学校関係者でもなく、地元に子供もいませんので情報は全く入ってこないのですが、この教科書となる本をこの編集をやっていた先生から贈っていただきました。

とても素晴らしい学習テキストになっていますので少し紹介させてください。

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全部で124ページのきれいな本です。
これをもとに故郷の良いところを小さい時から学習し、ふるさとに理解を深めてもらいたいということのようです。

小学1・2年生は地元の民話を読んで考えてもらい、色々なその他のお話などを聞いたり、探したりして他の人にも伝えたりすることを学習するようです。

ここに載せられた民話は20の題材のうちの4篇が紹介されている。
ここに使われた写真を私が提供したので、こうして御礼として完成したテキストが贈られてきたというところだ。

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この「ふるさと学習」は2年間をかけてたくさんの関係者や学校の先生が担当を任されて編集したものだ。

地域のいろいろな題材を集め、それを吟味したり掘り下げたりするために旧石岡地区には「府中塾」、旧八郷地区には「山根塾」という2つの組織が結成され、それぞれの地区の塾生がこの題材の選別などをされたようだ。
いろいろ大変だったと思うがよくまとまっており素晴らしいものとなった。

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その内容は、

小1:石岡の民話を読んで、絵に表す。
小2:1年生に石岡の民話を読み伝え、いろいろな民話を読む。
小3:石岡の自然や観光名所、古いものを「ふるさと自まんカード」にして発表会をする。
小4:石岡の行事や催しを「ふるさと自まんパンフレット」にして、発表会をする。
小5:石岡のよさを表す「ふるさと自まんカルタ」を作り、みんなに広げる。
小6:石岡の「歴史クイズ」を作り、みんなに伝える。
中1:石岡市の特色について学び、その課題について考える。
中2:石岡市の特色や課題をもとに、将来のまちの姿をまとめる。
中3:ふるさと石岡市の一員として、将来のまちの姿を提案する。

大変きれいな本で手にとって見ているだけで楽しくなる。
編集の先生方本当にご苦労様でした。


ただ、少しだけ私なりの意見が言えるとすれば物足りない点もある。
私には故郷と呼べるところが無い。

何箇所か引っ越しを繰り返しており、小学校の友達や中学、高校の友人ともふるさとが同じという感覚で会うことは全くない。
そうすると、私のような人間はこの「ふるさと学習」をどのように理解したらよいのだろうか。

私が石岡に来て10年。何番目の故郷かはわからないが、それでも愛着がわきこうして地元の記事もたくさん書いたり紹介したりしている。
こういう人間にとってはふるさとは自慢するところとは思っていない。

多分こうした気持ちの違いがこの教材にほんの少しだけ違和感を覚えるのではないかと思う。

私ならきっと中学校では、別な地域の学校と交流させてそれぞれの良いところを発表しあうと同時に、逆に別な地域の良い所を見つける発見をさせたいと思うだろう。
そういう学習が日本全国の色々な事を学ぶのに役立ち、井の中の蛙ではなく真に日本から世界を知る考え方の基本となってくれると思うからに他ならない。

まだ始まったばかりこれからが楽しみである。

少なくとも「にじがはら」のことを「虹がきれいな原」と言う子供はいなくなるように思う。
(にじがはら=尼寺ヶ原)

このテキストにはまちかど情報センターの白井さん、八豊祭の茨木さん、茅葺屋根保存会の木崎さん、朝日里山学校の柴山さんなどたくさんの頑張っている人の名前も登場しますよ。

私の名前はありませんが、歴史学習の参考資料に「1300年の歴史の里<石岡ロマン紀行>」が載っていました。
紹介ありがとうございます。

このホームページ内容や民話の話もまだ中途半端だったので見直して訂正しないといけませんね。

私の民話紹介ページは → こちら1こちら2




協働のまちづくり | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/04/15 18:40
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